BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

彼女、お借りします 第215話 『楽園と彼女㉘』 感想: は?こんなことで闇落ちできる麻美に心底、ガッカリだよ。

2021-12-01 10:12:56 | かのかり
てか、こんな程度のことで一人の女子がここまでこじらせることができると思っている作者の頭にガッカリだよ。

なんだよ、この設定。

いまどき、親が結婚相手を決める家。

父親どうしが互いの息子と娘をくっつける約束をする、って何さ?

ていうか、中高一貫のお嬢様校の女子、なめ過ぎでしょ、これ。

なんだよ、あの「私の中の子どもが・・・」みたいな想像妊娠みたいなネタ。

ここにきて麻美がこじらせた理由として、こんなにしょぼい、どうでもいいネタを振り込んでくるかな?

これは呆れるを超えるレベルなんだけど。

だったら、そんなお嬢様の麻美が、なんで練馬大学経営学部なんてところに来てるのよ?

いや、それまで含めて親への反抗!ってことなのだろうけど。

にもかかわらず、麻美は自宅通学なわけでしょ。

それを「籠の中の鳥」とか自分では思っているのだろうけど。

それが21歳にもなっていまだに反抗期を続けているアホみたいな話であると。

あ、そうか、これは麻美、「俺ガイル」の雪ノ下姉のポジションなんだな。

親が何もかも人生のレールを決めていく中での、ささやかな抵抗の連続。

その結果、心根が心底、ひねくれていく、という。


うーん、まぁ、不満は多いが、しかし、麻美がクソこじれた理由はわかった。

でもさー、これ、千鶴を連れて和ばあさんのところに行ったら、どう考えたって、これ、返り討ちでしょ?

てか、和ばあさんが相手じゃ、そもそも勝負にならないよね。

得意満面で千鶴の救済とかばかりに和ばあさんのもとへ駆け込んだら、逆に論破されまくる展開?かな?

まぁ、とりあえず、千鶴をレンタルして彼女の発言をとりあえずは封じるという姑息な手を使っているから、まずは、麻美と和ばあさんのやりとりから始まることになるのだろうけど。

しかしなぁ。

和也の自己評価の低さも大概だとは思っていたけど、麻美のこじらせぶりも、その理由が下らなすぎさ。

いやいや、おまえら、どんだけ、自分のセカイのなかだけに閉じこもっているのよ?

これはもうラブコメじゃないよなぁ。

ただのメンヘラ養生マンガでしかないよなー。

あー、マジで、麻美のこじらせ理由、くだらな!

ってか、麻美自身もきっと、そんな自暴自棄な自分に気づいているんだろうけどねー。

でもそれで人に迷惑かけちゃ、ただの害悪でしかないから、やっぱ、こいつ、駄目だわ。

とっとと、和ばあさんに天誅を食らわされてほしいぞ。

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