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BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第271話 『これから』 感想3:続編「呪術廻戦2」で解決すべき宿題(=謎・伏線など)と、そこから想定できるプロットを考えてみたw

2024-09-30 00:36:52 | 呪術廻戦
感想1感想2感想4感想5感想6感動7感想8もあります)

感想2で書いたように、続編が概ね5年後の世界で起こるとして、日車が仕切る総監部の下で、乙骨がエース、虎杖たちが現場出動組、で呪霊を祓う形になってる、という設定。

で、その過程で、明らかにすべき積み残し物件ってざっくり並べてもこれくらいはすぐ思いつくw

*****

虎杖の領域展開の名称・全貌

羂索の「死滅回游」計画の全容 特に虎杖を宿儺の器として用意した意味

死滅回游による「1億人呪霊化」計画の顛末、あるいは余波

伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭」の完成、その全貌

高羽の術式「超人」の全貌 (なぜ天使は本人に対しては秘匿を貫いたのか?)

宿儺はなぜ「堕天」と呼ばれたのか?

宿儺の過去 宿儺が呪物化した経緯・理由

天元と宿儺、羂索の関係 (できれば天使も)

羂索の「体を渡る術式」の秘密

*****

だいたい、

計画半ばで頓挫した「死滅回游」にかかわるものと、

宿儺・天元・羂索を中心にした「平安呪術界」にかかわるものに

二分できる感じ。

まぁ、後者については、華と共存する天使が思い出語りをすればいいだけだけどw

むしろ、気になるのは「死滅回遊」が中途で頓挫したことの余波かな。

今回の迷惑呪詛師にように、半端な覚醒型の新呪術師が野良でそこかしこに潜伏して悪さをしそうだし(東京第1結界がそんな感じだった)、

逆に、真希が友人にしたような、剣士(大道鋼)やカッパ(三代六十四)のように、受肉体あるいは呪霊でも、人に害を与えない、つまりは、高専呪術師を協力関係を築けるタイプのやつらも存在しうる。

なので、そいつらと連携することで、呪いの世界の理解を深めていく、という展開もありえる。

その場合は、人間と呪いが共存する世界、ってことになるけど。

五条が後輩たちに望んだ「新しい世界」って、それくらい進歩的じゃないと新しいとは言えないよね。

「新しい世界」といえば、パンダの存在。

パンダのような「呪骸」の形で、人間と呪いのハイブリッドを積極的に用意していく、という形もあり得る。

その意味では、華と共存している天使が、いくつか有益な情報を提供してくれるのかもしれない。

逆に、過去にもそのような「人と呪い」の共存を図る試みもあったのだが、結果は散々だった、というエピソードを示して、茨の道しか待っていない、とたしなめるのかもしれない。

でもまぁ、とにかく、五条の望んだ「新しい世界」を具体的に示しながら、積み残した謎や伏線を少しずつ開示していく方向はあるんじゃないかな。

あ、そうそう、協力関係という点では、せっかく米軍も登場したのだから、東堂がDARPAと協力して、ブギウギを普通に使える左手の義手とか開発されたら、なんかすごいと思うのだけどw

その場合、そのDARPAの博士は、総監部預かりで高専に常駐している、とかでもいいかなw

とにかく呪霊や呪術師のヤバさは、死滅回游の一件で諸外国にも知れ渡ってしまったのだから、そうした諸国の政府が納得できるような取り決めはいくつか必要になると思うのだよね。

で、そこを、日車や歌姫あたりが仕切っている、というのでどうだろう?


ということで、なんか、続編、いろいろやれるんじゃない?

それもこれも、謎や伏線を放りだしたまま、終了しちゃったからなのだけどさw

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呪術廻戦 第271話 『これから』 感想2:この結末は、続編もあり得る、という含みだから、素直に「呪術廻戦2」を想像してみた。

2024-09-30 00:36:33 | 呪術廻戦
感想1感想3感想4感想5感想6感動7感想8もあります)

あまりのことに、前の感想には、ほとんど茫然自失となったことしか伝えられなかったのだけど、この最終回、肯定的に捉えれば、これは「(長期の)一回休み」で、形はどうあれ、続編がある、ということでいいのかな?

というのも、

宿儺  生存(指1本封印)
天元  生存(宿儺の残穢=指の中)
羂索  生存?(高羽の相方?)

という具合に、平安組の首領格が3人とも一応、残ってしまったし、最後までの描写でいけば、

五条  生死不明(一応 *最終回の五条は虎杖の回想でしかない) 

だし。

つまり、主要な強者が少なくとも「準・呪い」のような状態で、この世にまだへばりついている。

なんだったら、「逆ターミネーター」よろしく、五条が宿儺の指を飲み込んで呪骸化してラスボス化してもいいだろうし、

ほとんと宿儺のコピーとして生き残った虎杖が、ふたたび宿儺の指を飲み込んで、平安事情に詳しい「バディ宿儺」にしてもよい。

一応、最後の指は、虎杖が、もう宿儺は大丈夫だと判断して、虎杖が最初に飲み込んだ指があった、もともと通っていた東北の高校の百葉箱に戻したようだけど。

逆に言えば、必要になったら、またあそこに指を取りに行けばいい。

どうせ宿儺の指ももう1本しかないのだから、今の虎杖なら余裕でしょ。

その場合、気分としては、五条と宿儺で、善悪の立ち位置が入れ替わるって展開で、続編ものとしては、むしろよくある展開w

そうやって、とりあえず新しいドラマを立ち上げて、その過程で、結局、積み残してしまった多くの謎とか伏線とかをひとつずつ、オムニバスで明らかにしていけばいい。

それなら、VS宿儺戦以後の展開にご立腹だったファンも、一応納得するんじゃないかな。

五条なんてもうヴィランのほうでいいじゃん。超強いんだからw

呪術界のほうは、残った乙骨たちで立て直すのだろうし。

日車なんて、五条よりも年齢が上だし(たしか30代半ば)、それなら、いきなり乙骨しか残ってない特級呪術師に即座になるだけでなく、なんだったら総監部のトップになってもいい。

年齢的にも虎杖たちとつるむのは苦しいだろうしw

多分、残った呪術師の中で、日車が一番IQも高いだろうし、羂索が諸外国に呪術エネルギーのことを触れ回ったから、外国政府との交渉も必要になるだろうし。

うん、日車が総監部トップで確定だなw

そういう意味では、宿儺戦から5年後くらいの設定で、続編をスタートさせればいいんじゃない?

今度は虎杖が呪術高専の教師になっている、ってノリで。

だって、最終話の話で行くと、五条が一番当てにしていたのが、結局のところ、虎杖だったみたいだし。


ということで、気長に、続編が始まることに期待して、この最終回の無念を噛み締めようw

今どきなら、別に作者が自分で書かなくても、原作・原案のクレジットだけで付けて、あとは別の漫画家や絵師に書かせてもいいと思うよ。

きっと似た画力の作家って、いるだろうしw

とりあえず、まずはそんなところかな。

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呪術廻戦 第271話 『これから』 感想:ただただ普通に迷惑呪詛師事件を虎杖・伏黒・釘崎で解決しただけ・・・ えーと、これで本当に最終回なの?

2024-09-30 00:35:56 | 呪術廻戦
感想2感想3感想4感想5感想6感動7感想8もあります)

前回、突如として浮上した迷惑呪詛師への対処だったのだが。

ホントに簡単に終わったw

ほとんど、犬探しみたいな顛末w

これが、五条が望んだ、彼がいない呪術の世界の再起動というのはわかるけどさ。

で・・・

え? これでホントに最終回なの?

宿儺戦を終えて、死滅回游もなんとなく終結して。

あとは落穂ひろいのような後始末が東京であるだけ。

それを虎杖・伏黒・釘崎の3人がコツコツと解決していくだけ。

いや、乙骨たちも掃討作戦はするのだろうけど・・・

うーん。

ちょっとどう言っていいかわからない・・・さすがに茫然自失。

まぁ、宿儺や羂索の危機が取り除けたら、呪術師ってこの程度の作業でいいのかもしれないけれど。

結局、五条の復活はないし、最後には宿儺の指一本が封印されているだけ。

いや、途中、真人を前にした宿儺の反省はあったけどさ。

裏梅を連れて地獄?に行く道すがら・・・

とまれ、4人のうち1人死ぬ、というのは五条で確定だったということ。

ある意味、始まりに戻っただけのこと。

まぁ、「呪術廻戦」の「廻戦」からすれば、振り出しに戻って当然!ってことかもしれないけれど。

あの宿儺の指1本の中に、天元も宿っているってことでいいのかな?

一本の太い指を、女性のような小さな手の細い手が握っている、というのそういうことだよね?


途中、五条が虎杖に話していた「期待してるよ、悠仁」ってセリフから考えると、五条は五条で、もう宿儺と戦う前から覚悟を決めていたというか。

むしろ、例の「南へ」の回のときに話していた内容そのもので、五条としては、夏油を始末した時点で、すでに、心は死んでいた、ということだね。

達観していたというか。

どちらかというと、死に場所をずっと探していた、って感じかなぁ。

でもそれも後付の理屈にしか見えないのだけど。。。

とにかく、この五条との対話が、虎杖が伏黒と釘崎に言っていた、手紙ではなく、俺は直接話したから、と言っていたことの中身なんだろうな。

そして、五条の望んだ通り、自分とは違う形、違う強さ基準の、次の世代の呪術師たちが活躍する場が生まれたのだから、五条的には、ある意味、本望、ってことだろうけど。


ともあれ。

まぁとにかく、ちょっと頭を整理して・・・

また書きます。

いや、でもマジでこれで終わりなの?

これだと、やっぱり、ノリで風呂敷を広げていったら、作者としても収集がつかなくなって、とにかく宿儺戦だけはちゃんとやろう、ってことにしたようにしか思えないかな。

それなら、宿儺戦を延々と続けて、高専側の術師を全員動員して戦ったのも納得がいくけど。

きれいに締めようとしたのはわかるけどさ。

丸くなった宿儺を詰っている真人が、まぁ、不満を述べてる読者の代表、という作者の揶揄だろうしw

にしてもなぁ。。。

マジ?


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呪術廻戦 第271話 展開予想3:結局、伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭」は、完成せずに終わるのか?

2024-09-25 23:27:23 | 呪術廻戦
展開予想1展開予想2、もあります)

『呪術廻戦』の大一番であった、VS宿儺戦では、伏黒は、宿儺に身体を奪われていたため、虎杖同様、主人公の一人だったにも関わらず、一切活躍する場がなかった。

それに伴って、結局、彼の領域展開である「嵌合暗翳庭」も完成を見ることがなかった。

思うに、領域展開のポイントは、相手の術者に対して、領域内に付与した術式が「必中」になる点が、最大の実用的なメリットである。

裏返すと、そのような領域展開を使わないと倒せそうにない強敵が現れない限り、領域展開の技能を磨く機会はないと見てよいだろう。

五条悟にしても「無量空処」を進化させる機会となったのは、伏黒甚爾や両面宿儺との死闘だった。

裏返すと、圧倒的脅威となる敵の呪術師や呪霊が現れない限り、領域展開の技がみがかれることはないといってよいのだろう。

その意味では、宿儺もそれなりに驚いていたように、VS宿儺戦に備えたため、高専関係の呪術師は2ヶ月ほどの間に、みな急速に実力を上げることができた。

虎杖など、簡易領域を会得し、反転術式を覚え、領域展開まで習得していた。

大きな戦争があると軍事技術の転用を見据えて科学技術が大いに発展する、というのと大差ない。

ひとつには、個々の呪術師の本気度が違うこと。

いまひとつは、共通の敵である宿儺を倒すために、互いに協力しあって、必要とあらば普段は秘匿情報扱いされていた術式の説明などを互いにしていた。

こうしたVS宿儺戦の経験は、今後の呪術界に活かされるのだろうか?

かわいそうなのは、伏黒が全くこの流れを経験することができなかったことだ。

もしも伏黒が宿儺戦に呪術師として参戦することになっていたのなら、領域展開「嵌合暗翳庭」を完成させ、場合によったら、マコーラwも調伏していたのかもしれない。

もちろん、もしかしたら、宿儺に身体を奪われていたときの経験が身体には残っていて、それが実は伏黒のスーパーパワーアップにつながっているのかもしれないけれど。

なにしろ、虎杖も、宿儺の術式が身体に刻まれて使えるようになっていたわけだし。

そうなると、最終話で、いきなり「嵌合暗翳庭」を使って、強敵であろう迷惑呪術師を祓うこともあるのかもしれない。

ていうか、「嵌合暗翳庭」の完成形、見てみたかったなぁ。

是非、最終話で見せてほしい。

そうそう、ついでに、虎杖の領域展開についても、最終話での情報開示を求むw

だって、その説明がないと、どうして虎杖が宿儺に勝てたのか、本当のところ、わからないので。

まだまだ説明してほしいことはたくさんあるけど、とにかく、伏黒と虎杖の領域展開については、最後にはっきりさせてほしい。

だってどう考えても、日車はもちろん、伏黒も虎杖も、特級呪術師の候補でしょ?

ていうか、日車はすぐにも特級になりそうだけど。

そういう、これからの呪術界の片鱗くらいは見せてほしいところ、最終話では。

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呪術廻戦 第271話 展開予想2:宿儺や天元、羂索が始めた平安からの「死滅回游」計画には真っ当な決着が付くのか? 計画発案の理由について何らかの説明はなされるのか?

2024-09-24 20:56:27 | 呪術廻戦
展開予想1展開予想3もあります)

前に「第270話 展開予想1」でも書いたのが、結局のところ、宿儺、天元、羂索の3人の因縁はどんなものだったのか?

そのことに関する説明は多少はなされて終わるのか?

なんとなく、宿儺を虎杖が倒してすべて終わったような感じになっているけど、あれだけ、VS宿儺戦の最中に、自問自答を繰り返していた「熟考中の宿儺くんw」が、そのような人物になった背景については、ほとんど説明されずじまい。

女性だった天元は、どうして不死の術式を得て、浄界まで設けて、日本の呪術を守ろうとしたのか?

宿儺はどうして、指20本の呪物になってまで、時を渡ろうとしたのか?

羂索はどうして、体を乗り換えながら、天元とは別の形で永遠を生きようとしたのか?

羂索は、カシモのように、過去千年の間に有能な呪術師をスカウトして呪物化させて今日まで死滅回游を実現させたわけだが、となると、死滅回游の計画そのものは、平安時代に立案したことになる。

平安時代ではなくとも、中世のあたりには呪物になる呪術師、あるいは武闘家をスカウトしていたはずで、その孤独な作業を進めていくうえできっかけになったことは何なのか。

同じく平安時代から時を渡ってきた天使あたりもこうした事情はわかっているのかもしれないが、それでも、何が起こったのか。

天使が呪物化した理由は、「堕天たる宿儺」の討伐にあったのはわかっているけど、ということは、天使が呪物化することを選択した時点で、すでに宿儺は呪物化されていたはずだから、その顛末もわかった上で、天使は呪物化を選択したのだろうから、ぜひともその事情を聞いてみたい。

なぜなら、天使が彼・彼女の悲願である「宿儺の排除」を実現するためには、宿儺が復活する未来と同じ時期に自分も復活すると確信できない限り、呪物化の道など歩まないと思うから。

そうなると、やっぱり平安時代には、死滅回游の基礎プランはあったことになる。

そもそも、羂索はどうやって呪物化の術式を取得したのか?

そうした謎は、まぁ、基本的に、何も説明されないまま、最終回を終えるのだろうけど、とはいえ、少しは解説してほしい。

いや、やっぱり一番簡単なのは、平安時代に何があったのプリクエル、つまり、前日譚を、しばらく休憩した後で、始めてくれればいいんだけどねw

マジで頼むよ。

だって、絶対面白いはずだからw

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呪術廻戦 第271話 展開予想:迷惑呪詛師の正体は? ラスボス? それとも?

2024-09-24 12:26:21 | 呪術廻戦
展開予想2展開予想3もあります)

270話の感想2感想3でも書いたように、とにかく最終話で虎杖たちに討伐されるはずの「迷惑呪詛師」の正体が誰か、が山場になるはず。

・・・と思いたいけど、この作者、そうしたクリフハンガーをよくも悪くも脱臼させることがほとんどなので、なんとも言えないのがね。

本命・五条悟
次点・羂索
大穴・宿儺

あたりかなぁ、と。

五条は、270話感想3にも書いたように、とにかく宿儺戦が終了して以後、誰も彼のことに言及していないのが気になるため。

そのため、270話の中身が基本的に呪いになった五条が見せている夢、とも思ったわけだが。

一方、五条のことが言及されていないのは、伏黒が目覚めるまでの間に、実は五条の生存は確認されていて、ひとしきり皆で五条の生還を祝っていたから、という穿った見方もできなくはない。

五条が実は総監部のトップを引き継いで、東京が壊滅したために首都機能の移転先となった大阪に出向いて政府首脳と会談中、なんていう意見もネットにはあるみたいw

そういう可能性もなくはないのが、この作品のいやらしいところなんだけど。

その場合、迷惑呪詛師は、意外とただの呪詛師で、虎杖たちはそいつをあっさり祓って、あとは帰り道、グダグダ話しながら帰ってきて、日常が帰ってきたと読者に思わせて終わりw

さすがにそんな、裏の裏をかいたような終幕ではないことを祈るがw


素直に、呪い化した五条が出てきて祓われればいい気もするけど。

あるいは、宿儺の残穢に飲み込まれた天元に代わる「大結界師」の候補に五条が抜擢されるような結末でもいいのだけど。

それもさすがにないかなぁ。


次点の羂索は、270話感想2で書いたように、高羽にでも乗り移って生き残っていることが前提だけど、それも相当アクロバティックだよね。

なぜなら羂索の「体を渡る術式」の種明かしが必要になるから。

ただ「迷惑」を行う愉快犯としては、五条とともに、羂索も候補足り得ると思う。


で、最後の大穴の宿儺については、あれだけ虎杖の前で消え去る際に「俺は呪いだぞ」とイキっていたのだから、簡単に宿儺が消えるようにも見えない。

だって、それじゃ、宿儺がどうして呪物になってまで時を渡ろうとしたのか、裏梅と何をしようと考えていたのか、なにも明かされないまま終わってしまうから。

そういう意味では、最後に宿儺が虎杖たちを前に、一人語りをしてもいいかな、と思っている。


とまれ、まずはこんなところ。

また思いついたら書こうと思うけど、しかし、最終話直前で、こんなに最終話の展開が想像しにくい作品も珍しい。

『鬼滅』の最終話のように、子孫の話をして終わり、というサプライズは、ここまでの『呪術』の展開があまりにも、王道から外れたその場しのぎの連続だったのが仇になっている気もする。

とまれ、まずはこれくらいで。


展開予想2へ)
展開予想3へ)

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呪術廻戦 第270話 『夢の終わり』 感想4:270話が269話で不在だった人たちで占められている不思議さについて

2024-09-23 00:53:16 | 呪術廻戦
感想1感想2感想3もあります)

感想2感想3で触れたように、今回の話は、タイトルから来るように「誰かの夢の終わり」であると考えたくなるところがある。

そのため、感想2では羂索、感想3では五条、の可能性を考えてみたのだけど、そのどちらかという前に、状況として気になることに気づいた。

それは、270話で現れた人たちが、269話の大反省会で、基本的に現れなかった人たちであること。

家入
楽巌寺、歌姫、新田新、
三代六十四、大道鋼
シャルル・ベルナール
高羽、(羂索?)
日車
来栖

日車以外は269話には登場していない。

裏返すと、269話の大反省会の時、何してたんだろう、と思った人たち。

逆に、ちょっと日車だけ、どうして被ってるだろう?って気にもなってきたのだけど、それは今は置いておこう。

あと、伏黒がちょこちょこでてきてるのも置いておく。

わざわざ269話に不在の人たちの後日談をしたのは、ぱっと見では、まさに269話にいなかったので公平の原則から取り上げました、ということになるのだろうけど、そんな今更、甘井とかシャルルとか取り上げる?と思うほうが普通だよね。

それでもあえてそうしたのは、これがやっぱり各人にとって懺悔となる夢だから。

安心を与えてくれる夢だから。

そう考えると、270話の大半が不穏なものに見えてくる。

迷惑呪詛師が只者ではないことだけは確か。

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呪術廻戦 第270話 『夢の終わり』 感想3:迷惑呪詛師の正体が五条悟であったりする件

2024-09-23 00:51:03 | 呪術廻戦
感想1感想2感想4もあります)

タイトルからわかるように、この回の出来事の大半が「夢」であり、夢オチが待っている可能性はやはり高いと思う。

なぜなら、あまりに今回の描写が唐突であり、これまでの展開との文脈の断絶が激しいから。

で、その夢を見せている張本人については、高羽に乗り移った羂索ではないか、というのが感想2で指摘したこと。

そのあと、もうすこしあれこれ想像していたら、あれ、もしかしてもうひとり、候補がいる? と気づいて浮上してきたのが・・・

五条悟。

いや、多分、正確には、半分くらい呪霊化した五条悟なんではないかと思っていて。

というのも、やっぱり前回と今回でどうにもおかしいと感じるのは、誰も五条悟のことを話していないこと。

そもそも悲しんですらいない。

むしろ、五条悟のことを忘れているようにすら見える。

そのことを印象付けたのが、伏黒とつみきの墓参りに行った家入が、タバコを吸っていることに違和感を覚えているように見えたところ。

もともとヘビースモーカーだったのが、むしろ、吸っていることの方になんか違う、という顔をしていた。

で、この家入の反応って、実は五条が望んでいることなんじゃないのかな?と。

おまえ、あんまりタバコばかり吸っちゃだめだぞ、と。

だから、もしかすると、夢を見せているといっても、かなり薄い夢で、実際には白昼夢的な心理誘導に近いものかもしれないのだけれど。

たとえば、天元が作った浄界の結界にそって薄く領域を展開させて、その中の人物たちを本人たちに築かれることなくそれとなく誘導する。

いや、だって細かい呪力の操作って、五条先生、得意だったでしょ?

どうやら術をかけられたものは認識阻害に陥るようだし。

そういう意味では、薄く広く日本中に五条悟の領域が恒常的に展開されている状態といってもいいのかも。


ともあれ、五条の魂が、呪霊として残ってしまって、それこそ無念を晴らそうとしているのかもしれない。

ただ、それをずっと続けるわけにもいかず、誰かに祓ってほしいと願っている。

そのための、撒き餌が、あの最後にあったレスリング男を襲ったヘンな呪い。

そうすることで、虎杖と伏黒、釘崎の3人を引き寄せる。

そして、その3人に、呪霊となった自分を祓うように、五条が求める。

かねてから、作者は、最後には、虎杖・伏黒・釘崎・五条のうち「1人死ぬか1人以外全員死ぬかのどっちか」と発言してきたというけれど、

最後に虎杖たちが対峙する呪霊が五条なら、この発言にそのまま当てはまる。

つまり、五条が3人に祓われるか、五条が3人に勝ってしまうか。

呪霊化した五条からすれば、生徒の成長を確認することが、やり残したことだった、というのは大いにありそうで。

まぁ、要するに、俺を倒せば免許皆伝だ、という師匠のセリフ。

でも、これなら、色々ここまであったけど、一応、格好の付く終わり方になるのかな、と。

ということで、呪術愉快犯たる迷惑呪詛師の正体は五条悟で、彼との間で虎杖・伏黒・釘崎3人の最後の戦いが始まる、という感じかな。

なんだったら、この際、五条悟が宿儺のようなラスボスになった続編漫画が始まる、でもいいんだけど。

ただ、やっぱり最後はきれいに終わりたいよねw

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呪術廻戦 第270話 『夢の終わり』 感想2:タイトルからすると「夢オチ」の可能性は捨て置けない。多分、迷惑呪詛師が見せる夢なのだろうが、その呪詛師の正体は高羽に乗り移った羂索ではないか?

2024-09-23 00:49:02 | 呪術廻戦
感想1感想3感想4もあります)

前の感想、というか読後報告では、とにかくどう受け止めてよいか、わからなかったのだけど、あれ、そもそもタイトルが「夢の終わり」じゃん、それじゃ、やっぱり、夢オチ、ありえそうじゃん、って気がしてきた。

なんていうか、五条が死んだときの「南へ」に近いノリ。

だって、全体的に、どうでもいいキャラ含めて、後日談が、いい話だったり、自分の心の重荷を下ろすようなものばかりで、幸福とか安堵とか、そういったものばかりだから。

だいたい何の説明もなしに高羽が普通に漫才師に戻っているのがそもそもおかしい。

彼の生死はどうなったのか?とか、仮に生存したとして普通の漫才師に戻れるのか?というのがある。

だって、整合性を考えたら、日車が呪術師として迎えられるのなら、高羽も同様に迎えられてもおかしくないでしょ。

というか、VS宿儺戦に参戦した呪術師は、全員、今後の呪術界の宝として扱われないとおかしいでしょ。

前回の冥冥が言ってたように、「簡易領域」の専有で命を落とした呪術師も少なくなかったわけだから。

なので、そう考えると、やっぱりこれは、夢オチなんだろうね。

とりあえず、高羽の術式の可能性が高そうなのは置いておくとして。

そうやって考えると、とりあえず怪しいのは、最後の「迷惑呪詛師」の話。

冷静に考えると、迷惑呪詛師の話の直前まで、具体的には華が伏黒の「責任は取る」発言で悶絶wしたところまでが、きっと、その迷惑呪詛師による「夢」の記憶なんだろうな。

つまり、次回、最終話で、虎杖、伏黒、釘崎が対峙する迷惑呪詛師が、想定外の大物になる可能性がある、ということで。

あーでもそうか、高羽の相方が羂索っぽい姿をしていたということは、最後に残った迷惑呪詛師は羂索の可能性が高い、ってことだよね。

一つ相変わらずわからないのが、羂索の「体を渡る術式」のからくりで。

あれ、例えば、事前に次に渡る先の術者にマーキングしたりできないのかな?

いや、その場合、羂索の術式は、羂索の魂をマーキングした呪術者の脳に転写するものであることが前提だけど。

それならば、あの「眠っている高羽」に、交戦中に羂索がマーキングして、高羽の死後、高羽に乗り移った羂索が、高羽の術式「超人(コメディアン)」を発動して、迷惑呪詛師を演じているというのはどうだろう。

要は、そうすることで、伏黒を呼び出して、彼に死滅回游は終了したと発言させて、土壇場で、1億人呪霊を発動させる流れ。

天元も一応、生存していることもわかっているし。

うん、そうだな、とりあえず、迷惑呪詛師は、高羽に乗り移った羂索で、目的は、伏黒をおびき寄せての1億人呪霊の顕現。

とりあえず、それでどうだろう。

で、羂索の術式が魂の移動であるなら、乙骨五条の登場で、副産物的に復活した五条が登場して、羂索を倒して、夏油の無念を晴らして、

「呪術廻戦・完!」

でどうだろうw

そういう意味では、「夢の終わり」の「夢」は、個々人が術式で見せられた夢でもあるけど、それ以上に多分、「五条と夏油が見た夢」だったのだろうね。

その夢の決着が最後に付けられる。

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呪術廻戦 第270話 『夢の終わり』 感想:ひたすらVS宿儺戦の残務処理&落穂ひろい、しかもオムニバスの後日談シリーズw 最終話直前の話がこれでホントにいいの???

2024-09-23 00:47:25 | 呪術廻戦
感想2感想3感想4もあります)

前回の、VS宿儺戦後の反省会から、死滅回游の決着をするのが今回と思っていたら、完全に肩透かしをくらった。

ひたすら残務処理と落穂ひろい的エピソードに後日談w

正直、どう対処したらいいか困惑しているのでとりあえず、順番に起こったことを並べると。

●伏黒姉の津美紀の墓。
家入が死体を綺麗にしたうえで荼毘に付したとのこと。

●天元のその後
やはり天元は、宿儺の残骸の中に残置していたということで、それを使って当面の間は結界を維持していく模様。

●死滅回游はなんとなく事実上終了
残った受肉タイプのプレイヤーは、栗栖と虎杖で、呪いを剥がして回ることに。

●桜島結界の剣士・三代六十四とカッパ・大道鋼
真希が、九州で世話になった剣士とカッパには、呪いが集まる不可侵領域と認定された東京に身を隠すことを示唆して、ではさよなら。

●漫画家シャルル・ベルナール
指を折った編集者とともに漫画家デビューを目指す。

●ネタ合わせする高羽w
高羽は普通に生きていて、新しい相方(羂索?)とネタの相談w

●甘井の謝罪

●日車は案の定、術師にコンバート
どうやら日車は、遠からず特急呪術師にでもなるのだろうw

●天使と華の共生は続くw
天使は変わらず華に憑いていて、で、華は、宿儺に体を乗っ取られていたとはいえ、「責任は取る」というクソ真面目な伏黒の一言に、超ハッピーな華w


・・・とここまで、マジで後日談w

でその後に唐突に、最後のミッション?とばかりに呪霊が関わるトラブルが発生。

そのトラブル元の迷惑呪詛師の対応に、虎杖、伏黒、釘崎の三人が向かうことになって終わり。


うーん。

なんともいえない。

ただの後日談、しかも、正直、あってもなくてもどうでもいいものばかり。

ていうか、単行本の最終巻の最後におまけで付けたほうが良かったんじゃない?というものばかり。

なので、逆に、うがった見方で、このランダムな並びに意味がある・・・とか、

最終話に向けた、嵐の前の静けさだ!とか言うこともできなくもないが。

問題は、その「隠されたなにか」が一読では思いつかないw

いや何回読んでも思いつきそうにないのだがw

ということで、とりあえずいまはこんな感じで、思いついたら書き足すつもり。

しかしなぁ、最終2話がこれでホントにいいの?

いや、ホントにいいの?って思うってことは、いわゆる「夢オチ」の可能性がなくはないのだけど。

なにしろ、高羽の術式や、虎杖の領域があるのでw

でもなぁ、それはやっぱりうがった見方すぎなんだろうけどw

あとさ、五条悟の追悼はほんとにしないの?

それと、宿儺は残骸だけなの? 虎杖の中にはいないの?

このまま、いろいろと投げっぱのままで終わった駄作になりかねないところもあるので、そこは、最終回でビシッと最終コマでなんとかするんだよね?


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