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BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜 第11話 『彼女の恋の物語』

2017-12-12 15:00:13 | UQH/ネギま!
なーんか、いろいろ駆け足だったねー。
そのせいで、打ち切りっぽい雰囲気だった。

実は、このあたりの、明日奈が再登場するあたりは、駆け足でしか読んでいないので、あまり原作との違いがよくわからないのだけど、それにしても、駆け足すぎるw

あと、明日奈、無双すぎw

で、今回、明日奈とヨルダが対峙しているところでなんか気がついたのだけど、これって、もしかして、火星vs金星、の争いの代理戦争?って感じがしてきた。

要するに、ネギま!の話では、火星にたどり着いて、そこに魔法世界があることに気がつくまでで終わってしまったけど、UQHはさらにその上位の話に突入している、ってことなのかな、と。

だって、そもそも、始まりの魔法使いにして造物主であるヨルダがいたからこそ、エヴァという吸血鬼も生み出されたわけで、だから、ヨルダってもともとネギま!世界の超人たちのさらなる上位存在だよね。

でも、そのチートのさらに上を行く無双を明日奈がやるってことは、明日奈の存在自体は、ヨルダと同一平面上にあるってことでしょ。

で、その魔法無効化能力が「火星の白」とわざわざ言い直して、その上で「金星の黒」と対に扱われるわけだから、

明日奈=火星=白=魔法無効化、

に対して、

ヨルダ=金星=黒=魔族=魔法、

ってことだよね、きっと。

そうすると、出来損ないの複製体であるカトラスが、ネギというか、ヨルダ側についているのも納得がいくよね。彼女の場合は、魔族変身しかできないわけだから。まさに「黒」しか身にまとえなかった。

そういえば、もともと、ネギ自身も、アリカの血統から、明日奈同様、火星の白の力も引き継いでいるはずだったから、となると、ネギ自身は、なかば天然の奇跡で、金星の黒たる闇の魔法を、火星の白で押さえ込んでいたのかな、と思えてきた。それで、エヴァとは違って、実年齢に沿った肉体的成長を遂げていたのかなぁ、と。

だって、あのナギ救出作戦の時のネギって、年齢詐称薬を使ってる感じではなかった気がするんだけど。

いずれにしても、火星と金星の争いがもともとあって、その流れに、むしろ地球の人たちが巻き込まれたってことなのかね。

いやー、メチャクチャ壮大な話だけど。。。

もっともらしい理屈をつければ、金星は地球よりも太陽に近いから、生存上、太陽光から身を守る必要があって、そのために闇を操る力を得なければならず、その反対に、地球よりも太陽から遠い火星の場合は、太陽を補うために白の力が必要だった、それが各々の個別の能力の発祥だったってことかな。

となると、金星と火星の間の地球は、闇と光、黒と白のバランスがもともと取れていた、ってことなのかね?

あるいは逆に、事の始まりは、太古の昔の地球人が今以上のオーバーテクノロジーを持っていて、それで金星と火星に植民に向かい、現地で各々、生存のために能力を身に着けたら、ク黒と白だった・・・とかね。

まぁ、どうでもいいし、どうでもいえることだけど。

ともあれ、もともと金星と火星の争いがあって、その争いの中で、ヨルダという異分子が誕生してしまった、ってことなのかなぁ、と。

そうであれば、ザジが、金星のお姫様として、地球のネギたちを監視していたってのも、理屈がつくように思うし、龍宮隊長が、魔族と人間のハーフだというのも、もともと魔族=金星人が、地球人の金星適用形態だったら、交配も可能だよね。

そうすると、ダーマ師匠も、ザジとかヨルダに相当するような存在なのかね。

まぁ、そうなると、ほとんど金星人=魔族が、神様ってことになるわけだけど。

しかし、こうした対立構図ってどこかで見たなぁ、と思ったら、『進撃の巨人』だった。
あれも、いつの間にか、巨人化という能力を巡る人間の争いに転じていたからなぁ。
しかも、もともとは同族だったようだし。

それと同じような展開だよね、UQHの金星と火星の対立は。

まぁ、単なる思いつきだけど。

にしても、明日奈がここまで無双になって、かつ、扇の要のような存在になるとは思わなかったなぁ。チートすぎでしょ。

もっともマジックキャンセルの力だからなぁ。。。

あ、そうか、だから、火星の白も身にまとった刀太は、デフォルトで魔法が使えないわけか。
そりゃそうだよね。

しかし、刀太をつくった能力、というのは、火星の魔法世界の魔法人をつくるのと同じ理屈なのかな。だんだん、そのあたりが気になってくる。

ともあれ、アニメの方は、今回が11話だから、もしかして次回で終わり?
あっても、あと2回だよね。
毎度のことながら、アニメ化に恵まれないシリーズだなぁ。
もはや完全にダイジェスト版。しかも劣化版。

そうそう、やっぱり三太がいないと物語が締まらないね。
三太がいると、刀太が同性からも信頼されるナイスガイになるけど、三太なしだとただのハーレム王にしかみえないw 残念だよなぁ。

なんか、それっぽくアレンジされて終わるのかな。

まぁいいや、今回は、なんとなく、金星と火星の間の確執に思いが至ったので。

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UQ HOLDER! 第143話 『人間以上の力をもって』 感想

2017-12-11 19:42:00 | UQH/ネギま!
うーん、話の流れ的には、つなぎ回。
前回の最後で唐突に出てきた、宇宙ステーションの爆発テロの阻止に、刀太たちUQHが乗り出すというもの。
当然、キリヱのセーブポイントを使って、テロの防止前まで時間遡行し、爆破テロを阻止することになるのだけど・・・

えーと、ここに来て、まさにUQHという、便利設定に対して、無理やり制約をつけようとする小理屈が続いて、ワロタw

というか、今回は、そういう設定の「ツメ」の説明で実は終わった、という感じがする。

まず、キリヱの能力による時間遡行だけど、セーブポイントが一日一回?なので、そこまで戻ってもテロ防止までに32分しかない、という、無茶ぶりの設定。
使い出悪いなぁーw

それから、これはこの手の時間遡行もの、しかも平行世界ものにありがちな疑問だけど、仮に事件をなんとか防げたとしても、刀太たちが戻ってしまった後の世界では、引き続き1万人の被害者が出たままの世界が続くのではないか?という疑問。

このもっともな疑問には、これもまたそこに都合よく居合せたダーマ師匠によって、いや、それ、同じ世界線の中での出来事で、キリヱの能力は「上書き系」だから、過去に戻って阻止すれば、この世界では、みんな大丈夫!というお墨付きが得られた。

もはやダーマがこの世界のマジもんの「神様」になってて・・・
いやー、便利だなーと。
だって、ダーマが大丈夫っていえば、まぁ、大丈夫なんでしょ、ってみんなが思ってるわけで。
しかも、ダーマ師匠、人界の出来事には干渉しない、って、まさに自ら神認定しているようなもので、オイオイ!って感じ。

そうした理屈がついた上で、最後に、リゼロ的過去遡行、すなわちやり直しの無限トライを阻止するべく、これもまた都合よくw、前回源五郎にだっけ?切り落とされたカトラスの左腕が、戻った過去におけるキリヱのセーブポイントをチャラにして、一回しか阻止のチャンスがない、という状況を作り出そうとしている。

いやー、こんな「条件の絞りこみ」に一話を使うくらいなら、もう不死者とか平行世界とかいう設定、やめちゃえよ、って心底思う。

だって、要するにそこまで条件を絞り込まないと、あー、刀太たちが、どうせ、もう一回トライすればいいんでしょ?と安易に思ってしまえるわけで。

今回だって、みんな、キリヱが「自殺」して過去に戻ること、もはや完全にスルーだもんね。

いや、だって、キリヱがやってることは、要は「死に戻り」だから、リゼロのスバルとやってることは同じでしょ。

つまり、キリヱだって痛いわけだし、苦しいわけでしょ。
それが完全スルーだからなぁ。
てか、だから、作劇上は、キリヱ自身が言い出す形にしているわけだけど、それ、UQHのみなさん、ズルくね?と感じるよね。

なんか、このあたりの、死ぬこととに何の感情ももたない、あるいはもたなくていい、という設定、やっぱり物語的には大失敗なんじゃないかと思う。

逆に、リゼロのスバルがウケたのは、そこで、彼が七転八倒するからでしょ。
死ぬことに必ず痛みが伴うからでしょ。
その部分を、ライトにごまかしてしまったUQHの設定は、やっぱ、失敗だよ。
何のカタルシスもないもの。

この点では、まだネギま!の時のネギのほうが、遥かにリスクを背負ってたよね。
闇の魔法を取得した結果、人外に堕ちるところでは、ちゃんと逡巡があったし、その逡巡をなんとか押さえ込むところで、ネギとエヴァの、人外通しでしか持ち得ない繋がりが生じたわけで。

このあたりは、化物語における、阿良々木くんと忍との関係に近いよね。
阿良々木くんとガハラさんとの恋人関係とは、別次元の深い繋がりが想像されるところ。

同じように、ネギま!においても、ネギくんとエヴァの師弟関係は、他の同級生たちとの恋愛関係とは別次元の、位相の異なる関係を築くことができたわけでしょ。

まぁ、その関係まで、UQHでは、エヴァに「ネギを愛していた」と言わせてしまうのだから、しらけさせるのも大概にせいや・・・、といいたくなっちゃうわけだけど。

ともかく、不死者と平行世界という便利設定が、物語上はむしろ足かせになってきているのだから、ここらで早々に、リセットしてしまったほうがいいんじゃないかな。

それこそ、女神ダーマによって、あー、もう、この世界でお前らみんな不死者の能力なくしたから!って、宣言しておしまいでもいいからさw

でないと、全てのエピソードがやり直しありの、その意味で消化試合のように見えてしまうからねー。


とまれ、そういうあれこれいじって「今回一回限りね」の制約を(作者が裏で)つけたところで、よくわからないけど、とりあえず、テロの阻止の要は刀太になるらしい。

何で理由はまだ説明されていないので、それは次回かな?

問題は、そのミサイル?の上に乗っている術者が誰かにかかっているように思えるけど。
ここでまた、ユエやのどかクラスの誰かが乗っているのかね?
そういえば、ネギま!の最後で、確か星間移動も可能になった・・・とか書いてあった気がするから、ミサイルに乗っているのは、楓かもしれないねぇw

そうやって、かつてのネギくんの生徒のうち、人外要素があった人がネギ側についていて、ちょくちょく登場するようになる、というのが、タイトルに「ネギま!2」とつけたことの真意だったりして。

あー、そう言ってたら、ホントに楓が乗ってる気がしてきた。
次回が楽しみw

で、ともあれ、宇宙エレベーターが32分の内に上り切るというのがミッションになって、そこで、瞬動を連発することになるわけだけど・・・

それはまぁ、それでいいとして。
三太、こっちだと活躍してるなー、アニメで出さないのはマジ改悪だー、と思ったのと、
あー、ゲンゴロ先輩は、刀太にとってのフェイト役になるのね、ってことかな。
身近なところで、到達すべき目標となるのがゲンゴロ先輩なんだろうねぇ。

となると、ネギとフェイトの関係みたいに、刀太と源五郎の間でも、なんらかのガチのしょうとつがあると燃えるかなぁ。

なにしろ、源五郎は直接、エヴァに心酔しているわけでなく、あくまでも彼が尊敬する甚兵衛がエヴァの下にいるから、という理由だけのUQHなので、もしかしたらこの先、袂を分かつこともあるのかも。

あ、そうか、甚兵衛が今回のミッションでマジで死んでしまえばいいんだ。
で、甚兵衛が命を落とす理由が刀太だった。
となると、簡単に源五郎はUQHを離れられるよね。
てか、刀太に敵対できるよね。

なるほどー、そういう展開が待っているのか。。。
そのための宇宙ミッションかぁ。

そう思うと確かに、今回の甚兵衛、妙に保護者っぽかったしね。
刀太へのアドバイスとか、三太のおんぶとか。
なるほど、甚兵衛はラカンポジかぁ。

となると、次回、甚兵衛は消えるね。
それで、リセットしようと思ったら、実はカトラスのせいでリセットが不可能なことがわかって、けれども、リセットのほかに甚兵衛を救出する手がある、ないしは生き返らせる方法があるとかなんとかいって、カトラスが源五郎をスカウトするとか。

あー、ありそうだぁw

まぁ、そういうポジションチェンジ的な展開がないと、わざわざカトラスをUQHの本部に潜入させて、源五郎たちとバトルさせた意味もないしねぇ。

そもそも、甚兵衛のイレカエ、実は相当チートな能力だしね。
あれは、たしかに早めに封じないと、刀太や九郎丸が努力する余地がなくなるからなぁ。

となると、もしかして次回は、結構、要となる回か?

よし、刮目して待つことにしようw

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UQ HOLDER! 第142話 『憎しみから生まれたもの』 感想

2017-11-09 20:14:57 | UQH/ネギま!
「刀太の自称・妹のカトラス vs 源五郎+甚兵衛の師弟?コンビ」の戦いの続き。

・・・なんだけど。

なんかUQHの戦闘って、リアリティに欠けて、イマイチかなぁ。
というか、不死者設定がマジで裏目に出てる。

源五郎は、とにかく残機制をフル活用。
復活が即座になされる分、ガンガン死んでいくので、もうホント、ゲンゴローw
しかも、復活直後の3秒間は無敵タイムってなんぞ?

いやー、カトラスじゃなくても、それズルじゃん!といいたくなるw

で、甚兵衛は甚兵衛で、首切られても死なない。
あれ、弱点じゃなかったのね。
それよりもなによりも、ねじ切りに転用できる「イレカエ」が無双すぎて、え?ってなる。

で、極めつけは、逃走したカトラスを「遠近法の錯覚(ププ)」を使って、一気に捕らえたダーナ。

いやー、ホント、なんでもありすぎて。。。
カタルシスもなにもあったもんじゃない。

カトラスからすれば、真剣に「金星の黒」を発揮して魔獣変身!をマジメに繰り返しているのに、そんな地道な変身を無下にするUQHのチート能力って何よ!ってマジで思う。

さすがにカトラスが不憫すぎる。。。

それにしても、なんだかなぁー、と思ったのは、
あー、これ、マジでもう、刀太、主人公じゃないのね―、ってこと。

だって、魔法陣を使って、京都からUQHの本陣に戻ってきたところで、別に彼がカトラスを瞬殺するわけでもなく、他のメンバー同様、ボケーっと、源五郎と甚兵衛にボコられて、ダーナにビビって逃走するカトラスが拉致られるのを、眺めてるだけなんだから。

刀太がしたことといえば、源五郎がカトラスにとどめを刺そうとするところで止めに入ったくらい。

いやー、これ、刀太たち御一行が帰還するのがあと5分遅かったら、魔法陣を出た途端、源五郎に体を蜂の巣にされたカトラスの死体がベローンと横たわっていただけなんじゃない?

この世界、やり直しがあれこれ可能な世界なんだから、いっそのこと、カトラス撃沈!というシーンを先に見せても良かったようなw

まぁ、それはさておき。

とにかく、刀太はもはや主人公ではなく、物語を回すための語り部でしかないね。

ホームズでいえば、ワトソン・ポジション。

いやー、さすがは、ネギま!2、とタイトル変更しただけのことはある。

要するに、ネギま!世界を描くことが主題で、登場人物たちはどれもそのための駒でしかない。

まぁ、ネギの生徒たちの子孫という、真性の「N次創作」キャラまでも出てきたら、もうこの物語はコピーでしかない、と思うよね。

ホント、なんだかなー。

そう言う意味では、一切、前作であるネギま!と縁がない(はずの)三太に期待を賭けるしかないんじゃないかと思うけど。

どうなんだろう。

九郎丸だって、神鳴流だしねぇ。
一空は、ロボつながりで茶茶丸と関わりがありそうだし。

ホント、なんだかなー、だよ。

ともあれ、今回の最後で、また無差別テロが起こるわけなんだけど、こういう設定、どうよ?

まぁ、すでに、源五郎の残機制のせいで、この世界がゲーム世界にしか見えないので、だれが死のうが、どれだけ悲惨なことが起ころうが、やり直せるんでしょ?って感じで見れてしまうのが、辛いねぇ。

ネギま!の魔法世界編の、あのラカンをはじめとした魔法世界人が「消されて」いくところの、怒りや悲しみに溢れた名場面のことを思うと・・・
えーと、具体的には、例の魔法使いユエが、委員長の消滅にブチ切れて暴走してしまう場面ね。
あの衝撃を思うと、ホント、UQHの世界は、軽い。
その分、全然ドラマが起こらない。

いやー、刀太、ちょっとは反抗期に突入しろよ!
ネギみたいに、命をはった修行のたびに出かけろよ。
お前、楽しすぎだろ!って突っ込みたくなる。

これも、なろう系の、俺TUEEEE時代の、弊害なのかねぇ。


まぁ、そういうことをぜーんぶ忘れて今回の戦いを振り返ると、まぁ、確かに源五郎の(当面)いくらでも復活可能という、一人物量作戦、という戦い方は、あー、そういう手もあるのかーとは思って、実はちょっと感心したのだったw

まぁ、チートなことは間違いないんだけどねw

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UQ HOLDER! 第141話 『夢に向かって』 感想

2017-10-17 18:01:04 | UQH/ネギま!
そうだ、連載141話も読めた。

これ読むと、源五郎の能力や、甚兵衛の能力がようやくよくわかってきた。

あ、そうか、UQHのアニメの3話で源五郎が出てきたのは、彼の能力がいま、連載の方で解禁されているよ、そっちも見てね!ってことだったんだ。

といっても、残機制だっけ、命のストックがあるってどういうこと?と思ったけど。
ついでに、あの、生き返りますか?的な画面が生じるのはどういうこと?

というか、源五郎が、カトラスの能力値をゲームキャラのように見通せるのって、どういうこと?

こういう描写を見ると、やっぱり、この世界って、火星の魔法世界の方なのかね。

つまり、作られた側の世界。
まぁ、ゲームの世界と同じようなもので。

だから、UQHってのは、そのゲームの世界で、各人各様のチートをしている、って感じかな。

SAOやAWで言うところの、心意技のようなものってことで。

となると、究極のチーターは超鈴音なわけだけど。
平行世界移動なんて、そういうことでしょ?

ともあれ、141話自体は、刀太と仲間たちのUQHの面々が京都でカモくんやダーマとともに、ネギたちの平行世界超ハッピーエンドを見たりしている時に、カトラスがUQHのアジトを襲う、ということなんだけど、この自称、刀太の妹、何がしたいんだろうね。

ネギ=ヨルダには紐付いていないから、自発的に動いているということのようだけど、そもそも彼女を駆り立てている動機は何なの?と思うよ。

まぁ、それが明らかになるのが、今回の襲撃の意味なんだろうけど。

しかし、金星の黒、ってここまで魔族化するわけ?

てか、これで、少なくとも、いわゆる純製の魔族は金星生まれであることがわかったから、ザジやポヨもそっち系ってことだよね。

で、かつてネギの村を襲った魔族も、金星からやってきた、ってことなのかね。

そして、そういう魔族=金星人を退治するために誕生したのが、魔法使いだったり神鳴流だったりしたのかもね。

で、その魔族退治の方法を伝来させにやってきたのが「火星の白」の陣営だった、ってことなのかね?

だったら、ネギたちが、イギリスのストーンヘンジのあたりから魔法世界に行ったと思ったらなぜかそこは火星でした!っての理解できるかなぁ。

順番が逆だったってことで。

で、ヨルダあたりは、そういう火星や金星由来の魔的な力を人工的に扱おうとしたマッドな地球人科学者でした、とか。あ、昔だから、錬金術師とかか。

ともあれ、金星と火星の死者が地球にやってきてた、ということで。

で、火星の白は、金星の黒の中和剤としてある。

で、その二つがなぜか、刀太には植え付けられている。

となると、確かに、彼を生み出したのは、魔法師としてのフェイトとエヴァだったのかも。
もちろん、その設計図はネギが書いていたと思うけど。

で、金星の黒だけを継いでしまったカトラスは、実質的な魔族で5段変身?が可能ってこと?なのかな。

となると、カトラスの身の上話をしていく過程で、ネギま!の頃からの積み残しである魔族の謎が明かされていく、ということなのかもね。

もっとも、その説明はザジや龍宮隊長からなされそうだけど。

そういう役割としてカトラスには、ちょっと期待しよう。

どうせ、ネギくんがフェイトを籠絡したように、最後は、カトラスも刀太に籠絡されるんだろうけどさw

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UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜 第3話 『不死人たちの城』

2017-10-17 17:34:58 | UQH/ネギま!
よくも悪くも、ネギま!2仕様への改変って感じの展開。
いろいろと端折ってきた感じ。
あれ、もう黒棒、登場だっけ、とか。

そうそう、忍がただのメイドさんとして初登場しちゃったのは微妙に改悪だなぁ。
忍との出会い回には、たしか、超包子の屋台電車とか背景にあったよね。
彼女からメカキチであることを除いたら、何が残るのか、という感じ。

そのくせ、刀太たちの入隊?試験の場面には、その昔、ネギがエヴァに弟子入りしようと挑んだ場面まで挟んだりして。

うーん、誰得?

なんか、作者も含めて、早くもUQHの二次創作が始まっているみたいな感じでどうかと。

いや、まぁ、いいだけどね。

源五郎や一空も登場したけど、しかし、彼らこそ、ネギま!2的にはもう要らない子なんじゃない?と思ってしまうのだけど、どうなのだろう。

まぁ、ネギがヨルダに取り憑かれてしまった世界では、アスナの「火星の白」を使えないから、その継承者としての刀太が頑張るしかなく、となると必然的に彼の周りにいるUQHの面々が活躍せざるを得ない、ってことなんだろうけど。

だったら、ネギま!2とか副題をつけなきゃいいのに?とも思うけどなぁ。

あー、そうそう、夏凛のCVの人、一生懸命キツめの声を出そうとしているけど、どうにも合わないね。いわゆる幼女声から入った声優さんって、幼女枠には後続の新人がわんさかやってくるから、必然的に押し出されて、もう少し大人声のキャラを演じるしかないのだろうけど、それって、たいてい無理があるよね。夏凛の場合もとてもそう感じる。

ともあれ、多分、多くの人が感じているのは、UQHじゃなくて、ネギま!を、もう一度最初からアニメ化したら、ってことじゃないかなぁ。

さすがに最初からが無理なら、学園祭編か、もしくは魔法世界編から。

多分、アニメにするなら、魔法戦闘がふんだんにあるところならイケるように思えるのだけど。
ネギま!の連載時にも思っていたけど、戦闘シーンってページ数が多いわりに話が進まないから、魔法世界編ってアニメ化したら意外とサクサク、消化できると思うのだけど。

そうだよ、どうせアニメ化でUQHも改変しているなら、ネギま!をアニメ化して、最後のところを、ちゃんとナギを救出する場面まで描く改変をすればいいのに。

なんか、それが一番まともに求められていると思うんだよね。

これ以上、UQHでネギま!の黒歴史をつくらなくてもいい気がするんだけど。。。

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UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜 第2話 『裸で出会えば友達(ダチ)になる』

2017-10-10 21:43:10 | UQH/ネギま!
結局見てる第2話。
てか、なんかもう懐かしさすら感じるw
あー、九郎丸ってこんな登場だったっけ?って。

そういえば神鳴流何だよなぁ。
この設定も結局、あんまりうまく使えてないよなぁ。

神鳴流といえば、刹那とこのかですね!って感じのカットをいれてきたのは、ネギま!2的にちょっとあざとくない?とは思ったけどねー。

しかし、連載のときも思ったけど、最後の黒塗りベンツ?がじゃんじゃか来るところは、やっぱりなんだよね。
今でも疑問なんだけど、エヴァってあんなにわかりやすく面倒見のいい奴だったけ?って思う。

いや、エヴァ自身は、とても面倒見のいい奴なことは間違いないんだけど、ああいうかたちで徒党を組むようには、かつては見えなかった、ってことで。

むしろ、あの黒塗り女王様として持ち上げるために、あの年齢詐称薬の大人バージョンを常用するようになったのかな、って改めて思ったよ。

刀太じゃないけど、あの大人バージョンは確かにババァだよなぁ、お世辞にも可愛くもなければきれいでもない。

エヴァは昔のエヴァのままでいればいいのだが、まぁ、それは賞金稼ぎの目から逃れるための一種の変装のようなものだから、仕方がないのか。

で、肝心の第2話だが、まぁ、連載もあんな感じだったなぁと、思い出したくらいかな。
このあたりは確か連載時も、いくら新キャラ登場回だからっていって、なんか退屈だなぁ、と思ったのは覚えている。
てか、九郎丸のとりあえず両性具有っぽい存在のあり方は、これもまたあざといと思ったのだった。

ともあれ、刀太の旅はこれから!だな。

しかし、ネギま!2って副題をつけてしまったからなおさら思うけど、なんだかんだいって、麻帆良学園って設定はうまかったんだな、と思うよね。

というか、日本のマンガやラノベがほとんど舞台を高校にしているのも、それが友達どうしが必要がなくてもタムロしているという点では、便利な設定なんだな、と、今回のUQHなんかの場面を見ると思う。

特に旅に出てる状態ってのは、その旅の道連れくらいしか出てこないから、結構話を進めるのがシンドい。九郎丸が出てくるまでの、エヴァと刀太の二人を見ていてもそう思ったもの。

ということで、UQHのしんどさは、舞台が学校ではなかったから、というのもなんとなく理解できてきた気がする。結局、学校が舞台ってのは、間があっても、勝手に話をこちらで埋められるってことだものね。。

そういえば、ネギま!の魔法世界編も結構、途中からどこが舞台かわからなくなってきてなんか混乱したときもあったなぁ、と。

しかし、それにしても、刀太のCV、あってないな。
やっぱり男性の声であててほしかったな、なんか、気持ち悪い。

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UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜 第1話 『美女と少年』

2017-10-03 16:32:27 | UQH/ネギま!
第1話、見てしまった。
しかし、いきなりハッピー☆マテリアルがOPなのには驚いた。
え?マジで?って感じ。
えーと、正直、ドン引き。

今でこそ、UQHって斜めからしか見れなくなっているけれど、第1話が掲載されたときは、扉カラーの、エヴァが少しずつ一人になっていく場面って、ネギま!の最終話から間が空いていたこともあって、けっこう、おおー!としみじみ思ってしまった(はずだった)のだけど、おいおい、あの感動を返せよ!って感じかなぁ。

その前のネギくんのヌゲクシャミから始まって、もう何もかも台無しじゃないですかw

連載当初にあった、これってもしかしてネギま!の続編?という勘ぐりの部分がすっかりなくなって、ネギま!続編です!ってメッセージが前面に出てしまった・・・のは、やっぱりあまりうまくなかったんじゃないかなぁ。

それは、本編の方も同じで。

特に刀太が宇宙エレベータに向かう理由が、連載当初にあった「ビッグになる!」という、男の子なら抱く、なんとなくの希望、ってことではなくて、ネギの亡霊のような存在に勧められて、というか、そそのかされてしまったところはねー。

あれはマジでどうよ?って思うよ。

だって、刀太って、ただでさえ主体性のない受動的な主人公(もどき)と思われていたのが、そもそも最初に抱いた目的からして、ネギから指し示されたものだった、ってのはさぁ。。。

まぁ、刀太がネギのクローンっていうんだから、それでいいっちゃいいのだけどね。

でも、あそこはがっかりかなぁ。

もともとネギま!って映像化でろくな目にあってなかったけど、これもそんな予感がするね。
ともかくドン引きだなぁ。
趣味が悪いなぁ、いろいろな点で、って感じ。

あー、そういう意味では、刀太のCV、これじゃないな感が強い。
もっとも、別に刀太に思い入れがあるわけじゃないから、どうでもいいといえばどうでもいいんだけどね。

いろいろと、なんというか、イタイ作品になっちゃったねぇ。


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UQ HOLDER! 第140話 『ヨルダとの決着』 感想

2017-09-13 01:11:53 | UQH/ネギま!
たまたま別マガを見る機会があったので、超久しぶりにUQHを読むことができたのだけど、なんか、いつの間にか、ナギ救出作戦の全貌が描かれていたのね。

というか、これ、ネギま!の最後で端折られた部分だよね。
なんとか、始まりの魔法使い、今はヨルダだっけ、を倒して、ナギが生還するところ。

・・・なんだけど。

うーん、いまいち展開がよくわかっていないところであれこれ言うのも何だけど、このナギ救出劇は、正直なところ、いまさら感が強いなぁ。

これ、やるなら、やっぱりネギま!本編でやってほしかった。
それが無理なら、特別編、というかたちでもいいから、とにかくUQHの時間軸ではないところでやってほしかった。

というのも、今回の話の最後で、刀太が言っていたように、あくまでも今回の救出劇は、刀太の世界からみて、「この世界では・・・」という但し書きがつく決着なんだよね。

要するに、まぁ、こんな終わり方もあったんだけどさ!って感じで。

全く「本物感」がない。

もちろん、すでにUQHでは、平行世界を導入してしまっているから、いわゆる「この時間軸では・・・」と断ってしまえば、何でもあり、なわけだけど。

でもねー。
それじゃ、物語はつまんないんだよ。

別にネギま!に限ったわけじゃないけど、いわゆる「平行世界」って、おそろしく物語と相性が悪いと思っている。

だって平行世界を導入した時点で、ホント、何でもあり、になってしまうから。

たとえば、今回でも、いつの間にか、千雨がネギ君の嫁になった結末が、結婚式の写真で示されるわけだけど、それもまた「あり得べき中の一つの結末」でしかない、ってことになる。

つまり、せっかくのハッピーエンドも、生殺しのようにしか感じられない。

いや、ネギま!連載の頃から、千雨こそがネギのパートナーだと思っていたから、この写真には、そうだろ、そうだろ、って頷くところなんだけど、でも、何の感慨もわかないんだよね。

だって、あり得た一つの結末でしかないから。

しかも、ナギとエヴァが結ばれる・・・なんて蛇足な結末までついてくる始末。

いやいや、ナギ&エヴァのカップリングをするなら、いつの間にか途中「蒸発」していたアリカのその後を明らかにしないとおかしいだろ!って、さすがにここはツッコミを入れざるを得ない。

というか、このアリカ問題が解決していないから、ネギ&千雨カップルの誕生も、本当っぽく見えないんだよね。

でもさ、ネギま!本編をリアルタイムで読んだ人たちなら、魔法世界編に限らず、千雨がネギに示した献身がいかほどのものであったかは、よくわかっているし、連載中のリアリティからすれば、ネギが千雨に惹かれることには、それこそ、きちんとリアリティがあったわけで、だから、ネギま!本編の「結論」として、千雨が選ばれることは、ものすごく納得がいくはずの結末だったはずなんだよね。

でも、その自然な結末を、むしろ、この並行世界による処理は、ないがしろにしてしまう。

つまり、刀太たちが、テレビの画面をみるかのように、一つのお話しとして消費してしまう。

それは、徹底的に「ダメな」扱いだよ。

どうも、このあたりの、ゲーム由来の「マルチエンディング」に対して、今の漫画家は、勝手に怯えすぎているんじゃないかな。

それは、どうやら最終回を酷評で迎えそうな『Re:CREATORS』を見てても感じることで。

いや、もっと一本線の、起承転結のある物語に自信を持てよ、漫画家なら、とものすごく思うよ。

仮に平行世界を使うにしても、『君の名は』のように、時間の先後関係がある形に限って導入するくらいのことはしないと、結局、カタルシスも何もないものになってしまう。

もっといえば、漫画家は、あくまでも一つの原作をつくったオリジネーターとして君臨すればよくて、その平行世界バージョンたる「二次創作」は、ファンを含む第三者にまかせておけばいい。

そこに作者そのものがでしゃばる必要はなくて。

だって、作者自身がいくつもの解釈が可能なマルチエンディングを示した時点で、物語は物語であることを辞めてしまって、ただのキャラの背景事情に墜ちてしまう。

まぁ、もちろん、キャラだけを売りたいなら、それでいいんだけどね。

でも、そういうのは、やっぱりつまらないと思うんだよね。
だったら、設定資料集だけあればいいじゃん、と思ってしまう。


ということで、UQH、ホント、蛇足だなぁ。

まぁ、もともとは、刀太たちによる新世代の話としてUQHを始めて新たな読者を集めたかったのだろうけど、裏返すと、ネギま!本編を、それこそ旧世代の、おっさんたちが楽しんだ話として過去の遺物にして、読者層の新陳代謝を図るつもりだったのだろうけど、その目論見は外れて、UQHといえども、結局、旧ネギま!読者が食いついてきたくらいだったんだろうな。

それは、別マガに移ってから、ネギま!2、なんて副題が付けられてしまったところで明らかなわけで。

それゆえ、今回のようなナギ救出劇やネギ&千雨エンドが描かれることになったのだろうけど、しかし、やっぱりこれは、このUQHという枠組みの中では、蛇足でしかない。

まぁねー、
要するに、続編、ってむずかしいね、ってことなんだな、きっと。
二匹目のどじょうは、そうそういないってことだよね。
あーあ。
なんか、ネギま!本編まで汚されてしまったようで、ホント、残念だよ。

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UQ HOLDER! 第128話 マジで打ち切りだったw

2016-06-22 20:42:03 | UQH/ネギま!
といっても、第一部完!って感じで、別冊マガジン?に移籍するだけだけど。
でも、別冊って読んだことないし、次回掲載は10月ってことだから、多分、忘れていて、連載を時間通り追う、ってことはなくなりそう。
正直、連載をこまめに追う自信はない。

じゃあ、単行本で読むか、っていうと、それもなさそう。
実はネギま!と違って、UQHは単行本未購入なので。
今更だけど、やっぱり刀太ってキャラがあまり好きになれないので、わざわざ単行本で読もうという気になれなかったので。

となると、今回で感想は終わりかもね。
あと、マガジンの購読もこれで終わり。

うーん。
なんだろうなぁ、この結末は、結果として、ネギま!離れを促されただけ、って感じかなぁ。

正直なところ、アニメ化はどうでもいいかなぁ。
てか、ネギま!ってあまりアニメ化に恵まれてないよね?
少なくとも製作シャフトだけはもう勘弁。
あの作風は飽きたし。
あと、作者はCVをかつてのネギま!の人の継続を希望しているみたいだけど、それもどうかなぁ。
ネギま!のアニメ自体はいまいちだったわけだから、今更感の方が強いので、むしろ、新規顧客開拓のためには、CVは一新したほうがいいんじゃないかな。
それでUQHらしさを目指した方がいいと思うけど。
だって、ノドカの能登麻美子とか、今じゃありえないんじゃない?
新人に委ねたほうがいいと思うけどなぁ。
あ、あと、刀太を松岡某にするのも勘弁。
あの声も飽きた。

・・・ってことで、なんか重大発表ということで、それなりに期待していたのだけど、かえって盛り下がってしまったw
なんだかなぁ。

で、肝心のマガジンでの最終話だけど、
うーん、
ネギま!を読んできたものからすると、

ラカンたち vs UQホルダーズ

って対決は見たくなかったかなぁ。
これは、やっぱり残念。
ネギはおそらくは中ボスくらいなのだろうけどね。

あと、今回、一番萎えたのは、刀太を造ったのはエヴァとフェイトだった、というユエの発言ね。
これはマジで萎えるわ。
だって、それじゃ、さすがに事の真相が「内輪」すぎるでしょ。
全くの第三者が計画の首謀者であって欲しかったなぁ。。

なにしろ、フェイトとエヴァが、どうしてもネギを手元に置いておきたかった、という二人の欲望が、今の世界を生み出した、ってことになりそうだから。
それこそ、エヴァにしてもフェイトにしても「造られた存在」として悠久な存在なわけでしょ。その二人がさらに悠久者として刀太を造った、というのでは、あまりに業が深いじゃないか。
で、その業の深さは、ネギの代替物としての刀太の専有にまでつながるわけでしょ。

というか、ユエが言うとおり、世界を救う、そして多分ネギを救出するための「道具」として造られたのが刀太なわけでしょ。
もちろん、造る前と後とでは刀太に対する感情も異なるのだろうけど、それにしてもね。
刀太は可哀想だなぁ、と。

で、さらに、その鍵を握るのが明日奈の能力であるマジックキャンセル能力としての「火星の白」。
そして、その力の来歴の秘密を知るために、クウネルが刀太にネギま!の時代の明日奈に会わせる。。。

うーん、これは誰得の展開なんだろう。

そんなことは無いだろうとは思いたいけど、エウレカセブンの続編のような、なかったコトにしたい黒歴史的展開にならないといいのだけど。

ていうかさ、ネギま!の過去の様子を今更「上書き」するのはやめてほしいなぁ。
もちろん、作者には、自分の創作した世界を弄る権利はあるのだけど。
それくらい、今回の引きの明日奈が登場する場面には脱力した。
ついでにいえば、その前の麻帆良学園時代のネギとユエ、ノドカが現れたところもげんなりした。
てか、まさか、こんな形でパル様に再会しようとはw
この感じで楓や古菲まで出てきたら結構マジで嫌かも。

てか、ネギま!そのものには手を付けてほしくはなかったけどなぁ。
あくまでも、魔法世界編の完結後の物語を補完して見せるくらいにしてくれればよかったのだけど。。。

ともあれ、最初に書いたとおり、ラカンvs UQホルダーズ、という絵は見たくなかった。

いや、もちろん武闘会のようなところでラカンとガチバトルするのはありだけどね。
でも、敵対者として相対する、というのはなあ。


ということで、いろいろと衝撃を受けた最終回だった。
なんか、一気に夢から覚めた感じがする。
残念だなぁ。

しかし、まさか、「これは俺が知ってるXXXの世界ではない!」なんてことを、ほんとに思う日が来るとは思わなかったよ。
参った。。。

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UQ HOLDER! 第127話 ネギって実はまだ正気?

2016-06-15 14:45:58 | UQH/ネギま!
前回ネギに続いて降臨した、ユエ、ノドカ、アル、ラカンの、UQHからの新規読者に対する説明回。
あと、ネギま!からの継続読者からすれば、懐かしのあの人たちとの再会回w
なにしろ、ユエやノドカがそのままの姿(といっても成人後の姿だけど・・・)で再登場するとは思ってなかったからねぇ。
てか、キャラ、全然ブレてないしw

しかし、やっぱり、「火星の白」の出処は明日奈だったかぁ。
でも、この世界は、明日奈が100年の眠りについて表向き、彼女は消えた存在だよね。となると、彼女の「白」の元となったDNAってどうやって採取したんだろう。。。
あ、でも、明日奈の髪が一本でも残っていればそれでいいのか、な?

ともあれ、刀太の正体は、ネギのクローン作成の実験から生まれた「実験体」。
まぁ、そこまでは今までも明かされていたわけだけど、今回は、それに新たな情報が加わった。
それが、72体試みられた中で、明日奈の「白」とネギの「黒」を共に受け継いだ唯一の成功体、という事実。
今後、残りの70体、出てくるのかね?
というか、これ、ほとんど、フェイトと変わらない存在なんじゃない?

ともあれ、そうなると、確かに、刀太自体が、一種の「最終兵器」ってことになる。
そして、その最終兵器を、どの陣営も確保したがるのもわかる。

しかし、であれば次に気になるのは、その刀太の能力を使って、ネギ一行は、何をしようとしているのか?

一応、「ネギ一行」と言ってるのは、少なくとも今回のラカンの描写を見ると、ラカンたちが「始まりの魔法使い」に操られた存在のようには見えない、ってとこで。
いや、まだわからないけどね。
でも、ユエとノドカも昔のまんまのように見えるしなぁ。

本来「死んで」いて当然のユエとノドカが再登場したことで、ああ、彼らは何らかの形で「幻影」なのか、って思ってしまうけど、それは単純に、ユエやノドカの目あたりの描写がそれっぽいからだけで、実は正気なんじゃないかな、と。

だって、刀太がクローンとして作成することができる時代でしょ?
だとすれば、別に、ユエとノドカが、自分たちのクローンを造って生き延びてもいいじゃない?
というか、そもそも魔法なんてワイルドカードがあって、かつ、ラカンやアルのような魔法体の存在がいる世界なんだから、彼女らが「不死者」に転じてもおかしくはないよね。

なにしろ、「世界図絵」と「いどのえにっき」をもつ二人なんだから。
彼女ら二人の前には、そもそも機密情報も秘匿情報も原理的にありえないわけで。
魔法探偵と読心術士の二人が組んだら、明かせない秘密はない。
だから、何らかの陰謀に気づいたり、秘密の実験にたどり着くことも不思議ではない。

・・・って何がいいたいのかというと、
とりあえず、ユエたちが正気だったとしたら、この先、物語はどこに向かうのか?ってこと。

少なくとも、まほら武闘会は、物語的には盛大なツリ、というか、刀太たちがパワーアップするための、作劇上の「口実」でしかなかったことは、十分明らかにされたので、そのパワーアップした、というか、「火星の白」の制御を心得た刀太を使って、ネギたちが何をするか、ってことだよね。

ていうか、ほんとに、あの時刻あの場所に刀太がいるための口実として、まほら武闘会があったわけでしょ。

それにネギにしても、確かに始まりの魔法使いの「共鳴り」の影響で自我を失いつつあるようだけど、でも、だからといって、まだ完全に精神を乗っ取られたわけでもないみたいだし。

となると、始まりの魔法使いが、いよいよネギを乗っ取れると確信した時には自ら表舞台に上がるはずだ、という「読み」をもって、ネギ自身が、自らの身体を彼女の前に差し出したのかもしれない。
そして、そのことはユエやノドカ、アルもラカンも知っていた、ってことなんじゃないのかな。あるいは、ネギの、自分の身体を囮に使う作戦に、彼らももとから賛同していた、ってことなのかも。

もしかしたら、そのネギの計画を知った上で、エヴァやフェイトは、ネギの身を案じるがゆえに、ネギの自己犠牲計画に反対していたのかもしれない。

エヴァは、とにかく一度憑依されたネギを解放するために、ネギ=始まりの魔法使いの殺害を考え、
フェイトは、そんなネギを救助する策を練るために自己鍛錬に励み、とりわけ切り札としての刀太を確保しようと努めた、
・・・とか。

でも、ネギの視点からすれば、さらに、その先を見据えているのかも。。。。

だってさ、ちょっとおかしいじゃない?

そもそもネギのクローン作成は、何を目的にしていたのか。
実験施設の名前からすると、クローンの作成実験自体は、ネギも了承の上で行っていたように思えるし。
それは、今回の刀太に対するネギの反応からもわかることだし。

だから、その実験の成功体たる刀太を使って、何をしようとするのか?だよね。

もしかして、やっぱり、ラスボスは魔族? ザジ? ポヨ?

ていうか、来週、重大発表って何?
UQHは次回で終わりで、
次々回からは、『ネギま!2』になります!、っていわれても全然驚かないなぁ。

それくらい、急転直下の展開。

ていうか、ネギって、やっぱりラスボスって感じじゃないからなぁ。
前作の英雄が、続編で悪役に転じる、ってのは、それこそ腐るほどある物語のパタンだから、そんな常套手段を、赤松健がこのままずっと引きずるようには思えないんだよね。

あっさり、そうした「お約束」の展開をひっくり返してくるように思うのだけど、どうだろう。

なんか、その先には、そもそもどうして刀太の世界には、こんなに「不死者」がいるのか。UQHワールドの、最も素朴な疑問に迫るような方向転換をするように思えるのだけどね。

でないと、あんな吸血鬼なりたての頃のエヴァなんて出してこないと思うんだ。
ダーナも、ただ刀太に稽古をつけただけでは終わらないと思うし。

もっとも、この世界は、魔法があって、テラフォーミングも可能な世界だから、その分、すでに「ナンデモアリ」の世界になってしまってるので、どんな真相が出てきてもおかしくはないんだけどね。

でも、それらがいかにもご都合主義にのった後出しジャンケンにならないように見せる工夫は、この作者は最低限、やってくるようには思ってる。

で、この新連載も120話を越えたところで、なんか「転」を仕掛けてくるんじゃないかなか、とは思うんだよね。

どうなるかなぁ。

でも、実はまだ正気でした、その正気が残っている間にデカイ賭けをします!、っていうような、ちゃぶ台ひっくり返すような超展開にならないのだとしたら、夏凛のいうとおり、マジで刀太・エヴァ側は、多勢に無勢の状態なので、もう一弾、助っ人として第三極の乱入があるように思うのだけど。。。

やっぱりフェイトなのかなぁ。
それとも、さらに「おお、あいつか!」って人が現れるのか。

とりあえず、次回を待つしか無いのかぁ。
うーん。

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