詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

詰将棋鑑賞その1

2015-05-24 20:40:43 | 詰将棋鑑賞
羽生名人対行方八段の名人戦は第4局まで進み名人の3勝1敗。
羽生名人が次で決めるか。
2週間前のNHK杯将棋トーナメントの北浜健介八段対村田顕弘五段の詰将棋作家対決は北浜八段の勝ちでした。
さすが、最後はかっこいい詰みを選んでの勝利でした。
今回はその北浜八段の詰将棋作品の鑑賞日記となります。
取り上げる詰将棋は
「詰将棋パラダイス 2014年7月号」通巻700号記念PARADISE700懸賞詰将棋<No.05 D 北浜健介 入選6回>です。
将棋世界の詰将棋サロン選者もしていた「脳トレ5手詰」などの著書もある北浜八段も
時々詰パラに投稿して花を添えてくれます。
今回の作品は詰将棋パラダイス700号を記念してPARADISE700のそれぞれの文字
「P」「A」「R」「A」「D」「I」「S」「E」「7」「0」「0」のあぶりだしを11人の作家陣が担当し、
そのうちのひとつ、北浜八段が担当した「D」です。
今日初めて解いたのですが、難しかったです。11手目の発見に苦労しました。そして収束が見事で解後感が抜群にいい。
64に隙間が出来るのが常に嫌だったのですが、
わざと最後に隙間を作って、そこに角のラインを通す爽快な収束での詰め上がり「D」です。
17手詰で変化はそんなに多くはないのですが難しい(私には難しい)。邪魔駒除去の要素も楽しい。
次回は北浜八段の後任の詰将棋サロン選者の村田顕弘五段の将棋世界の詰将棋色紙に掲載された
「4×4」創作記念の感想を述べる予定です。

<第18週週刊将棋五段問題封じ手(第1596回・5月6日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲2二金。
週刊将棋の解答は▲2二金。
正解。18問中17問正解。正解率94.4%。
<第19週週刊将棋五段問題封じ手(第1597回・5月13日号)>
私の封じ手は▲3二角。
同玉なら4二金、2一玉、3三桂、同銀、3一金以下詰み、
同歩なら4一飛成、3一角、同龍、同玉、4二角、2一玉、2四馬で勝ち。
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