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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

中日新聞も批判的なトーンに!(住民投票案のわかりにくさについて)

2015年05月22日 16時09分51秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

この地区では最大の販売部数を誇る中日新聞に
新城市の住民投票の設問がおかしいと
批判的なトーンの記事が掲載されました

我々はこの設問による住民投票案がずっと変だ、紛らわしい、
誤解を招くと言い続けてきましたが
正直、やっと!と言う気持ちです 

でも一見公平に行われたかのように見える
新城市民まちづくり集会での大幅な不公平は取り上げられていません
本当はあの現場にいたのなら
何か妙なことが起きていると感じたはずです
あれが普通に運営されていたと感じるような感性では
普段は機械的に決められたフォーマットで
記事は書かれたと思ってしまいます
 

この様な批判的なトーンは先日の毎日新聞の記事の影響でしょうが
毎日新聞で掲載されようが、されまいが
そんなことは 関係なく早いうちにあの選択肢で
住民投票を行うことを批判して欲しかったと思います

せっかく取り上げて頂きましたが 
ついつい不満をぶつける形になってしまいました
(本当は中日新聞には罪がありません
少しばかり感情的になってしまいました) 

正直なところ、市民グループにはお金がありません
選択肢1を推すグループのような潤沢な経費の余裕はありません
みんなボランティアで頑張っています
誰のためになどと大げさなことを掲げるのではなく
自分の感情に芽生えた今なさなければならないことを
ひたむきに行動しています

自分のその人達の行動に頭が下がります

市民グループは本当によく勉強しています
あの条例案を決定した議員さんより
今の建設案のことについては詳しいのではないのでしょうか
〈議員さんでも二人は詳しいと思いますが) 

時々思うのですが、メディアの役割ってなんだろうかと
公平なこととは当り障りのないことを、高所から見下ろす感じで
報道することでしょうか

話はあらぬ方向にそれてしまいましたが
とにかくあと10日もすれば住民投票です
願わくば、より深く突っ込んだ取材、記事を願いたいものです

それがたとえどちらよりであったとしても 




 

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新城市民まちづくり集会(住民投票に関する)での嘘

2015年05月21日 10時17分48秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

先日行われた住民投票に関する新城市「市民まちづくり集会」

その選択肢2を説明するまちづくり集会の実行委員メンバー山本一昭氏か「東庁舎は雨漏りがする」と建物の欠陥が指摘され
一気に不安なイメージが作られましたが
雨漏りの事実はありましたが
その原因は落ち葉がドレインにたまって
雨がオーバーフローしたためです

これは市に確かめました
その後定期的に落ち葉をチェックしているので
雨漏りは起こっていないし
当然雨漏りを防ぐために費用は使っていません

あの場でなぜその事実を言わなかったのでしょうか?
雨漏りの事実はあったと伝えるのは間違いではなかった
と言うのは、本当にまともな人がすることでしょうか?

ましてあの集会は同等に意見を交換しあう場所と
勘違いしている人が多い中で

どちらかと言えば選択肢2を勧める立場に近い
(ここがまたややこしい。選択肢2は行政の案なのです)
住民投票を求める会も壇上にいましたが
この事実(落ち葉によるオーバーフロー)を
発言する機会はまったくなかったのです

これが本当に公平・平等だったのでしょうか

市民まちづくり集会の嘘
とタイトルに入れましたが、
雨漏りは嘘ではないと言ってきたとしても
そこには「嘘」としか表現のしようのない悪意が
働いているようにしか思えません

本当にこの手の不可解極まりない事柄が
新城市の色んな所で起きています
(住民投票案はわかりやすいですか?)
新城市民はただ傍観するだけでは
まずい事態に置かれていることに
気づいてほしいと思います

それにしても、本当に卑怯ですし
異常です 

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住民投票に関する新城市長の曖昧な主語と曖昧な表現 

2015年05月20日 12時34分53秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

上記が今朝折込の新城市長後援会のチラシに載っています。
ところどころ主語が曖昧なところがあるようです。
まず、いたずらに混乱を持ちたくないので、と言う文。
このいたずらに混乱とは何のことを言っているのでしょう?
持ち込みたくないというのは誰の意志なのでしょう?
議会側とも協議したいとのお話でしたとありますが、
主語がこれも請求側の様にとれてしまいますが、請求側は元々9000もの署名が集まった事実の報告を市長と議会に行くことになっていました。
請求側は住民投票を求めているわけですから、多少の混乱は覚悟しているわけです。
そうして考えると曖昧な主語は、混乱を持ちたくないのは市長、議会側と協議したいのも市長ということになります
それにしても、いたずらな混乱とは何でしょうか?
請求側はその場でそんな事(いたずらな混乱等)は言っていないとのことです。
(言った、言わないの話になりますが、チラシで公にされた以上、言っていないと反論しても問題はないと思います)

ここでも意味不明な文章が出てきます。
自分たちの動きで9000人の要求が無に帰してしまうことも、、、とありますが、
やはり主語がはっきりしません。なぜなら請求側は住民投票を取り下げたり無にしたりするつもりはないからです。
すると、またもや意味不明な文章です。
ここの自分たちとは誰のことでしょうか?
また無用な混乱とは何を指しているのでしょうか?

問題はそれがどの程度の民意を反映したものか、また市民全体の意志表示を必要としている事柄なのかにあります。
この時点での市長の判断は、9000もの署名は市民全体の意思表示とは思っていないことがうかがわれます。
実際に署名は100%同意して書いたのではない人もいるだろうし、
選管が確かめた正しい数字じゃないし、、、的な発言をしているようです。

こんなことを突っ込んで何になる?
と思われるかもしれませんが、曖昧なところはきちんとはっきりさせていくことは後々のために良いことだと思います。
でないと、(相手側の)発言は文章を公に発表した人の都合の良いように解釈されてしまいます。

自分はもう少し良く読んでみるつもりです、
本当の主語は誰か?
曖昧抽象的な言葉は何を指しているかを想像しながら。

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5.4.3.2.1.「こらーっ!」

2015年05月19日 22時31分24秒 | サッカー

数年前まで少年サッカーのコーチをやっていた
腰痛持ちで肥満、声は大きいが動きは鈍くなってきたので
担当は小学1.2年

この1年生というのが想像以上に大変
つい先ごろまで幼稚園生
日本語は通じない、マイペース、すぐに飽きる
集中力はない
こちらは我慢と忍耐が必要

ねえ、いつ終わる?
急に地面に絵を書きだす子もいる
順番を抜かれたと言って喧嘩をし始める子もいる
でも彼らは直ぐに喧嘩をしていたことを忘れる
根に持つことがないというよりは記憶力がないみたい
彼らの世界はいつも現在形だけのように思える

彼らに「君たちはウルトラマンだ、3分しか働けない」
と言ってやったことがあったが、彼らはウルトラマンを知らない

でも楽しいことのほうが多かった
偉そうに教えると言うよりは実は彼らに遊んでもらっていた
というのが本当かもしれない

5.4.3.2.1.「こらーっ!」はある時
あまり子どもたちが自分勝手に話して
こちらの話を聞かないものだから思わず出した言葉

最初はなにそれ?
と言う感じだっが時々使って、慣れてくると子どもたちは
3のあたりから「3.2.1,こらーっ!」と大声で合わせてくる
自分たちが怒られているなんてことは感じていない

でもこれで一区切りできるので、とりあえずの効果はあった

ある時、今は大きくなった昔の小1の子に
「5.4.3.2.1」と声をかけたが
きょとんとした顔をしていた
やっぱり彼らの記憶力は飛んでしまっている
願わくば、あの時楽しかったという記憶だけは残っていて欲しい
自分はとても楽しかった

最近、感情的になることが多かったので
楽しかった昔をフト振り返ってみた

 

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何故住民投票になってしまったか?

2015年05月18日 22時01分46秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

住民投票を求める署名が5日間で9000筆も
集まってしまったからと言う事実ではなく
何故、住民投票を求められてしまったか? 

市の未来を左右するこんなに大事な問題が
住民投票でお金をかけてまで
意見を伺うようになったことは
市が行ってきた市民への説明会を始めとする 
市民の理解と熟慮がなされていなかった
ということになる 

何故、理解が深まらなかったのか?

それは昨日の鳳来開発センターで行われた
説明会でその一端がわかる気がした

その人は幼稚園で行われた説明会に出かけた
会場は20人ほど入ればいっぱいになるところ
そこで居合を入れて、さあいろいろ質問をしようとしたら
今日はその問題ではありません
そのことは既に決まっています、、、

確かに説明会だから市側の説明を聞くだけとの
ニュアンスも取れるが、ならば市民の意見は何処で
聞かれたのかがわからない

同じような事は市庁舎のあり方へのワークショップにもある
JCに任せて、3.4のグループに市庁舎のあり方を検討する
ワークショップを開いてもらった
ところが、そこには金額の話は一切なし
どんな機能を入れたらよいかを問われただけ

もっとひどいのは議会
議会での検討項目が議場の設備とか内装とか
そんなつまらないこと

いったい予算の話は何時出てきたのか
話されたのかは全くの不明
いつの間にか予算は進んでいる
(議会の承認がないと行政は前に進めない)

説明会は聞くばかりでなく
時には意見を聞くこともあったようで
パブリックコメントとして今でもネットに
アップされている

しかし、その答えが金額に関することになると
具体的に返ってきた形跡はない 

つまり一番肝心なお金に関することが
どこでも話されていないし
議論の題材として上がっていない

今回の住民投票を求める会の活動のきっかけは
財政への危機感
抽象的に身の丈にあった庁舎を建てるべき
と言うよりは、お金のことが心配だから
そんな莫大な費用を掛けるより身の丈にあった
小さなサイズで財政負担を少なくして方がいいのでは
と考えていただけ

要は財政の話になるのだが
肝心な財政への冷静な綿密な議論がなされた功績がなく
何時のまにか既成事実化して5階建て9000平米、50億が 
ひとり歩きしてしまった

実施のところ、財政に対する影響などは
どの程度議論されたのか
議事録を見ても分かりにくい

つまり、肝心な問題は討論されていなかったこととなる
だから、市民の財政に対する不安は解消されず
財政への負担の少ないような見直しを求めたわけだ 
その要望は受け入れられず最終手段として住民投票の手をうった

本当は住民投票などはない方がいい
市民の共通理解が充分なされて、納得してもらえていたら
今になって住民投票などは起きなかったはず

市民みんなに理解、納得は現実的に無理だとしても
もう少し多くの人の理解だ得られていれば
こんなことにはならなかった

何故住民投票を求められる事態になってしまったのか
本当にこれは真剣に考えないといけない事柄だ 

 

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今、再び住民投票を求める理由

2015年05月17日 15時12分58秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

5月31日に新城市で新庁舎建設の見直しについての住民投票が行われるが、
その前に9000もの署名を基に、直接請求による住民投票の実施の条例を求められ
19日には新城議会で討論されることになっている。

 

一般市民からすると住民投票が行われることになっているのに、
また住民投票を求められるとは妙なことだ、訳がわからないというのが正直なところだ。

 

そこには住民投票を行う際の手続き上の問題がある。
まずは31日実施されることとなっているのは、議員提案による住民投票。
あの分かりにくい選択肢も議会がきめたもの。

 

9000の署名を基に新たに直接請求による住民投票を求めたのは、
今回行われるあの分かりにくい選択肢が、住民投票を行うために活動し9000もの署名を集めた人々の
意志が反映されていないと判断したため。
求める選択肢は「規模縮小及び付け替え道路なしに賛成か、反対か」を問うもの

 

しかし、話はそこで終わらない。
その前に昨年常設型と言われる新城市住民投票条例と言う規則を用いて、
住民投票の請求が行われた。
この時点で実施の結論が出れば県議選と合わせて行えるので費用がかからないで済むというわけだった。

 

この常設型の住民投票を行うには、新城市住民投票条例施行規則というものがあって、いくつかのステップを踏まなければならない。
まずは規定の書式にしたがって、カクカク・シカジカの理由で住民投票を行いたいと申し出る。
市長は申し出が妥当であるかどうか(住民投票をする価値があるかないか)を市民自治会議に諮問する。
そしてこれは実際に行われた。その内容は非公開。この諮問機関の結論がなかなか出ず、
出たら出たで今度は議会の意見を聞くとなっている。

そののちに署名活動となるわけだが、この段取りでは時間的に新市庁舎の実施設計に入ってしまうので、
時間的に厳しいのでより早く結論の出る署名活動に寄る住民投票の直接請求の方法を選び、署名活動を行い9000の署名を集めた。
実際には9000もの署名はいらず請求はできたが、リコールが可能な3分の1近くの数字を背景に、
直接請求は行わずに、一旦議員提案という形で議会に実施を求めた。

それから先は、既に色んな所で報告されている通り。

 

それにしても住民投票の選択肢も分かりにくいが、
実施のためのシステムも分かり難い。
いくつもの法律があってそれぞれの方法で実施の請求を行うのだが一般の人間には
同じ住民投票なのにと、訳がわからない!というのが本音。

 

直接請求による住民投票を求めたのは、
ゴネているとしか思えないかもしれないが、実はこうした背景があるのだ。

 

今でも自分はあの分かりにくい選択肢を可決した議会に不信感を持つ。
決めただけならいいが、議会報告会であれだけ訂正を求める声が大きかったのに頑なに変えようとしない。
新城市で初めて行われる住民投票が、こんな意味の分からない選択肢であることは本当に恥ずかしい。

 

もっとわかりやすく正々堂々と公平に両者の意志を反映さるものならばいいのに。
公平といえば昨日の市民まちづくり集会。
この集会の奇妙さ、不思議さは、不公平さはあの分かりにくい選択肢を決定した姿と通じるところがある。

 

ついついあらぬ想像をしてしまうが、
本当に新城市民には自分たちの問題としていろいろ感じて考えた欲しいものだ。

 

 

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毎回出てくる質問

2015年05月14日 21時54分09秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

「まさか、今度の住民投票の左右が、
当日になって入れ替わって
いるなんてことは無いですよね?」


これは連日行われている「住民投票を求める会」の
説明会で発せられた質問
自分が出かけた説明会の全てでこの質問がなされた

流石に印刷物まで配って条例として成立しているので
そんなことはあり得ない
との説明がなされたが、
この笑い話みたいな質問が出ること自体が
市民の市政に対する不信感は大きい

本当はこの住民投票にしたところで実施されないことが一番良かった
つまり市民の間に納得の行く説明、理解があり、議会で充分な議論が行われて
いたなら、多少の反対意見はあったとしても住民投票を求めるまでの
署名数にならなかったはず

市長のブログでも紹介されている松下啓一先生(相模女子大教授)が
こんなことを書いている

ただ今回の住民投票で、私が最もショックを受けているのは、
つまり、これまで積み上げたきた市民参加手続きが十分に機能しなかったのではないかという疑問である。
熟議の市民参加を標榜し、全国で市民参加のまちづくりを進めてきたが、
市民を巻き込んで決定していく方式が、今回の住民投票の活動によって、
市民の思いを代弁していないと疑義が出されてしまったからである。
もし熟議の市民参加が機能しなかったとすると、早急に、これを是正し、改善策を示していかなければいけない。

つまりいろんな説明会や集会を行ったが機能していなかったのではないか?
ということ
これはシステムが悪いのか、市民の無関心が悪いのか
それともそもそも関心がいくようになされていなかったのか

冒頭にあるように今は不信感が先に立つ
その不信感からスタートするので多少過激な発想が
浮かんでしまう

それにしても、残念ながら市議会議員のレベル(政治的スキルというより倫理観)は
先日の毎日新聞の記事にあるように低いと思わざるをえない

新聞を見過ごした方のために 以下に再掲載 


 

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毎日新聞で「住民投票案」が厳しく批判されています

2015年05月13日 22時36分38秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

この設問が分かりにくいと気づかないなら市議会のレベルは低い。
分かっていてあえてやったのなら、議会の傲慢な姿勢を示しており、
激しく批判されるべきだ。
民意を問う住民投票の意義をないがしろにしている。

本日(5月13日)の毎日新聞夕刊に厳しく批判されているのは
新城市の新市庁舎を巡る住民投票案のこと 

議員報告会でも我々は住民投票の文言を変更するように求めてきた
しかし、議会は変えようとしなかった

正直なところ、これに怒りを感じた人は少なくない
(先日の臼子の説明会での怒りの様は凄かった)
自分も住民投票の結果はどのように出ても(きちんと普通に行われば)
受け止めることができるが 
この分かりにくい設問に対しては悪意以外の何物をも感じないし
それで住民投票を行おうとしたことは許すことができない 

これでは議員の質の問題、と言うよりは
背後に何か文言を変えてはまずい何かがあったのではないか
と想像してしまう
〈本当にあったりして、、、)
最近は賄賂とか天下りとか退職後の顧問に関する規制など
調べたりしている、、(誰のこと? )

本当に最近の新城市は不祥事が続く
もっくる新城の信じられないくらいの大幅な建設費用の間違い
八名地区の選挙前はストップさせるといった約束を果たさないどころか
どんな行動をしているかさえ見えないある人 
選挙違反を認めてもまだのうのうと市議会議員を続けている人

確かにこれでもまだ無関心の市民が多いのは事実だ
しかし、言葉は悪いが市民を舐めると
ひどい目に合うのは誰なのかをよく考えて欲しい
(もう遅いかもしれないが、、) 

 

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住民投票の説明会

2015年05月11日 22時36分39秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

昨日は新城市の川田原公民館
今日は臼子公民館で行われた住民投票の説明会に行ってきた

あの分かりにくい住民投票案の説明と賛同を求めて
「住民投票を求める会」は主催したものだが
面白い!と言っては語弊があるかもしれないが
非常に活気のあるモノとなった

どちらの会場も、怒りの声が止むことはない
特に今日の臼子公民館は凄かった
なぜ、こんなに分かりにくいんだ
直すことはできないのか
市民の声を聞いているのか
こんな文案で住民投票をするために自分らは署名活動したんじゃない、、、

全部もっともな意見
そして自分がこんなにも長く続く怒りで
「住民投票を求める会」の活動に協力しているのも全く同じ理由

なんでこんなに分かりにくい案でやることにして
変更依頼に頑なに応じないのは何故か
これは普通の人なら腹を立てるのが普通で
各会場の怒りは決して特別なものではなく
当たり前の普通の人の感情の発露

特に田舎の素朴な正直な人の集まりだけに
なんで変えられないのだと言う怒りが凄まじい
そしてそれは本当に共感できる

議員の人たちはこの現実を理解しているのだろうか?

ところで、住民投票を求める会の主催する説明会は
5月10日から22日まで11日22会場で開催される
時間に余裕のある人、興味のある人、この文言に怒りを覚える人
そんな人は絶対に出かけたほうが良い
自分がどちらを選択するのしても、正確な情報の認識は必要なことだ


ところで、対決する側の主催する説明会開催の声が聞こえてこないのは
なにか不思議なことだ
それでいて、住民投票を求める会の行動を
世論の誘導だとか言って批判する
自分たちも同様に活動すればいいだけのこと

もっとも開催したなら質問したいことが
ものすごくあるので、それはそれで開いて欲しいのだが
さて質問に答えられるのだろうか?

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新城市の財政(市庁舎借金返済は安心できるか?)

2015年05月09日 20時01分49秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

新城市の新市庁舎は5階建て9000平米、50億円でも、
市長が将来の財政には何も心配いらないと言ったから、
自分は心配していないとある人が言った。
(計画では不足分は年約5000万円の借金を20年間)

そこで市役所に出かけてその大丈夫な根拠を聞きに行った。
答えてくれたのは財政課のスタッフ。
二人で対応していただいたが、とても丁寧に対応していただけた。
最近、市役所に行くことが多くて(文句を言いに?)
正直なところこんなに丁寧に応対してもらえるとは思っていなかった。
その意味では職員の方たちには悪いイメージは全然ない。

ところで肝心な将来の財政を心配しないで良い根拠だが、
財政課はこの市庁舎の借金の返済計画は立てているが、
それが将来に安全かどうかは別問題のこととの答え。
あえて言えば、実感として大丈夫かな、と言う程度。

しかし、これは市庁舎の返済のことだけを考えた場合で、
市全体のことを考えると、楽観的な考え方も、心配症な考え方もありうるかもしれないとのこと。
これをわかりやすい一般人の生活に例えると、車のローンは月々0000円、何とか行けそうだなと思うが、
さてこの金額を冷静に家計の中で考えると、他のローンや子どもの教育費、急な出費を考慮すると、
大丈夫かどうかの判断は先のことはわからないし
判断する人の性格によって答えは違うということ。

そこで正確な現状認識をするために、とりあえず公表されている数字を挙げてみる。
(データは新城市が発行する平成26年度版 ザイセイの話 から)
まずは借金 これは約400億円
一般会計の歳入は 226億8200万円
借金のほうが多い

少し細かくみて気になるのは
市民税の個人の歳入が約24億円、
固定資産税が約36億5000万円
固定資産税のほうが多い
これは少し問題かもしれない、老齢化が進めばもっとこの傾向は強まる

単年度ではなく数年の経過をグラフにしてみるとその傾向が見えるかも知れない。

さて市の財政が大丈夫かどうかを判断する基準に財政力指数というモノがあると「ザイセイの話」に
載っている。(上のグラフ)
簡単に言ってしまえば、使うお金の何%を自前で準備できているかというもの。
これは0.59 つまり、自分の力では計画の60%しか実行できないということ。
もっともこれで一気に不安かといえば、この数字を基に国は交付金の金額を算出し、交付することになる。
愛知県の市町村のこの財政力指数をランク別に見ると新城市は54自治体の中で50位、
下から5番目。交付金はあっても心配いらないとはいえなさそう。〈これから交付金は少なくなりそうだし〉
とりあえずこれがひとつの事実


次に経常収支比率と言う指標が紹介されている。(下のグラフ)
これは一般財源を経常的に支出する経費にどれくらい充当しているかを見るもの。
簡単に言ってしまえば、固定経費みたいなもの。この数字は88%。
つまり予算を計上しても88%は使い道が決まってしまっているということ。
これが多いか少ないかの目安は70~80%が望ましいとされているので、新城市は少し融通性がないことになる。

これらの数字の他に実に様々な数字が掲載されている。
税理士でもないし会計の知識がない自分には、
正直なところこれらの数字を眺めてもそこから見えてくる世界を想像できるわけではない。
しかし、悲観的に見るわけではないが慎重に見た場合、
そんなに楽観的に見ることはできないな!と言うのが実感。
特にこれから急速に進む高齢化、人口減による市民税の減少は容易に想像出来るだけに、
不足分の問題が出た場合、市民税率のアップはありえない話ではない。

いやいや大丈夫!そんな意見もあっていい。
安心するためには聞いてみたいが小心者の小市民は不安が先に来てしまう。

いったい市民の方々はどんな判断をするのだろう。
この財政の現状を踏まえて、市庁舎の建設の住民投票には自分の判断にフィットした方を選ぶわけだ。
ホント、良く考えて選びたいものだ。

それにしても、住民投票の選択肢のわかりづらいことと言ったら、
思い出すだけで腹が立ってくる。
正直、これで住民投票を行いました!なんて言ってほしくない。

また愚痴になってしまった(?)

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