パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

実感との違いが理解できるような気がする「国家の統計破壊」(明石純平)

2019年06月10日 19時29分34秒 | 

時に生々しい現実の本を手にしたくなる
そこで手に入れたのが、明石純平の「国家の統計破壊」

これを読むと、政府の発表する経済の数字が実感とズレている理由がわかる気がする
それは数字の解釈の違いどころではなく、意図的な数字隠しとしか見えなくなっている

この本は明らかに反安倍さんの立場だが、安倍さんを支持する人のこの本に対する真っ当な
反論意見(争点をそらすことのない意見)も聞いてみたい気がする
と同時に、マスコミの人たちは報道するものの責任として、この本に書かれていることを
どのくらい理解した上で、あるいは反対の意見を持った上で、伝えているのだろうかと考えてしまう

マスコミはわかりやすく伝えるのが仕事だとしても、それなりの知識や努力が必要なものを
無理やり単純化して伝えるのは(記者のレベルを現していることになり)危険を伴う、、と思うのだがな

内容は「データが語る日本財政の未来」に繋がり、この人の二冊目だったのでわかりやすかく
一気読みしてしまった(果たして細かなところまで理解できているかといえば?だが 特にベンチマーク)


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