パンセ(みたいなものを目指して)

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住民投票に関する印刷物が届きました

2015年05月04日 07時52分37秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

昨日、我が家に届いた市からの印刷物
当初は5月1日に全戸配布の予定だったが
少し遅れての到着

5月31日に新城市庁舎の計画についての見直しを問う
住民投票が行われるということ
さてその投票の選択肢だが

4角で囲った部分
選択肢1,選択肢2,そのいずれかを選んで丸をつけるというもの

これを見てどう思いますか?

わかりにくいですよね
普通の人はそんな風に感じると思います
そこで、先日行われた議会の報告会があった時に
(この案は議会が決めたので)
選択肢をもっとわかりやすいものにしたらどうか!
と言う意見が出されました
これも普通の当たり前の意見です

そこで、どうなったのかといえば
どうもなりませんでした
つまり、このわかりにくい選択肢は文章を変えずにそのまま行くということ

不思議です
何故、分からない、判断に困るような文章のまま住民投票を行うのでしょう
わかりやすい文章にしてほしいと要望しているのに、、、
(そもそも何故こんなにわかりにくい選択肢を決定したのでしょう)

となると、文章を変えてはまずい何かがあったと
考えるのは考え過ぎでしょうか

実際のところこの住民投票に至る経緯はとても複雑で奇妙です
最初は署名活動を通じて住民投票を実現しようとする団体が動いた
わずか5日間の間に自書、捺印の署名数は9000にものぼった
そこで、市民の声は住民投票を望んでいるのではと議会にかけた
議会はその前から住民投票については否定的だった   が
9000もの署名が集まり自分たちの判断は間違っていたと反省し(?)
議会からも共同提案として突如住民投票をしようという議案が提出された
ここまでは、なるほどありそうな話 と思えるかもしれない
でも、本当はそうではなかった

まず、署名活動を始めた頃
条例文については、万が一のことを想定し
市長らの指示で、市の担当部局で2月中旬ころから
素案づくりに取り組んでいました

上の文章が市議会議員の山崎 祐一氏の発行する「新城公論」に書かれています

そして最初否定的であった議会側も市長の仲介で
しぶしぶ住民投票を行おうと方向転換し
共同提案で住民投票を行う案を議会にあげた

その前に、住民投票に対する議案は市長案によるものか
議会提案によるものかが、非公式な市長派の議員の間で
交わされたとも新城公論には書かれています

そこで、問題となる選択肢の文章
さて市長らが指示で、担当部局で検討させた素案は
一体どうなったのでしょうか?
今度の選択肢の文章に反映されている
と考えるのは特に偏った考え方ではないと思います

市長側は当然、あの文章は議会がつくったものだと
言い放ちますが、、、

今回の住民投票の大きな特徴は、一八歳以上の人が参加できる点
若者の政治参加を促す意味で一見真っ当なことのように見えますが
市長はこんなこともいっています

投票率や賛否の絶対得票率(投票総数に占める率ではなく、有権者総数に占める率)
などをみて、総合的に判断していく必要があります。

つまり、投票率があまり上がらなかった場合
市側が提案している計画案が否定されても深く考えるに値しない
と考える(かも知れない)と言っているのです

正直なところ自分の一八歳の頃のことを考えると
この手の問題に積極的に活動したとはとても言えない
だから、投票率には期待できないと思えてしまう

でも昨日お会いした方から良いアイデアを頂きました
新城市には新城市若者政策ワーキングと言うのもがある
新城市を「若者が活躍するまち」
「若者が住みたくなるまち」にするため、若者目線で政策を練り上げます。
こんな目的をもって市長の(市の)意向にそって作られたもの
こんなまちを実現するために活動するわけだから
当然、今回の住民投票への参加を促す活動もあるはず
それで、この方たちに働きかけたらどうか!というもの
これは断ることも無視することもできないはず

実際のところ
これはやってもらわないと困る
やるでしょうね!、、、 

同様に、市議会議員の人々も投票率アップのための
啓蒙活動をやってもらわないと困る
(何人が投票率アプのために動くのでしょうか? 
 チェックが必要ですね) 

いずれにしても、この住民投票が一部の人達の問題ではなく
市全体の問題として、市民が深く関心を持ってもらうことを望まずにはいられません

どちらを選んだらいいかは個人の判断
でも、とにかく関心をもってほしいものです

今回のブログは今までアップしてきたものと
重なる部分が多くなっていますが
再度、流れをスッキリさせるために
少しくどいですがアップしています 


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