パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

誕生日祝いの声をかけてくれたのは小学生

2023年05月02日 08時57分59秒 | 子どもたちのこと

連休(GW)の合間、小学生は登校日だ
可愛そうな彼らを庭から見送り、家に入ろうとすると
隣の家の方が
「昨日、〇〇さん(自分のこと)の誕生日だった?」
と話しかけてきた

なんで、知ってるのだろう?
不思議に思いながら答えると
「昨日の午後ね、小学生の子が〇〇さんの家に向かって
  おじさん、誕生日おめでとう!と言ってたから、そうかなと思って!
 それ、知らなかった?」

残念ながら、自分は全く知らなかった
きっと車があったから家にいると思ったのだろう
その話を聞いた時から心が一気に軽くなる気がした

確かに昨日は誕生日の話をしながら校門まで歩いた
でも自分のことではなく、いつも寡黙な女の子に
少しでも話しができるように誕生日を聞いたのだった
マイペースな忘れ物の多い僕くんは
「おれは12月〇〇日」と口をはさむ
男の子でもこのくらいの年齢は割合おしゃべりだ

「おじさん、何歳?」
校門の近くになって、時々繰り返される質問が出た
「何歳かな、当ててみて」
「〇〇歳」
いつも驚くのは、子どもは年齢という概念をちゃんと理解していないということで
時に「20歳?」とか「100歳」とかとんでもない数字を口にする

「実は今日(昨日のこと)は僕の誕生日なんだ」
自分の誕生日について口にしたのはこのくらいだけだった

でも、それが彼らの記憶に残っていたとは、、
そして家に向かって「おじさん、誕生日おめでとう」と言ってくるとは

日々の楽しいことというのは、こういうことだな!
とつくづく感じる
いつか忘れ去られるような些細な感情の動き
それらの積み重ねが幸福な時間だと思う

この話を聞けた今日は、きっと良い日だ!




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 母に感謝する日(母の日では... | トップ | R.ソシエダ、R.マドリーに勝... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

子どもたちのこと」カテゴリの最新記事