この震災以後、人は変わる
変わらざるをえない
どのように変わるか?
それは復興の過程、グランドプランに兆しは見えるに違いない
復興と言っても、以前のようなある種の物質文明を
もう一度!という形にはならない気がする
GDPが世界第2位と言って誇らしげにしていた国
しかし一人頭で換算すれば10番前後
しかも一人ひとりが幸せを感じているか
といえばこれもまたおおいに疑問だったりして
つまりは以前の姿はもどるべき姿ではないことは
少し考えれば分かること
だが判断の基準を前の生活との比較でしか考えられない人たち
いわゆる想像力、洞察力のない人たちは
復興は単純に乗り越えることだと考える
後になって乗り越えることになるだろうが
それは乗り越えるというより
しなやかに変化していって
結果的に乗り越えたという表現で表されることになる気がする
とにかくこれから以後は何もかもが変わる
気づかないうちにかわる
多分メディアは死活問題に直面するだろう
コミニュケーションの方法や情報の取得の仕方、時間の潰し方はおおいに変わる
そしてそれらによる人間の関心の変化、優先順位の変化は
あまりにも自然で気づかずにいてしまうかもしれない
実はこの変化、自分はおおいに期待している
結局、人に必要なのは部分的なテクノロジーではなくて
全人格的な判断力、教養、共感力、行動力
そんなことが明らかになるのでは?
そんな時、
自分も責任の外にいる批評家、評論家から脱皮して
生産的なことをしなくては!