エピローグまでで、324ページ
現在156ページめくったところ(読んだとはいえない)
ハンナ・アーレントの「全体主義の起源」(3)
読み始めて数日になるが、ページが進まない
「去年の冬、きみと別れ」「生還者」は
それぞれほとんど1日で読み終わったが
この本は、一回トライするごとに数ページしか進まない
なにしろ集中力と想像力を要する
字面を眺めているだけでは空虚な言葉が並ぶだけ
残念ながら歴史(ボルシェビキ・スターリンなどの)を知らないので
イマイチわからないところが続く
しかし、一旦気合を入れて読むと、これは恐ろしく重大なことが
書かれていると実感する
これは現在の日本人の何人かが心して読むべきと感じる
ところで、速く読めないことにイライラを感じないこともないが
ハンナ・アーレントはこの本を書き上げるのにどのくらいの時間をかけたのか
と考えると、読むスピードよりは明らかに遅いに違いない
そうか、書き上げたスピードで、その思考をしっかり味わいながら
読んでいけばいいのだ
半端じゃない集中力を要求するが、今は最後まで読めそうな気がしている
いや読まなきゃいけないかな
読めたら自己満足と自分を褒めてあげたりして、、、