パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

久保が今季9点目のゴール

2023年05月24日 09時35分26秒 | サッカー

サッカーのスペインリーグも残りあと少し
既に優勝はバルセロナに決まっているが、
現在4位の久保のレアル・ソシエダは
来季のチャンピオンズリーグ出場に向かって正念場だ

今朝というより深夜行われたアルメリア戦では
久保が決勝点ゴールを決めて勝利し、勝ち点を68まで伸ばした
5位のビジュアレアルの1試合少ない状態で60
今日のうちに同じ試合数になるが下位のチームとの戦いで
勝利の確率が高いから実質的な勝ち点差は5点のままといったところか

ヨーロッパでサッカーをしている選手にとってチャンピオンズリーグ出場は
まさに檜舞台のようなもので、このリーグの覇者は実質世界一のチームと言える
ワールドカップと違って自国の選手ばかりでなく、各国から優秀な選手を集め
十分に練習が行われ、戦術の共通理解もなされ熟成もなされているから強いのは当然だ

現実的な見方ではワールドカップは選手の見本市で
ビッグクラブ、中堅チームはワールドカップで活躍した選手に目をつけ
補強の対象としている

スペインリーグでは上位4チームがチャンピオンズリーグに参加できる
だから久々のチャンスを目の前にしたレアル・ソシエダはあと二試合は
死にものぐるいで戦うだろう
ただ次の相手が、シメオネ監督のしぶといアトレティコ・マドリードで
バルサ、レアル・マドリーに並ぶスペインの強豪だ
あと少しまで来ているが、ぜひとも頑張ってほしいものだ

ところで久保は最近、レアル・マドリーとの試合でゴールをあげ
通算8得点までいっていた
そして深夜の試合では9得点目を、右サイドからカット・インして
ゴールのファーのサイドにきれいに蹴り込んだ

最近は出来不出来のムラが無くなり、
コンスタントに高いパフォーマンスを続けている

でも日本のメディアはそんなに騒いでいない
大谷の活躍と同じくらい簡単なことではないのだが
日本の様々な情報はアメリカ優先なのがこれからも分かる

ところでサッカーのように点の入らないゲームは
多くゴールを決める選手は違いを生む選手と言われる
メッシもエンバペもレヴァンドフスキもハーランドも
本当に特殊な才能と思う

そこで多くの得点をあげるにはどうしたら良いかを想像してみる
まずはゴールに近いところでシュートする
豪快なミドルシュートは見栄えがするが、確率的には近いほうが圧倒的に良い
次にゴールの正面からシュートする
右サイド、左サイドの選手がカット・インして決める場合も多いが
圧倒的に多いのは真ん中からのシュートだ

この2つの条件をどのようにに生み出すかということになるが
味方からのパスとかクロスがピッタリ合うのも一つだが
守る側はこの条件を潰すべく中を固めている
だから良いボールの供給だけを待つ選手は
結局は多くの点をとる選手にはなれない
得点を多くとるには自らの力でこの条件の場所まで行って
シュートする力がないとだめだ

最近の久保はこれができているように思える
足元から離れないドリブル、密集の中でもパスもシュートもできる持ちかた
そして膝から下の鋭い振り

ワールドカップ後、プレミアリーグで大活躍した三苫もドリブルに特徴がある
だがドリブルの種類が違う
三苫のほうがよりウイングタイプで、ドリブルの走るコースは左のタッチライン沿いだ
久保もウイングでドリブルすることが多いが、彼のほうが真ん中で
ボールを前に運ぶドリブルができている
そして印象だけだが、彼のドリブルはメッシに似ている
一方、三苫のドリブルはネイマールに似ていると言われる

ところで話は変わって
スコットランドリーグではセルテックの古橋が得点王になっている
でもワールドカップで選ばれたのは古橋ではなく前田大然だった
戦術的なこともあり走力のずば抜けた前田を選んだとか
古橋は与えられたチャンスをものにできなかったともいわれるが
問題は古橋に供給するボールの質が、
スコットランドリーグの選手たちと比べてどうだったのか?
を検討しなければならない
ストライカーというよりフィニッシャーの古橋は日本代表に選ばれても
クロスの質が高ければそれなりの活躍はできそうな気がする

ということで今朝はサッカーの話
日本代表もポジション争いが激しそうだ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気味悪い出来事 | トップ | 3枚の「アビーロード」のレコ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

サッカー」カテゴリの最新記事