パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ゲルト・ミュラー

2020年11月28日 08時59分31秒 | サッカー

土曜日なのでお気楽な話題を!

先日マラドーナを取り上げた時に、ゲルト・ミュラーも少し変わってると紹介したが
ゲルト・ミュラーのことを知らない人が多くなってきているので、彼のことを少し

彼はドイツ人で、ずんぐりむっくりした体型のフォワード
でもゴールすることだけは異様にうまい選手で、ウキペディアを見ると
西ドイツ代表62試合で68点
ブンデスリーガでも427試合で365点を取っている
驚異的な得点率だ
このゴール職人故に「デア・ボンバー(爆撃機)」とのニックネームがある

彼はメッシとかロナウドとかのように、すごく上手いとかフィジカルが強いというのではない
だから過度に動き回ることはない
でも点はしっかり取る
それは不思議なことに、何故かそこに彼がいるという場面が多いのだ

実はこれを実感したことがある
昔ドイツをフラフラしていた時、バンベルクのユースホステルに泊まった
その時近くのグランドで地元の消防隊員(だったと記憶しているが)と
バイエルン・ミュンヘンのサッカーの親善試合が行われた
最初は地元チームにプレゼントのような得点をあたえたのだが
バイエルン・ミュンヘンはそのあとのキックオフから相手チームに全く触らせずに
あっという間に同点にしてしまった

それからは一方的な試合になったのだが、この時のミューラーがとても印象に残っている
いつも良いところに彼がいるのだ(練習の成果とか決まりというより、何故かそこにいるのだ)
彼はまるで箒で塵取りにゴミを入れるように、ゴールにボールを入れる
今でも覚えているのは「箒で塵取りに入れるような印象」でシュートする
これなら外すわけはない、、と心に刻まれた
40年以上も前のことだが、彼の得点のこのイメージはずっと残っている

話は変わって10年以上前、ドイツ語通訳をしていたある人からミューラーの
13の背番号の入ったユニホームを頂いた
大事にしておけばよかったのだが、嬉しくてサッカーコーチのときに着てしまった
そのユニホームは自分にはブカブカだった

その後ユニホームは、サッカー狂いのような中学生にプレゼントしたので
自分の元から離れてしまった(少し失敗したかな?)




コメント
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