パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

「それから」。冒頭のシーンと音楽が好き

2015年10月09日 08時54分52秒 | 徒然なるままに

松田優作と藤谷美和子が主演
淡々と進行するなかに、畳を歩く音、風鈴、着物の擦れる音
そして何かを暗示する表情
森田芳光監督の映画「それから」

多分劇場でしか集中力が続かない
明るい日常のなかでテレビ画面では
とてもその世界には入っていけない

しかし一旦入ったとなると
奇妙な電車の中の花火のシーンも心象風景として
違和感がない

そして音楽が素晴らしい

映画は最初のシーンでその出来が予想できるが
藤谷美和子の演ずる三千代の顔が 冒頭 数秒間
ぼんやりと現れぼんやりと消えていく
このワンシーンでその世界へ入っていける

想像力、自分の持っている想像力を喚起するような
そういった作品だ好きだ
何もかも親切にわかりやすく、飽きずに見られるものよりは
一生の中何度も経験はできないかもしれないが
集中して見ると言う映画は貴重だと思ったりする



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コンスタントに活躍できる選手とできない選手

2015年10月09日 08時30分30秒 | サッカー

ワールドカップ アジア予選 シリア戦
結果は3-0で勝利
得点は本田(PK)岡崎、宇佐美

結果だけを見れば快勝みたいに見えるが
前半の戦い方を見れば日本が圧倒したというのでもなかった
それだけシリア側も頑張ったということろだが
いつも思うのは香川の代表での試合の出来のこと

ドルトムントではそれなりに活躍できているのに
代表になると一応の結果は出しているように見えても
イマイチ存在感がない(時にはそんなことはないが)

昨日の試合も前半は消えていた
後半もあのアシストがなかったら評価は低くなってしまいそう

反対に本田・岡崎はある程度の計算がいつもできる
悪くても、特に岡崎はそのひたむきさ故に
今日は彼の日ではなかったと仕方なく思えてしまう
本田は悪い時でも合格点はクリアする
そして、このチームに本田がいない時を考えると
少し不安になる

だが本田もいつまでも出られるわけではない
時に怪我・病気で欠けることがある
だからこそ次を担う香川にはもっと頑張って
もらわねばならないのだが
 

コンスタントに活躍できる選手、出来ない選手、
その差がどこから生まれるかわからない
本当の実力が出るのか、それとも気持ちの問題か

いぜれにせよ、代表選手は勝ち負けは別にして
パフォーマンスの点でいつも合格点をとってほしいものだ

数日後のイラン戦
勝ちにいきたいところだが
本田がいないという仮定で強い相手に何ができるか
トライするのも面白いと思うのだが、、

それにしても、時折見せるパスミスや不正確なキック
そして攻めこまれた時の後ろからの苦し紛れのつながらないキック
まだまだ世界は遠い 

 

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