パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ユーロ2008とW杯予選

2008年06月23日 22時10分42秒 | Weblog
さすがに今朝の早起きは
今になって猛烈な睡魔となって襲ってきた
晩御飯の後30分くらいはウトウトしていたようだ

それにしてもイタリア
Pk戦でスペインの負けてしまったが
恐るべき守備力だ
前々から知っているものの、
それでもあきれてしまうほどの堅さだ

人数がやたら多く見えたりするが
(かけているせいもあるが)
それより本能的に体がついていくシュートコースを消したり
フェイントについていく能力
守るだけでなくボールをとる能力
それらはある面惚れ惚れするくらいだった
ただ、それがいいかどうかは別として
確かに守りの文化はイタリアにはあるのだと感じる

さすがのスペインも途中から打つ手なし
みたいなことになってきていた
少しばかりリズムが一本調子になってきたせいもあるかな
当たり前のことだがイタリアもスペインも
基本的な技術、そして1対1の激しさ
これらは昨日夜見た日本代表とかなり違う
そう、これらの試合を見ていた時は
日本は何十年かかっても追いつけないのじゃないか?
と絶望感を感じたほどだ

たしかにオシム監督の言うように走力が違う
走る距離は日本と同じくらいかもしれないが
日本はまだ無駄走りが多い(それも必要な場合もあるが)
つまりあまり考えて走っていないから

そしてパスのスピードが違う

それからスピードアップが日本は出来ていない
日本ではDF、MFからはほとんどが泊まった場所からの
パスからスタートするが
ヨーロッパの連中はMFからドリブルで突っ込んでいって
人をひきつけ、かわしパスコースを作っていく
まるでヨーロッパはバトンタッチでリレーしているのに
日本はいつも号令でスタートしているみたいに
その都度その都度スタートしている

サイドアタッカーがドリブル突破は当たり前
しかし中央でもそこそこのドリブル突破の能力は必要だろう
それは必ずしもシュートのための突破でなくてもよくて
中田英のようにボールを前に運ぶドリブルでもいい

そのためには日本人はもう少し体を頑丈にしなくてはならない
今更骨の太さは変えられないのなら
せめてボディーバランスをよくするとか
あたりに強い体の使い方を身に付けるべきのような気がする

そして出来れば司令塔という言葉が死語になるような
個々が柔軟な発想による積極的な
スピードにあふれたプレーが正確に出来るように
なればいいのだが

実際このままでは最終予選は大いに不安
日本のレベルは底辺は上がっているが
代表レベルは下がっているような気がしてならない
それが杞憂に終わってもらえればいいのだが
コメント
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