パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

慣れは大敵?

2007年12月28日 20時14分04秒 | Weblog
今朝の朝食、みそ汁のダシを今までの煮干しから
厚削りにしてもらった
すると味の違い、香りの違いが際立った
そこで2.3日これでいって、その後、また煮干しにしてみよう!
という事になった

残念ながら、慣れてしまうと感覚は少し鈍くなってしまうかもしれない
だからこうして時々変えるのは、現実的な楽しみ方でもある

慣れによる感覚の鈍化(?)
それは先日来のレコードとCDでも同じだ
今でもレコードの方がいい音で、針を下ろす手間をかけているが
それでもなんだか慣れてしまって、最初に聞いた時程の
感激は無くなっている

このような経験をすると、人というものは(少なくとも自分は)
少しも満足をしない生き物のようだ
もっと!もっと!をついつい求めてしまう
聞こえさえすればいいのだ!と思っていても
いざ実際に聞いてみて、あれだけの音の違いを目の当たりにすると
オーディオマニアになる人の気持ちも判る様な気がする

ところでレコードの方がいい音!
というのは、この分野のマニアには割と定説のようだ

非接触型のCDではどうしても薄っぺらな感じがしやすい
直接メディアに触れて音を拾ってるレコードは
厚みのある音がしやすい!とか、、、
こんな話は場所を変えて何回か耳にした

それにしても本当の敵はメディアの違いより
「慣れ」なのかもしれない
すでにそこそこのレベルの達しているというのに(?)
すぐにあれこれ考えたくなってしまう

もっともその全部が全部間違いというわけでもないし
こうした事があるからこそ
進歩(?)が見られるのも事実だろう

困ったものだが、何も感じないよりはいいかな?



コメント
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