パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

「看護婦さん」じゃ何故いけないのか?

2007年12月15日 20時48分17秒 | Weblog
あまりお世話になりたくはない病院
今年は何故だかやたらと連続して行く事になっている
年初めの階段から落下の、あばら骨の骨折から始まって
軽いとはいえ後ろからの車での追突
右足の捻挫、ついで左足の薬指にできた魚の目
運命的には大殺界みたいなものだが
そこで、かかりつけの医者で暇に任せての会話

「なんで看護婦さんじゃいけないのかな?
  看護婦さんと呼ばれるのはいやですか?」
そんなふうに年配の看護士さん(女性)に聞いてみた
「それより看護士さんと呼ばれる方が変な感じ
 全然いやじゃない、私たちは看護婦さんと呼ばれる人になりたかったから」

そう、なんでこんな風にむりやり男女同じ言い方しなくてはいけないのだろう
スチュワーデスさんもそう、
キャビンアテンダントだったかな、何のこっちゃ!
このやさしい響きで女性の憧れの職業名を
なんでこんな言い方をしなくちゃいけないのかな?

この国はどうも妙に実効性のない建前が大手を振っている
求人広告でも男女区別してはいけなかったり
年齢制限の項目を記載してはいけない事になっているが
実際に採用するのは男だけだったり(女だけだったり)
そんなに年齢のいってない人だけだったりするのに
表面的にだけはおとなしくしたがっている振りをする

10年後には有給休暇の消化率を100%にしようと
政府はぶち上げているらしいが
果たしてそれができるかは(いい事なのだが)
現在中小零細企業の置かれている立場、環境を
しっかりと把握してからでないと
またもや響きの良いだけのかけ声に終わってしまう

それにしても、男女平等にというのは
職業の呼び名を同じにするという事ではないと思うのだが、、、
コメント
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