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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ミッション・インポッシブル

2011年12月27日 19時29分36秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

代休の一日 久しぶりに映画を見た
トム・クルーズの最新作「 ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル」

確かに退屈せず見られた
そして悪役の端役の人がモノのように無残に殺されることもなく
最新鋭の科学技術の凄さもリアリティはないものの興味深かったし
例の高層ビルでのシーンも角度によってはホント怖そうだった

話もテンポよく進み
それなりに謎にも満ちていたし
その謎もこの作品内で解決して
申し分無いように思えるのだが、、

問題はこのテンポの良すぎるところ
エンタメ的にサービスがよすぎるところが
自分にとっては少しばかり不満なのかもしれない

内容的には007シリーズと似たようなもの
しかし、007のほうがもう少し遊び心があるかな
というか余裕がある感じ?

スパイ映画はアクション映画ではなく
フリーマントルのスパイ小説ではないが
「別れを告げに来た男」みたいなのを淡々とやったら
自分好みで面白そう
しかし、これじゃ人は呼べないか!

説明過多のサービス精神いっぱいの映画もいいけど
想像力を刺激する映画も見てみたいな

それにしてもシネコンは商業的大作ばっかりでなくて
マニアックなものの上映して欲しいものだ
そしたらもう少し見に行くかも

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アリーナ・イブラギモヴァ バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ

2011年11月21日 22時46分24秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

Twitter上で知り得た情報
ツイートした人の言葉があまりに魅力的で
ついチケットを確かめて、購入して出かけたのが今日の
アリーナ・イブラギモヴァ 
バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータの演奏会
会場は名古屋 宗次ホール

今年はラ・フォル・ジュルネにも行かなかったし
このところコンサートにはとんと縁がないので
耳が慣れていないから演奏会の印象がまとまらない

それで演奏会中に思いついたことあれこれを羅列してみると

あらら、案外高い音はキンキンするかな
このホールが壁がコンクリートでなく
バイロイトみたいに木が多く使われていたらどんな音がするんだろう?

第一番のパルティータ
舞曲を名乗っているが無伴奏でこれだけの音楽を作り出すのだから
かなり抽象的な音楽
ふと音楽の捧げもの作曲した人の音楽と思う
演奏自体は勢いに乗って突っ走る感じ

第2番
この曲の方が弾き込んでいる感じ
一番よりも感情表現が伴っているような、、
しかし、曲の始めはニュアンスがそれなりに感じられても
途中から若さの勢いに任せての演奏に

シャコンヌは冒頭の気合いの入った音 フォルテに少し驚く
この人、この曲が好きなんだろうな!
そんな気がして聞き込む
途中、音がヴァイオリンから出ているのではなく
体全体から、いやどこから出ているのだろうと
不思議な感覚に陥る
ただもう少し起伏に富んだ演奏はやろうと思えばできる気がする
やっぱり若い人の演奏の印象が強い

ヴァイオリニストでは今までのところ曲は違うけど
デュメイが一番良かったかな
キョンファのフランクも良かった

さて3番
これはほとんどおまけの感じで聴く
まだシャコンヌの印象が残っている所為か
ブゾーニのピアノ編曲をキース・ジャレットが弾いたら
どんな風なんだろう?
と思ったりする

結局、それほど集中できていなかったという事か!
それも久しぶりだったから仕方ないかな?

それにしても毎度の事ながら
コンサート会場で配られるチラシには気がそそられる
それはそれで困ったものだ
行きたいけど、時間がかかりすぎる
(行き帰りの時間が)
でも、今度は何にしよう?

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ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2

2011年07月17日 19時31分44秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

始めて3D映画を見た

いや、見させられた

特に3Dでなくても良かったのだが

字幕でやっていたのは3Dだけで

仕方なく見ることになったのだが

この映画、3Dの必然性とか効果を発揮していたのだろうか?

少なくとも観終わった感想は

普通に上映で価格が安いほうがありがたい

 

さてこのハリー・ポッターの最終章

前作から1年経ってしまっているので

話の内容、続きを思い出すのが(想像するのが)しんどかった

 

本も読んでいるのでなんとか分かっている気がしたけれど

こんな内容だったっけ?

と思うのは自分の記憶力の情けないところ

 

しかし、肝心の、本でも大事なシーンは

チョットうるうるきてしまった

原作者はハリー・ポッターとロンとハーマイオニー

そしてあの人物のキャラクターを設定した時点で半分成功したようなものかな?

(イギリスのミステリー小説の伝統を受け継いでるみたいで)

 

そしてやっぱり再確認したことなのだけれど

映画より本のほうが面白い

細かなストーリーが省略されていないからではなく

自分の想像力の中でいろいろ経験するほうが

話の解釈に多少の誤差はあっても楽しめる

 

原作者は子供達がテレビゲームから

読書の方に流れていってもらいたいと望んでいたけれど

本当にそうなればいいと思う

 

それにしても、みんな大きくなってしまった

第一作の子どもっぽいこと

このころはドラゴンボールの初期の感じとよく似ていてで

おおらかな感じがよかったかな

 

 

 

 

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映画「ツーリスト」

2011年03月23日 20時10分38秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

今日は休日

しかし昨日昼ごはんを食べたとき料金を支払う段になって

財布を忘れてしまっているのに気づき

支払を次回にしてもらったのだけれど

(豊橋立合橋のカレー屋さん親切にありがとうございました)

日を空けるのはなんとなくい心地が悪く

それで今日支払いに出かけることにした

 

 

でも折角の休み、それだけでは勿体ない

そこで映画を観ることにした

(被災者の皆さんのんびり楽しんでいて申し訳ありません)

見たのは、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーが出演する「ツーリスト」

実は時間つぶしさえ出来れば何でもよく、この映画を選んだ理由はこの二人のファンだとかではなく、

映画の舞台がヨーロッパのヴェニスだったところにすぎない

それと予告編も面白そうだったし(iPadのアプリの予告編)

 

アンジェリーナ・ジョリーという人、好きなタイプではないし

美人だとも思わないがなんという存在感、

ジョニー・デップはヒット作のシリーズを一つも見ていないから

これが当の本人か?くらいな印象

 

さて感想は?

退屈はしなかった

非合法な組織の金をネコババした男

その男を追いかける組織

その男の恋人

そして男はイギリス国内で脱税しているために警察もその男を追いかけている

こんなシチュエーションで物語は進んでいく

 

男は恋人の女性への連絡は全て手紙で姿を見せない

そして顔も整形を施して別人になっているから

恋人も彼を確認できない

 

男は自分に似た体格の男(ツーリスト)を

自分の身代わりにして組織を欺こうとするが、、、

 

こんな感じで騙し合いが続く

結果的にはよくできたどんでん返しの続く

イギリス風の映画に仕上がっている

 

なるほどそういうわけか

しかし、突込みどころは、矛盾はあるぞ!

と思わないでもないが、映画上のこと、

楽しんだほうが得!と思い直し

単純に楽しむことにしてツッコミは中止

 

さて注目のヨーロッパの風景は?

ヴェニスの建物の瓦はあんなにブカブカしているのか!

気になったところがこんなところだったとは

ヤレヤレ!

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ZERO 911の虚構

2011年02月02日 20時38分00秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

911同時多発テロの疑問をついた映画

メジャーな映画館では上映されないし

上映期間も後わずかというところで危うく見逃すところだった

 

内容自体はYoutubeに何回かに分けてアップされているものと似ている

 

WTCビルの倒壊の不思議(本当に熱で鉄骨が溶けて倒壊したのか?)

その倒壊の落下スピードの速いこと

そこで働いていた人の供述と公式発表の矛盾点

粉塵から採取された硫黄の謎

ペンタゴンに衝突した機体跡が全然存在しない謎

低空の飛行ではペンタゴンのあの箇所に衝突できるわけがないというパイロットの指摘

犯行に及んだとされる人物の飛行テクニックの低さ

ビンラディンは原理主義者なのに指に金の指輪をはめている疑問

などなど

 

この映画は決してアメリカの自作自演だとは言っていない

しかし、公式発表には明らかな矛盾点が多すぎて

真実を明らかにしていない

犠牲者の父として、このままうやむやにして片付けてしまうわけにはいかない

と一人のアメリカ人が締めていたが

もうあの事件から10年近く経過して

歴史的にはアルカイダの起こした同時多発テロということになってしまっている

 

自分はしつこいかもしれないが

どうしても納得できないことが多すぎて、変に思われようと

公式発表をそのまま信じることはできない

 

当日のニュースでの違和感

それは倒壊する前に誰かが「ビルが倒壊する」

と分かっていたような雰囲気であったこと

ビルの上の方で火事であって全体が崩れ落ちるなんて誰が予想したか

なのに既成事実のように倒壊するとみんな信じていた

それはなぜか?

 

ビン・ラディンのこと

彼はある意味ハンサムすぎる

戦いを常とする人間はあのような顔つきではない

映画で比較された本当のビン・ラディンならそうかも知れない

と思わないでもないが、映像で見る彼は映画役者のようだ

 

そう、これらは思い込みの世界だ

しかし、理屈ではなく肌で感じる違和感はどこか気持ち悪い

 

残念なのはこの手の映画がキワモノ扱いされること

または都市伝説化されること

 

映画のホームページはこちら

 

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「ソーシャル・ネットワーク」を見て

2011年01月25日 20時27分57秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

評判通りの早口のハイテンションに終始する映画だった

しかしその早口が妙な熱気、事業創成期のカオスを感じさせて

興味深く最後まで飽きる事はなかった

 

映画の感想を述べる時、話の良し悪し、生き方にコメントするのか

それとも演じられたパフォーマンス、カット、セットについて

語るのか難しいところだが、自分に興味があったのは映画上の事ではなく、

Facebookができる過程、いきさつ、アイデア

 

その意味からすれば見終わって直ぐに思い出した言葉が

「よそ者、若者、馬鹿者」の言葉

何かを変えたり新しい事を起こすのはこのパターンの人間と言われるが

ここでもそれは成り立った

才能のある人間はどこか人間性に欠ける傾向があるようだけれど

ここで登場するのは若者、馬鹿者に該当する創業者たち

 

しかし、比較的ノーマルな感情の持ち主の賢い兄弟は

結局八方破れで突っ走る男に振り回されて

せっかくのチャンスを逃してしまう

 

そして最終的には何が正しくて何が正しくないか

全て結果オーライで、

出来上がった世界の影響力がそれらの議論を無力化させている

 

多分、我が国でもインターネットが騒がれだした頃は

こんな感じで訳も分からない熱気に溢れていた事だろう

 

これは事実を踏まえた上でもフィクションと断り書きがあって

まるっきりその通りとは思わないが

それでも何度も繰り返すが、妙な熱気はリアリティがあった

 

が、心に残るものは、、、あったかな?

今風の話題

心地よいテンポの運び

エピソード満載のストーリー

残念ながらこの映画がずっと記憶に残るかどうかは怪しい

それは自分の年齢による記憶力の低下もあるけれど

 

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映画「ノルウェーの森」

2011年01月06日 19時10分04秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

日本語で話されているけれど、これは外国の映画

これが映画「ノルウェーの森」を見た感想

フランス映画っぽい!

 

そこで思い出した映画が「愛人/ラマン」

原作はマルグリット・デュラスの自伝的小説

「愛人/ラマン」指同士で性的な交わりを連想させるシーンは

エロティックで「ノルウェーの森」でのこってりした描写は

まるでこれがお手本みたいな気がした

 

さて映画自体は、原作を読んだ事がある割には内容はさっぱり覚えていなくて

確か自殺した人がいて、それが後を引きずっていて、、、

位な事しか覚えていなかったので余計な先入観を持たずに見る事ができた

 

楽しめたか?

と言う問いには「yes」

と答えてもいいかもしれない

不満が無いとは言えない、しかしそれは映画にというより

原作への不満の方が大きいかも知れない

 

そう、映画自体はそれなりの世界を作っていた様に思う

心象風景のような映像、そして音

しかし、多分自分が村上春樹の熱心な読者でない所為だろうが

この生活感の無い登場人物たちには少し抵抗感があった

 

生活感の無い登場人物、それは1Q84でもそうだった

そして、その事によって村上春樹の世界が独自のもの

あるいは小説空間の効果を上げているのだろうけれど

この「熱気」の無さは、

「どこか違う!」と思わざるをえなかった

 

「愛人/ラマン」でも、雰囲気的には似ているフランス映画「突然炎のごとく」でも

同様に理不尽でもどこか熱があった

それは生きている証と言うか、生きているからこそ間違いも起きる

といったメッセージも(今なら)感じる事ができる

 

小説家という人々は自分を切り刻んでいる人種

全部が全部そうではないかもしれないが

そう言う人たちだと思っていた

技術論だけで済ませていけないような

なにか訳の分からないものに闘いを挑んでいる連中

そんな風に思っていた

 

村上春樹氏はそうでないとは言わない

だが、何故だろう

何かが違う!そんな思いが消え去る事が無い

 

多分それは自分が古典的な小説世界に馴染み過ぎている所為もあるのだろう

「カラマーゾフの兄弟」「シッダールタ」「ウイルヘルムマイスターの修業時代」「雪」

そこには物語の中だけでなく、作家自身の闘いが反映されて

その苦悩自体に頭が下がった

 

村上春樹氏についてはこれくらいにして

映画に戻れば、懐かしかったのは学生運動の風景

大衆団交を要求するシーン

またスローガンを書きなぐった看板

 

それらはそんな時代だったと記憶を呼び覚ましたが

残念ながらここでも何故だが熱気が無い

べたべたと張ったステッカーも整然としすぎだし

看板の文字も綺麗すぎて、、、

もっとも汚く書いても汚く張っても、

あの当時の雰囲気は出ないかもしれない

あの雰囲気は時代だから出たものかもしれない

 

この映画「ノルウェーの森」の一般的な評価は自分は知らない

ただ自分の評価ならば

見ても損は無い、

いや見る価値はある

と言っていいかもしれない

 

しかし、見終わって数時間経って

あまり残っていない様に感じるのも事実だが

 

 

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ハリーポッターと死の秘宝

2010年11月20日 16時45分17秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

今まで全部本も読んできたし

映画もとりあえず見逃さずにいる

こうなれば出来の如何を問わず最後まで!

と見に行ったハリーポッターの最終章 パート1

 

なるほどパート1,2と分けた理由は興行的なものというより

複雑な話を分かりやすくする為だった

しかし、読んでから時間が経っているので

どうだったかな?と思い出しながらの鑑賞

 

ゆっくり展開していくと言ってもこの映画

やっぱり、本を読んでいる人を前提に、

あるいはものすごく記憶力の良い人を前提に作っているに違いない

というか、楽しむ為には知っておかなければならない事がたくさんある

 

第1作から随分時間が経ちメンバーも少年、少女から

すっかり変わって彼らの成長を見る事はできるけど

物語的にはちょっとキツい感じかな

 

内容とは全然関係ない事で気がついたのは

この映画に登場する人の顔つき

ロンや彼の両親、魔法省の太ったおばさんは

イギリス人ぽい顔をしている

民族の顔ってあるものでセルビアあたりはストイコヴィッチを

彷彿とさせる顔が多いし

オランダはカイト(リヴァプール)みたいな顔が多い

やっぱりイギリスで作った映画なんだと思った次第

 

3人で分霊箱を探しをしている時

食ベモノはどうやって手に入れているのだろうか?

服が変わったりしているけど荷物を持参している様子はないし

どうやっているのだろうか?

等という些細な疑問はエンタメ映画ということでスルーする事にして

全体としての印象は?

 

楽しめた!

少なくとも「踊る大走査線」よりはずっと!

 

しかし、この続きは来年の夏

果たして細かな内容を覚えていられるか少し心配

(その時はその時か!)

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