31歳サラリーマンの ホジキンリンパ腫闘病記

悪性リンパ腫ホジキン病の発病から完治までの記録

入院1日目/治療前検査

2010年11月03日 15時56分28秒 | 闘病記
朝10:00母と共に病院へ行き入院の手続きをする。

両親は既に定年を迎え、私が2年前に建てた家で2世帯同居している。
頼れる存在がフリータイムで近くにいてくれるのはホントにありがたい。


私は、この年齢にしてはとても手厚く医療保険をかけていたので
個室病棟に入院することにした。

案内された病室に入ると、すっげー綺麗。
最近建増しした病棟らしく、へたなビジネスホテルなんかより よっぽど快適だ。



病室に入って程なく、担当の医師が治療の説明にやってきた。


詳細はまた別の機会に書くが、私のリンパ腫は肺門と従隔のリンパ節にあり
進行のレベルはステージⅡ。

今回の治療は、ホジキンリンパ腫の世界的な標準治療である
『ABVD療法+放射線』の治療を行うらしい。

ABVDとは抗がん剤の種類で
 A:アドリアシン B:ブレオマイシン V:エクザール D:ダカルバジン

ということらしい。

エクザールがなんで『V』なんだろ?



この抗がん剤を入院期間中2回投与する。(2週間おき)
医師から抗がん剤それぞれの副作用の内容と、緩和の対応について説明を受けた。


特に印象に残ったのは『D』のダカルバジン。

『ABVD療法』の副作用でよく聞く 吐き気と血管痛はこいつの影響らしい。
今回は副作用を抑えるために、部屋を暗くして『D』の投与スピードを速く(30分)するそうな。


なんでも
光にあたったり時間が経ったりすると、薬の成分が分解して血管に強い痛みが出るらしい。
速く投与する背反は吐き気が強く出る事で、これは薬で抑える。

逆に投与スピードを遅くすれば 吐き気は軽くなるらしいが、今度は血管痛が強く出るらしい。


『血管痛は薬で抑えられないから、吐き気のほうがましでしょ?』って事らしいが・・・

どっちも嫌です orz


説明が終わってから
採血、胸部レントゲン、呼吸機能検査(肺活量とか)心臓のエコー診察を実施。

昼の2時位にはすべての検査が終わって、結果はオールクリア。
あとは明日の治療に向けて覚悟を決めるだけ。


なんにせよ、明日からキツイ日々が始まりそうです。

今はこんなに調子がいいのになぁ・・・


いかんいかん、弱気にならず気合い入れて治療に挑むぞ!

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