バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

安田藤嗣の証・十字架の言に生きる 24 会社急成長の犠牲 02 家庭を顧みず  

2020-04-24 04:00:00 | ユダヤの知恵・健康&断食
十字架の言は、滅び行く者には愚かであるが、救にあずかるわたしたちには、神の力である。
(一コリ 1:18)


こうして東京に1週間の半分は住み、名古屋事務所を購入していましたので

仕事は名古屋市内なので自宅に帰るのはいつも真夜中でした。

朝、遅くまで寝ていて名古屋には11時ごろ出社という生活が続いていました。

そのような中で長女が登校拒否で学校へ行かなくなりました。

そのような問題が起こって、初めて自分自身が何も家庭を顧みていないことで

その事実を把握できていなかったこと、またこのために妻が

相当、心身とも参っていたことに気づかなかったのです。

それまで私の霊性保持は、毎週日曜日の家庭礼拝でした。

関根正雄先生との出会いから関根先生の旧約聖書講義(著作集)をベースにした

聖書講義を毎週、欠かすことなく続けていたのです。

そこで関根先生の集会やそれまでの関係していた愛農聖書研究会、

そして私が音頭をとって開始した全国各地に

愛農地方聖書集会の担当していただいた講師や高校時代の信仰の導き手であった

高橋三郎先生などに手紙や面接して、長女の対応を相談しました。

しかし、私を納得する返事は一切、ありませんでした。

それは私が中学3年生の時、叔母の自死の時に匹敵するものでした。

ゆえに今度は霊的な探求の旅が始まったのです。

おりしも登校拒否をしている長女をよく観察するとうつ状態か

それ以上に霊的な問題があるのではないかと判断せざるを得ない状態だったのです。

そのような時に出会った本が、「神の国の証人ブルームハルト父子」(井上良夫著)でした。

この本は、「福音と世界」にも本の紹介があり、

20世紀の代表的新約学者カール・バルトに最も影響を与えたとありました。

私は関根先生を通して、カール・バルトを読んでいましたので、この本に出合ったのです。

そしてこの本を読むうちに今まで聞いたこともない、

そして体験もしていない世界が描かれていたのです。

この本に惹きつけられ、何もかも忘れてむさぼり読みました。

ちょうど中学3年生の時に読んだ「愛農救人類の書」と

聖書を読んだ時の以上の興奮と刺激でした。

特に引用されている聖書を繰り返して読み、

また、引用されているカール・バルトの言葉をバルトの著作集で確認するなど

何度も「神の国の証人ブルームハルト父子」を繰り返して読みました。

そして長女の状態はまさにこの本に書かれてあるのに非常に近く、

霊的な対処しか解決がないという確信となってきました。

しかし、私が高校時代から24年間、関わって来た愛農聖書研究会ならびに

無教会ではここで描かれた世界からはあまりにも縁遠く、

そしてこのような闇の勢力に対して、

全くの無力であることが分かってきたのです。

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