今回、私たち夫婦が福井市に移住したのは、
妻の長女の子供（つまり孫）の子守りが最大要因でした。
２人の妻の子供（男女）たちはそれぞれ結婚し、子供を与えられ、
夫婦共稼ぎで家も建てていますが、
長女が大病院の看護師でご主人も大手の会社員なので
夜勤の時に２人の孫守りを私たちが担当することになったのです。
そして福井市に戻れば、妻が救われ、教会生活をしていた
福井自由キリスト教会で礼拝を守るべきでしょうが、
今回、私たちが選んだのは純福音鯖江教会でした。
コロナの前でしたから2019年の秋頃、滋賀県から子供たちに会いに来た帰りに、
一度だけ、礼拝に参加した教会でした。
韓国人の女性牧師であり、ペンテコステ単立教会でしたが、
牧師が、「私はわずか100円だけ持って日本の宣教に来ました」
という自己紹介に何故か心惹かれ、
引っ越し手続きの始まった４月16日の主日礼拝に参加したのですが、
その歓迎の度合いがはんぱではなかったこと。
また私自身が、日本のキリスト教会は韓国から謙虚に学ぶべきだと
以前から確信していました
（今回のような「日本は韓国からキリスト教を学べ」を長期間、連載を開始していましたので）。
この２つの理由で、この教会に参加するようになりました。
まだ6ヶ月しか経過していませんが、
この教会に導かれて今のところ、はなはだ良かったと感謝しています。
中でも２週間前に教会の主日礼拝メッセージで
世界の癒しと解放者として用いられている
韓国人伝道者ブラザー・ヒョク師を紹介されましたので、
帰宅してから夫婦でYouTubeにアップされたメッセージを
これまで何本も見ました。
このメッセージで私が高校時代に聖書に出会って、
イエスを主とする信仰に目覚めて57年間、
ずっと疑問に思っていたことがすべて氷解したからです。
数多いブラザー・ヒョクのメッセージは、
YouTubeにアップされていますので関心ある方は見てください。
私は中でも何度も見ているのは、わずか５分のメッセージですが、
「あなたを神の大学にご招待」というインタビューは衝撃的で、
まさに雷に撃たれたようなものでした。
インタビューアが
「あなたのこのような癒しなどの驚くべき業が起こっていますが、
これは神の国の到来でしょうか。
それに対してブラザー・ヒョク師は、
「神の国建設には持続化することが大切ですが、
ほとんどの方は根底から誤解しています。持続化の秘訣は、
A・神の求める品性を持って失ってはならなないことです。
B・御霊の実を持つことです。
C・品性は多くの試練、教会で従順に仕えることを通して、
あらゆる状況の中で10年から20年かかって練り上げられていきます。
目に見える癒し、奇跡に目を奪われることなく、
品性が磨かれているかあなたが精査してください」。
このようなメッセージは57年間の信仰生活で初めてです。
30年前に関西のペンテコステ系教会の献身者であった時、
主任牧師から３つを厳守するように教えられました。
１・什一返金は必ず捧げること
２・主日礼拝の厳守（教会の礼拝で死んでもいいので守れ）
３・問題が起これば断食祈祷しなさい
しかし、ブラザー・ヒョク師のような品性の教えは全くなく、
牧師も献身者も信徒も品性から程遠いものでした。
従ってミニ・リバイバルで50人から、2000人まで成長した教会は
わずか15年で元の50人に衰退したのです。
もしこの教会がブラザー・ヒョク師のいうA～Cを叩き込まれていたら
日本最大の教会に成長していたことでしょう。
つまり世界的伝道師ブラザー・ヒョク師（まだ28歳の独身青年）は
今日、世界中で停滞し、衰退していく教会の立て直しのために
遣わされた神の器といえます。
そのような人材を生み出した韓国のキリスト教会の層の厚さを
謙虚に学ばなければならないのです。
