美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

ゆるキャラはこんなハズ!?

2014年11月17日 22時50分25秒 | 長野県美術教育研究会
長崎です。

どうもパソコンの調子がよくありません…。
なので、iPod touchからの投稿です。
画像は例によって、明日の朝アップします(⌒-⌒; )

県美術教育研究大会での中野市立延徳小学校3年生の授業。
『ゆるキャラはこんなハズ!?』~2000年の眠りから覚めた大賀ハス~

延徳小学校で50年以上も昔から受け継がれてきた“大賀ハス”
その大賀ハスをモチーフとしたゆるキャラを考え、紙粘土で立体に表す、というのが、題材の概要です。

結論から言うと、本当に楽しい良い授業でした!


話はそれますが、今、男子女子問わず、小学生に大人気なのが「妖怪ウォッチ」。
ポケモンと違う点は、というと。
「妖怪ウォッチ」に登場する、妖怪の友だちは、一体ずつが個性的で、その一体に詳細な設定が施されています。
こうした細かな設定が、より自分に近いキャラクター、友だちとなっていくのでしょう。

それと同じで、今話題のふなっしーやくまモンなど、「ゆるキャラ」たちにも面白い設定がありますよね。

こうした楽しさ、親しみやすさが、そのまま今回の題材では、制作へのエネルギーになっていると感じました。

つまり、自分の「大賀ハスのゆるキャラ」を考え、名前を決め、好きなもの、特技、家族、口ぐせ…などなど、そのキャラクターのアイデアスケッチが出来上がった時点で、今回の授業は真に子供たちのものとなっていたのだと思うのです。




授業後すぐに行なわれた研究会では、『立たせる』ことが子供達の課題になってしまっていたことが、私も含め数人から指摘されました。
ですがこれも、子供達自身で解決できるレベルでありましたので、制作へのエネルギーは途切れることなく、むしろ子供たちの中で頻繁に情報交換が行われ、どの子も大変意欲的に活動する姿につながったとも言えます。

実は、子どもたちはこの研究会の裏で、まだ制作を続けておりました。
なんと、先生不在の教室で(°_°)!

そして出来上がった作品は、どれもユニークで、個性あふれる作品となっておりました!


ぜひこのゆるキャラたちのお披露目会をしてほしいですね。
それも校内だけでなく、外に発信したいです。
次のワクワクする展開が、いろいろ思い浮かびます。
本当に良い題材です。

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