美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

壮行会に出場する各部への取材…。

2015年05月26日 16時12分50秒 | 裾花中 美術部だより
長崎です。

週末の部活は,大成功。
3年生がしっかりリードしてくれて,思った以上の成果があらわれました!

少しずつ,主要な部分に色が入り,全体のイメージがつかめるようになってきました。
2年生の担当部分の出来が,思いの外すばらしく,きっと良い評価をいただけそうな気がします。

この部分は,(詳しくは今は言えないのですが)とある3年生の興味のあるモノがモチーフになっています。
なので,その部分の構図や配置などを2年生に指示するのはこの生徒の役目。
普段あまり前面に出てこない生徒が,こうして活躍できるのも,とてもよかった!

元のアイデアは,実は2年生のある生徒の一言。

原案を考えていく中で行き詰まったときに,3年生が2年生に相談し,その中で出てきたアイデアです。
こんな縦のつながりは,仲の良い我が美術部だからこそ(*^_^*)。

「いいものはいい!」

素直にお互いが認めあえるのが裾中美術部らしいところです。



ところが,今日はちょっとしたアクシデントが…。
これもまた,詳しいことはまた後日になってしまいますが,ある部分を今のこの段階で描き直すことになりそうです。

3年生のこだわりの強さには頭が下がります。
でもそのこだわりがあるからこそ,後輩たちもついて行くのです。
尊敬できるのです。
私も,後輩たちも,できるだけ彼女たちに応えてあげたいと思います。



さて,今日は2年生の何人かが,壮行会の垂れ幕制作のために各部のユニフォームの取材に行きました。


どこの部活も,練習の手を止めて写真を撮らせてくれたり,部室にあるユニフォームをわざわざ持ってきてくれたり…。
みんな笑顔でこころよく取材に応じてくれました。

部活同士のこうした横のつながりがしっかりとできているのも,裾花中らしいところ(*^_^*)。
お互いがお互いを応援し合い,感謝し合い,最後の大会に向かっています。


それと,取材にこころよく応じてくれるのは,「美術部はただ自分のために絵を描いているんじゃない,本気で運動部を応援してくれている。」
そう感じてくれている証拠だというふうにも思うのです。

「美術部が今度はどんな作品を見せてくれるのか楽しみ!」
と言ってくれる生徒が本当に多くなりました。

みんなのその期待に応える,素晴らしい作品を今年も制作中ですよ~!

ステージバックを披露する最初の壮行会まで,あと10日!!!