人生を「四住期」として考える。①「学生期(がくしょうき):師を見つけて、そのもとで学ぶ時期」、②「家住期(かじゅうき):仕事をしたり結婚をしたり、子どもを作ったりと家庭を営む時期」、これまでの二つの期では人間は好きなことはできていない。その自由への思いが③「林住期(りんじゅうき):第二の人生の始まり、自分の好きなことをするために生きる」、④「遊行期(ゆぎょうき):死への最終準備の段階に入ったといえる」。老後を漠然と考えるのではなく、余生が長くなった今こそ覚悟を持って新しい世界に踏み出す期間そして死を正面から見つめる期間でもある(山折哲雄氏談話から)と。第二の人生を上手く生きた人物として、西行、雪舟、芭蕉、一茶、良寛を挙げている。理想形の彼らの共通項としては専門知識や専門技術・技量を持ち、特定分野での開拓スピリットを発揮し、何よりも志が高いことにあると。これからは林住期と遊行期に生きるその覚悟が必要なのだと肝に銘じた。きょうの楽しかったことは、○動画鑑賞と読書で終日過ごせたこと、○動画配信100分de名著「菜根譚」と「ハムレット」学びの多い時間(200分)になっていること、○中華料理(酢豚、餃子、焼きそば)テイクアウト、うまかったことだ。(12,190歩)