忘れないため以下に記す。『フランスの詩人ポール=ヴァレリーの言葉に、「湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来へと入って行く」。後ろを向いて、過去を見つめながら未来へと入っていく。それはもちろん「死者とともに」と。私たちは常に前を見ようとしがちだけれど、実際には後ろを振り返るしかないときもある。この言葉を知って合点がいった。何気なく「3日後に会いましょう」とか「一年後にまた来たいですね」など、未来のある時点を言い表すとき「〇〇後に」という、未来は前にあるのに。一方、過去を語っているのに「あれは3年前」とか「一週間前の出来事」など「〇〇前の」と表現する。なるほどボートを漕ぐように後ろ向きで未来へ進み、過去は振り返らなくてもそのままでず~と見通せるという訳だ』。きょうの楽しかったことは、○「ロシアについて」(司馬遼太郎著)さすがに考察が深くて鋭い内容なので同じ個所を何度も繰り返し目通し状態、なかなか前に進めないこと、○Netflix『』() ○持ち帰りカツ丼、ウマかったことだ。(8,980歩)
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