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普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

ラヂオの時間

2009-06-11 00:53:33 | Weblog
妻にせがまれて買いました。



FM/AMチューナーである。
妻は、毎朝、ラジオを聴いて育った。
我が家もそれに倣ってみようと、購入を決意いたしました。

ところが・・・、随分と探しました。

今、世の中的には、「チューナー」単体のニーズは殆どないらしい。
ミニコンの一部になっていたり、アンプとセットになっていたりが殆どである。
そもそもヘタすると量販店には、チューナーなど置いていない。

昔はエアチェックとかいって、専門誌とかもあったのにね。
すっかり今は昔であります。

で、早速、リビングの然るべき位置に設置しました。

すっかり家族は寝静まった今、一人でFMを聴きながらこれを書いています。
これが実に新鮮な体験なのであった。

僕の場合、テレビを見ていると、他の事が「ながら」ではなかなか出来ない。
考え事をするとか、メールを書くとか、絶対に無理である。

だけれどもラヂオ(三谷幸喜に敬意を払い、あえてこう表記する)ならそれが何の苦もなく出来る。

そして突然、気になる曲がかかったりする。

ドナルド・フェイゲンの「ナイト・フライ」からの一曲。
タイトルは覚えてない。
学生時代、良く聞いたなぁ。
妙にアダルトなこのアルバム聴きながら、バーボン飲んでみたりしていたなぁ。
背伸びの時代だったなぁ。

マドンナの「ライク ア バージン」。
おー、そうそうそうじゃった、これ一時期、どこにいってもかかってたよ。
高校一年生だったなぁ、あの頃ってばさ。

さわち美欧の「I LOVE YOU」。
尾崎の曲を、シャンソンにしてしまった曲。
フランス語で唄われると別の曲にも思えるが、やっぱりあのメロディ。
初めて聞いたけど、インパクト満点でした。

こういう事ってCDでは絶対ありえない。

これから朝のお供はラヂオであります。

そしてけだるい日曜の昼下がりとかもヨサゲですよね。
ラヂオ聴きながら、ボーッと読書とか・・・。

週末、かもーん、すーん!

男四十、灼熱の横田を駆け抜けた

2009-06-08 01:07:11 | Weblog
やりました。
第二十五回横田基地駅伝大会。
駆け抜けました。
いやー、爽快でありました。

しかし驚いたのはその人出。
朝8時過ぎの、横田基地もよりの牛浜駅のホームの様子。

電車を降りて改札にたどり着くまで15分かかりました・・・。
人気の高さを物語っております。

基地の入り口にようやくついても、またこの人出。


しかもこの「どピーカン」の太陽が頭上を容赦なく照りつける。
40の男の挑戦にとっては、おあつらえ向きの状況だぜ。

基地内に入ると、意外とゆったり。
というかばかでかい。
しかし、なんでこんなにでっかい土地をメリケンに使わせてやらなあかんのか、
と根本的な疑問もわき上がるが難しいことは考えずに行こうと、思い直す。

そして10時30分。
第一走者がスタート。

このロータリーでたすきの受け渡しを行う。
第一走者は、体脂肪率7%の驚異のアスリート、5キロを22分でゴール。
第二走者、第三走者も大健闘。

そしてアンカーの私・・・、
タスキを第三走者のシュン坊から受け取る。
タスキを受け取った途端、何か仲間意識のようなものが強くなり、それだけで感動。
コースの脇で、応援の家族や兵隊さんなどが声援をくれる。
何か大きな一体感のようなものに包まれ、さらに胸の奥が熱くなる。

「残り500メートル!」の声を聞き、ややペースアップ。
全力を振り絞って5キロを走りきった。

気になる結果の方ですが、
個人的には、腕時計の計測で、23分くらいでゴールしました。
チーム全体では、1時間39分。
順位としては、550チーム中、225位でした。

チームのみんなで一丸となって挑んだ灼熱の横田、
最初の駅伝としては、大健闘だったのではないでしょうか。

僕個人としては、何より走ることが楽しかった。

抜けるような青い空、切れることのない声援、心地良い緊張感、そして仲間たち。
これはなかなか熱い経験である。

ランニング熱がぐっと高まった、40の横田基地駅伝でありんした。





40にして挑む

2009-06-07 00:08:25 | Weblog
いよいよ明日は、横田基地駅伝。

なんで40にもなって、駅伝に出るのか?
それは、ただ誘われたからなんだけど・・・。

それにしても、「走る」という行為は、とても内省的である。
身体の状態を客観的にとらえることが出来る。
そして走っている最中には、不思議といろいろな事を考えている。

そのことが心地良くて、40になった日以来、比較的コンスタントに走っている。

この半年、僕の身辺では様々な出来事があった。
家族の事、仕事の事、友だちの事。
幾度となく深夜、川沿いの暗い道を走り、様々なことに頭を巡らせた。

そして明日、初めて公式な大会に参加する。
しかも駅伝で、アンカー。
どんな想いで、5キロを走るのだろう。

でも普段と違い、全力で走るから、きっと何も考えられないんだろうけど・・・。
まあ怪我しないようがんばってまいります。

からっぽ

2009-06-06 00:53:47 | Weblog
会社の中での人事異動。
今回、僕は4年ほどお世話になったチームから卒業することとなった。

ことさら忙しいチームだった。
いつもガチンコだった。
肉体的にも、精神的も、過酷な4年間だった。

でもその分、充実していた。
そしてチームの結束も強い。

幾度となく、心が折れそうになった。
でもその度に、助けてくれた人がいた。
仲間を持つことの喜びを僕は初めて知った。

そこからの卒業、なんともいえない気持ちが立ち上がる。
まるで心がからっぽになったような気さえする。



送別会で頂いたひまわりの花。
我が家のテーブルの上に飾られている。
その花を見るたびに、からっぽの心が揺さぶられる。

みなさん、これまでお世話になりました。
ありがとうございました。

終わりなき旅は、きっとこれからも続く。

40の旅立ち。
顔を上げて、あと一歩だけ前に進もうと思います。

おちつかない夜

2009-06-04 02:20:44 | Weblog
なんとなく心が落ち着かない。
そんな夜が少なからずある。

今夜も、そんな心持ち。

ひさしぶりに無性に煙草が吸いたくなった。
ほろ苦い味がした。

随分と遠くに来たなぁとしみじみと感慨に耽る40の眠れぬ夜なのであった。

いよいよ週末、駅伝へ

2009-06-02 01:37:18 | Weblog
横田基地駅伝は差し迫っている。

最近、空き時間を見つけては、なるべく走っている。
昨日のタイムは、5キロを22分39秒。
これが全体の中で速いのか、遅いのか、見当も全くつきません。


40男のチャレンジ。
あと正味5日間。

不安だなぁ・・・。

あどけない話

2009-05-31 11:59:48 | Weblog
高い場所に上った。
都内のある高層マンション。



ぼーっと眺めながら、中学生の時、よく読んだ「智恵子抄」を思い出した。
東京には空がないと、智恵子はいった。
だけどこうした場所から見ると、東京の空も途方もなく広い。

空は、夥しい雲に覆われていた。
ここのところ天気が、今ひとつすっきりしない。

ため息まじりに空を見上げた、40の薄暮なのであった。

雨、また雨

2009-05-28 22:28:03 | Weblog
雨が続いている。

走ることが出来ない。
雨がふれば、ジテンコにも乗れない。

こんな日は、一日中、なんとなくすっきりしない。

明日も雨らしい。
やれやれだなぁ・・・。

イクメンの時間

2009-05-28 00:32:25 | Weblog
この春から娘を保育園に送っていくようになった。
毎朝9時の登園時間に合わせて家を出る。
つまり規則正しい生活を送っていることになる。

会社勤めをしているものの時間が不規則で出勤時間はまちまち。
大学はもとより高校だってまともに行っていなかった僕にとっては、
(ずる休みの常習犯、よく映画を見に行ったりしたよな、バッジオ君)
まさに中学校以来の、「まともな」生活なのである。

すると大体、同じ場所で、同じ顔ぶれに出会う。

お隣のパパ、お向かいのパパと良くご一緒になる。
ともに保育園、幼稚園へと子どもを送って行っているようである。
驚いたのは、保育園でも、お父さんが送ってくる子どもが多いことである。

上の子は、幼稚園だったせいなのか、お父さんは少数派だった。
今は、半々は大げさかもしれないが、それに近い実感である。

育児に積極的に参加する人を、「イクメン」と呼ぶらしい。
僕もその末席に参加中なのである。

でも、なんか言葉の響きとしては、ちょっち格好悪いなぁ。
ま、どーでもいいんですけどね。






Terrible Two

2009-05-25 23:30:05 | Weblog
「魔の二歳児」という言葉がイギリスにはある。

自我が生まれ、イヤな事は徹底的にイヤ。
泣きに泣いて自己主張。

ウチの娘も、その領域へと突入した。

その娘が最近、強く要求するのが、これである。



散歩である。

保育園がある日は良いのだが、休日、外に出ないとかなり強硬に要求してくる。
靴を履かせ始めると泣きやみ、外に出れば、ニッコリご機嫌なのである。

後ろから見ていると心配で仕方がないのだが、
親の心、子知らずで、あっちへフラフラ、こっちへフラフラである。

ま、でも、なついてくれるのも今のウチだと自分に言い聞かせ、
後ろをフラフラとついていく40の親バカパパなのであった。

40だって・・・

2009-05-24 23:05:03 | Weblog
夕方、雨が上がったのを見極め、川沿いをラン。
10キロを、54分で走った。
平均ペースは、5分30秒弱。
意外に余力を残してのゴールだった。

思えば、今年の40の誕生日に、思い切って走ってみた10キロラン
あの時には、63分30秒かかっていたのだ。

この5ヶ月で、タイムは10分ちかく縮んだ。
体重も落ちた。
腰痛や肩こりも随分と減った。

40だって鍛えれば、なんとかなる。

LSD(ロング・スロー・ディスタンス)で、がんばんべっと。

落とし物に注意

2009-05-24 01:04:18 | Weblog
今日、たまに利用する駅で、不思議な張り紙を見つけた。



見上げると、確かに、ある、ある。



そしてその近くには、親ツバメらしいのが、監視カメラに止まっていた。



いやー、今日まで全く気づきませんでした。
いつも下向いて歩いているからなぁ。。。

なるほど、「落とし物」ね。
うまい表現しますね、K王さん。

しかも撤去せずに、共生を図ろうというする姿勢がなかなかよい。
こういう社会の柔軟性、とても重要だと思う。

その光景に、心洗われ、少し勇気がわいた。



ランニング記録。
義理の妹夫婦の家でお呼ばれ。
ついでに多摩川沿いを5キロラン。
多摩川は、距離が路上に表示されていて良い。
ただ向かい風はかなりきつかったでありんす。
軽く流して27分。
ちょっと遅いっす。

独り立ち、再び

2009-05-23 01:30:40 | Weblog
本日も、娘が階段を一人で上った。
昨日よりもずっと余裕の顔である。



そのひたむきな姿に、ずきゅーんと打ち抜かれました。



目尻を下げて、ぼーっと眺めていた私。
親ばか、ここに極まれり、ですね。


ランニング記録
5㎞を24分20秒でありんした。

独り立ちを始めた娘

2009-05-21 23:31:23 | Weblog
1歳の愛娘の話である。

娘は、息子と違い、パパにも俄然なついてくる。
それにパパも毎日、ノックアウトされながら親ばか道を邁進している。

朝の保育園への送りは、今のところ僕の仕事。
娘は、保育園につくと2Fの自分の部屋まで、階段を這って上っていた。

しかし、今日はなんと手すりに捕まりながら直立で階段を上ったのであった!!!
オーッ、凄いじゃないか、と喜ぶ反面、不思議な気持ちにもなる。

もはや昨日の君は、すでに君ではない。
1つ1つ、階段を上っていき、そして独り立ちしていく。
その小さな一歩を目の当たりにした気がした。

嬉しさと、切なさがない交ぜになった。


本日のランニング記録。
携帯が鳴り、道半ばで強制休憩した。
タイムはかなりアバウトだが、5㎞をおよそ25分。
まあまあですかね。

リアリティ

2009-05-21 00:59:37 | Weblog
関西で猛威をふるっているらしい。
みんなマスクをしているニュース映像が頻繁に流れている。
でも、映画を見ているようで、いまいち現実感が希薄だった。

そんな中、ある出来事が一気に現実感を高めた。

この週末、一人の友人を神戸より迎え入れることになっていた。
それはずっと前から決まっていた。
何年かぶりの再会となるはずであった。

ところが、友人から今朝、電話が入った。
我が家に来るのは見合わせするという。
曰く、自分は絶対に感染していないと思うが、万が一ということもある。
小さな子どももいることだし、わざわざ心配の種になるような事はしたくないという。

最初、聞いたときは、まあそんな大げさなと思ったけれども、
しばらくすると、急にリアリティを帯びてきた。
テレビの向こう側の現実が、自分の現実とリンクし始めた。

そして今日、東京でも感染者が出た。
一体、この後、どんな事態が待ち受けているのだろう・・・。

やれやれだなぁ。