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□環境省□ヒートアイランド対策 後付外皮技術 選定される

2007年11月05日 | 行政の動き
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2007年11月5日

環境技術実証モデル事業 ヒートアイランド対策技術分野
(建築物外皮による空調負荷低減技術)における実証対象技術
が選定されたとの報道があった。
プレスリリース
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何のことやらほとんど素人には分からないが,
言葉をすこし易しい表現に直してみよう。

「環境技術実証モデル事業」は,エンドユーザーが安心して技術を採用できるように,
メーカー側の自己評価ではなく,公平な視点で第3者が技術の効果のほどを
チェックしましょうという事業で,まだ試験段階のものだ。

「ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減技術)」は,
既存の(恐らく,冷房効率が悪いなどで環境負荷の高い構造になってしまっている)建築物に,
後から手を加えて,室内の冷房負荷を低減させられる技術のこと。
で,冷房負荷を減らすと,排熱が減らせるわけで,
最終的にヒートアイランド対策に効果がある技術なんですな。

外皮技術というと,屋上緑化や壁面緑化でもいいのか?と思ってしまうが,
緑化以外の技術を対象としているらしい。


今年は,46件の申請があり,32件が採用された。

その技術とは,大きく種類で分けると以下の3種類。

1.窓用日射遮蔽フィルム(既存の窓ガラスにフィルムを貼り付ける技術)

例えば,こんなの⇒ウインドバリア SIR-6560


2.窓用コーティング剤(既存の窓ガラスに塗料をコーティングする技術)

例えば,こんなの⇒アットシールドクリア・YM8YX


3.窓用後付複層ガラス

例えば,こんなの⇒「ポケットサッシ」冴6


となっている。

どれも窓に手を加える(塗ったり,貼ったり,重ねたり)という技術。

窓は,空調効率を下げる大きな要因だから各社力を入れているのかもしれないし,
今の技術では,窓くらいしか後付で手を加えることができないのかもしれない。

空調負荷を低減できる技術であれば,なんでも応募可能なようだが,
もう少し他の技術って出てきていいような気がする。

後付で排熱を回収する技術ってないのかな?
コメント
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