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◆太陽電池製造装置でヨーロッパ進出:日清紡

2008年08月14日 | 新聞より
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日清紡
太陽電池製造装置で欧州進出
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最近,新聞紙・雑誌上で日清紡の広告をよく目にします。
環境分野の事業に力を入れると明言していますね。
その日清紡が太陽電池製造装置で本格的に欧州市場に進出するようです。

日清紡は太陽電池パネル製造装置の国内大手です。
シャープや京セラなどに太陽電池をパネルにする後工程の製造装置を
供給しています。


日清紡は,来月9月にオランダはアムステルダムに営業拠点を開設して,
独自で開発した製造工程の検査装置を販売する計画。

この検査装置とは,どんなものかというと,
太陽電池の主要材料であるシリコンセルのひび割れなどを見つける装置,
そして太陽電池の出力を検査する装置です。

太陽電池分野は,国内市場よりも海外市場の成長が著しく,魅力的な
市場であることは間違いないでしょう。
ドイツなどの太陽電池製造設備メーカーが主要顧客となります。


日清紡はヨーロッパ市場に限らず,中国や台湾にも営業・保守拠点を開設
しており,海外市場の開拓に力を入れています。

太陽光パネル自体の供給でも京セラやシャープ,三洋電機などが世界的に
有名ですが,関連製品でも日本企業が世界の太陽光発電を支えていると
言ってもいいかもしれませんね。

太陽光発電は,新しい技術もありますし,今後ますます競争が激化しそう
です。
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◆ガソリン節約運転法をWEBと店頭でアドバイス:出光興産

2008年08月09日 | 新聞より
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出光興産
ガソリン節約運転法をWEBと店頭でアドバイス
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出光興産が,ウェブサイト上で車の燃費を改善する運転法を
紹介しているのをご存知でしょうか?

こうまでガソリン価格が高騰すると,少しでも燃費の良い運転を
心がけたいものですよね。

今回の情報はそうした方には必見の情報ではないかと思います。


出光興産が提供している情報サイトは,
エコノミードライブ&エコロジードライブのススメ」というサイト。

このサイトでも,エコドライブのヒントが簡潔にまとまっていますが,
エコドライブリーフレットがダウンロードできるのが嬉しいですね。
リーフレットには発車時のアクセルの踏み方やタイヤの空気圧調整など,
燃費向上につながるチェック項目が掲載されています。

ドライブでは,手元にこうしたヒントがあると助かりますよね。
大きなイラストと文字で書かれているので,見やすいですよ。

さらに出光は,10月からガソリンスタンドで店員が利用客にエコドライブ
の方法をアドバイスするそうです。
来店者の車の種類や使い方に応じた的確なアドバイスを提供するため,
店員の研修にも力を入れているようです。


こうしたサービスを出光が提供している背景には,価格高騰でガソリン販売
が低迷しているため,サービスを向上させることで集客力を高める狙いが
あるためです。

また,燃費を改善する効果のあるエンジンオイルなども紹介して
ガソリン以外の車関連商品の販売にも繋げたいという狙いもあります。


ガソリンを使って欲しい石油元売り会社としては,ガソリン節約を
薦めるということは矛盾があるように感じます。

しかし,利用者に有益な情報を提供するというサービスが
顧客から支持を得ることにつながるのではと考えているようです。
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◆CO2を相殺する北海道旅行とは言うけれど・・・

2008年08月08日 | 新聞より
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JTB
 旅行中のCO2相殺
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JTBが,旅行中に発生する二酸化炭素(CO2)を相殺するという
北海道旅行,エースJTB「ecoヴァカンス北海道」を発売しました。

ドライブ中に排出されるCO2約20kgを自然エネルギーの購入で相殺
するほか,レンタカーも全車ハイブリッドカーにするとのこと。


プレスリリースを見ると,
最初に「旅をしながら環境保護に貢献することが可能なエコツアー」
と書いてあります。

さらに,ポイントとして
●ドライブ中に排出されるCO2約20kg相当をオフセット(相殺)!
●滞在中のレンタカーは全車、環境にやさしいハイブリッドカー!
●同じ宿泊施設に連泊することで環境保護に貢献可能!
と書いてあります。


でもこれって首をかしげるようなことばかりですよね。

旅行すること自体が,環境に負荷をかけているはずですから,
「環境への負荷を少なくする」と正確に表現して欲しいですね。

それに特徴として挙げられていることも,
オフセットする20kgが実際のレンタカー利用で排出する量の
どのくらいなのか不明確です。20kgといったらたいしたこと
ないように思います。全部をオフセットするわけではないでしょう。

ハイブリッドカーを利用することはいいと思いますが,
個別にレンタカーを利用しなくてもいいような提案もあって
いいと思います。

そして同じホテルに連泊して環境保護に貢献という一文。
これって,複数のホテルに泊まる場合と比較した場合です。
連泊型のツアーもJTBのツアーにはあるわけで,これと比べると
何も変わっていないことになります。
だから,環境保護に貢献なんて大げさすぎませんか?
しかも室内の清掃などが不要な場合には,館内利用券1000円が
もらえるので,環境保護の貢献しているという意識より,
利用券欲しさに清掃不要を申し出る人が多いでしょうし。

旅行中に発生するCO2を,利用者も巻き込んで少なくしようという
仕組みがあるといいですね。

参加者が知らないところでなんとなくCO2が少なくなっている
というのは,サービス業としては理想のあり方なのかもしれません
けれど。。。
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◆三洋電機の太陽電池滋賀工場が5日稼働

2008年08月06日 | 新聞より

※三洋電機HPより引用

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三洋電機
 太陽電池滋賀工場稼働
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三洋電機の太陽電池パネルの組み立て工場「滋賀工場(大津市)」
が稼働したことを発表しました。
三洋電機:プレスリリース


滋賀工場の年間生産能力は4万KW。
総投資額は20億円で,中核部品のセルをパネルとして組み立てます。

生産するのは結晶型と薄膜型の技術を融合した「HIT太陽電池」という
商品です。この商品は,従来品に比べ発電ロスを小さくしたほか,
他社商品に比べて太陽光を電気に換える変換効率が19.7%と高いのが特徴です。

三洋電機にとって,国内の組み立て工場としては群馬県大泉町,
大阪府貝塚市に続く3拠点目となります。
ハンガリーやメキシコの組み立て工場でも生産能力を拡大する方針です。


三洋電機は,生産増で国内外での需要増に対応して,2008年度に年間生産
能力を現状の26万KWから34万KWにまで3割引き上げる方針です。

大阪堺市では,シャープの太陽光パネル工場が建設中ですから,
各社の増産体制が整いつつありますね。

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◆ポーランドで温暖化ガス削減:三菱商事

2008年08月01日 | 新聞より
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三菱商事
ポーランドで温暖化ガス排出枠取得
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三菱商事はポーランドで温暖化ガスの排出枠を取得する事業を先月開始
しました。

ポーランドの化学品大手ZAT社の硝酸工場に触媒を三菱商事の負担で
設置し,これまで大気中に放出されてきた温暖化ガスの1つである亜酸化
窒素(N2O)を分解・削減します。


三菱商事は,こうして削減した分を排出枠として主に日本企業に販売
することを計画しています。

計画している,と書いたのは,排出枠獲得には国連への登録が必要となる
からまだ販売できない状態だからです。


この事業は,先進国同士の排出削減事業である共同実施(JI)として
実施しているものです。

したがって,すでに日本とポーランド両政府が承認済みしていて,
年内にも国連登録が完了すれば,稼働開始日にさかのぼってポーランド政府
から排出枠が発行される見通しだそうです。


今回ご紹介した,三菱商事ですがCDMでは世界でも有数の案件を手掛けています。
CDMとは,簡単に言うと途上国で得た排出削減量を先進国に移転するものですね。
クリーン開発メカニズム(CDM)といいます。

三菱商事は,現在9件の国連登録済み案件を持っていて,削減量では
世界シェアの6%強です。

最近でも,日本の他の商社や電力会社などが排出枠獲得のビジネスを展開して
いますよね。

現在は合計でまだ10件程度ですが,今後ますます増えることは間違いないでしょう。

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