食べログ ３部作 村屋 南風食堂編

食べログに夢中すぎて、毎日毎日どうなってんだか。

このまえ京都から村屋のシャコジローとみなみちゃんと東京から南風食堂の三原さんがやってきた。

この三人の食へのこだわりが凄すぎてドン引きしながら影響を受けまくった。
福岡に滞在する３日間すべての食事を決めて１５０００円超えの寿司を３回食べに行ってる。
京都出町柳にある飲み屋　村屋は年に何度か研修という名の世界各地の名店、名物巡りをしていて、富山を旅行中の村屋御一行からカニが届いた時はうれしすぎて、長崎の小長井の牡蠣を送った。村屋の二人いわく、いろんな所の牡蠣を食べたけど小長井の牡蠣が一番美味いと。小長井の牡蠣は小ぶりだけど身が詰まっていてとても美味しいのは、付着した殻を綺麗にしてもう一度海に着けてることで身がたっぷりになる。

さてさて、そんな村屋＆南風の三原さん御一行の食への執着が、まず福岡、北九州についてラーメン食べた後にラーメンを食べて、という感じで、食の為の日程とスケジュールになっていて、友人、お客さん、食べログと色んな情報を吟味していく店を決めたそうで、リストを見せてもらったら知らない店ばかりで驚いた。

自分にとって音楽を演奏するのは呼吸をするくらい自然なこと。というようなことをよく聞くし、絵を描くのが好きで、時間を忘れてずっと絵を描いていられる。とか、
１９６０年代のアメリカのギターで８０万円する。とかそういう自分とは違う一芸に秀でたひとの発言とかをよく見るけれど、その食版ですよ。

たぶん、３日間福岡にいて食だけで１０万円近く使っているだろうけど、そこに力点を置いていない。
１８０００円の寿司と６００円のラーメンが同列に語られているし、今回一番よかったのは何？と聞くと
恵美うどんがいちばんよかったとシャコジロー。
南風食堂は料理研究だし、村屋も良いメニューは自分の店に取り入れる。
そう考えると、メチャクチャ高い店にもいってるけど価値基準がそこに無いのがとても面白い。

呼吸するように美味しいご飯を食べるのが当たり前な３人を見ていて、こりゃ食うプロだなと。

朝から春日市の寿司屋を予約して、福岡でタンを食べて帰る予定の３人。
寿司を食べたあと連絡がある。田隈のふくちゃんラーメンに居るというと、今から行くと。

飯食った後ですよ奴ら、しかも寿司、
南福岡で下車してタクシーすっ飛ばして到着したら、みなみちゃんが居ない？

聞いたら、気分が悪いから博多駅の近くの漫画喫茶で寝てるとのこと。

おいっ、病人おいて腹いっぱいなのにタクシーでラーメン食べにきたんか！すんげぇな。

ビックリしました。

今回、村屋で出したいメニューあった？と聞いたら、小倉のラーメン屋、無法松の湯切りが凄かったから、湯切りを村屋でやりたいなーとのことでした。

ギャンギャン