場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

【小説依頼がきた】その2

2009年02月19日 18時06分44秒 | 場所っプ
前回までのあらすじ
ギグをやり終えたヤバ男はJFKに小説を書いてみないかと言われ某誌の編集長を紹介される。ビビるヤバ夫どうなる。


いやいやシランプリっしょ、だいたい小説なんて書いた事ないし、あれから10日たったけど何にも連絡ないからギャグだったんじゃないかな、こっちは天にも昇る嬉しさだったけどギャグかもしんないから誰にも話できないのが辛いとこだね。それより立石面白いよ。うん、インディーズ交番最高よ。なんて話してたら携帯がブルルと震える。知らない番号だなあ古着の買い取りをやってるからお客さんからだろうなあ、携帯からかけて来ないって事はわけわからんオッサンか何かだろうなあ、こういう時は名前を言わずに
「はい」

「先日はどうも仮仮誌の中田ですが」
ギャオス!これギャグじゃなかったんだ、どうする慣れた風を吹かせて、
「どうも、どうも」
「ヤバ夫さんの開いてる時間に食事でもしながら打ち合わせをしたいと思うのですが」
ワァオメジャー!
BUN DAN BAR!
武者小路サネアツ!おい携帯!サネアツ出てこねぇーぞ!新しき村は派遣村♪ちょっと待ってよ汚街♪
打ち合わせ?何すんの?
文壇バーでサネアツ&直木と芥川にサインもらわないといかんな、赤川次郎にあったらどうしょう。ペンネームも考えてグローバルな感じで山下マジペプシってどうですかね。マジペプさんとか言われてね、





いや、落ち着け、面白く書くのはいいけどこれ小説だかんね、全部本当じゃないのよ。川崎市民ミュージアムでギグした事を何日か前にこの日記に書いてあるけどあれは全部本当だけど、今は初の小説を書く為のリハビリの小説だからね。その読み取りよろしくお願いしますよ、嘘&大袈裟と真実をチョロで盛り込んでますからね。



で、何だっけ?そう電話の最中ね。モナカ食いながらのまっ最中であんこたっぷりの最中を口に入れてる最中に電話があって音読み組合と訓読み組合と韻踏組合が来てごっちゃごっちゃなったけど電話電話よ。編集のオサからの電話で舞い上がって、へい都合の良い日にちですか?Every ですよ、365連休ですよ。店?閉じますよ。はい自動ドアみたいな店なんではい大丈夫ですよ。
はいかりました。

ギャオスどうすんの?キンタマあるかな?ちょっと触ってみるか、ない、5、6個落ちてるよ、あと二つしかないよ。

打ち合わせ当日。
駅で待ち合わせして、どこかオススメのお店ありますか?

えっ文壇バー行かないんすか?大江健三郎、三好正孝、多田野勉彦とかあまりにわからなすぎて後の二人は今想像した文士だけど、タバコが吸えて酒が飲めればどこでもいいですよーと言われ、気に入ったヨッシャ、しかも今日は編集長中田さんと編集の田生さんも来ている。細々した話は後、後、へい乾杯!!
これから地獄の蓋をてめえで開ける事も知らずにヤバ夫はギャバギャバ飲む。

しかも、だ。ヤバ夫はこれまでblogは書いた事はあっても文章なんてまともに書いた事はない。

だが酔う前にと思って持参したのが、ファミコンの裏に名前が書かれたカセット20数本と友人らと作っていた日刊の手書き新聞NOPPIN新聞のファイルを広げて、得意の「これ面白くないっすか!」を連呼。
明らかに話す相手を間違えている事はわかっている。やってらんないのだ。覚えているという事は酔ってなかったのだ。
その後立石の話を中心にというか立石と汚街の話を延々としてからの記憶がかなり怪しい。景気良くなって次行きましょうを連呼しながらとっくに終電なんかない。
次の店に行った記憶だけが残ってるがそれ以外はない。その後編集オサはTaxiで帰り、ヤバ夫もTaxiで、帰えるかいボケ!
田生さんもう一軒行きましょう!
友人がやってる飲み屋がこの辺りに、あったここっすよ、「おい、邪魔するよ」乾杯をした記憶はある。ただヤバ暴言吐いたかどうかの記憶はない。とにかくそのお店で昼14時に起きたのだ。自殺とは違う分野の自分への殺意が芽生える。
やっちゃったのかな、気分が悪いから今日は店休もう。
後日二軒目のお店にどんな状態だったかを聞きに行った。

「あら、ヤバ夫君大丈夫だった、久々だったよあんな客は、外で寝て動かなくなったんだもん。一緒に居た人が小説がどうのって言ってたけど、、、、、、、」
バヤすぎる。「どうの」部分は聞かない方が良さそうだ。
三軒目の店では「一口位飲んですぐ寝てたよ」

あららー、流れたなー♪ビビって♪連絡できませーん♪J♪F♪Kさーん♪楽しい思い出♪ありがとうございます♪


不義理の不義理のヤバ夫に明日はあるのか?

連絡はまだない。


つづく、、、、、のか?