こばなし

日々のよしなしごと

矛盾や皺寄せは、その時代に生きる子どもにもっとも集中してしまう。

2009年06月15日 | ニュース
原発を動かせば必ず生成する核のごみはどうするのか。どこかに埋めるつもりのようだが、そんな場所は地球上のどこにもない。こんな恐ろしい問題が解決しないまま公然と見切り発車している。

奥田智子



電気会社は口をそろえて
原発を安全、安全と言うけれど
やっぱりどう考えたって安全じゃない

地球に存在すること自体が異常なエネルギーを使うことが
安全なわけない





大学=お金がかかる

その構図になんの疑いも持たなかった自分が恥ずかしい
知らないことは恐ろしい

体は大人なのに
中身はまるっきり子どもで
ほんとにしょうもないけど

わたしはせめて子どもが
夢を見れる社会を作りたい







 ここに日本の「非常識」がある。例えば、ヨーロッパの多くの国では大学の学費は無料だ。デンマークにいっては、学費無料どころか、大学生には月8万円の支給まである。ちなみに「高等教育の無償化」を進めていないのは、国連人権規約締結国のうち、日本とルワンダとマダガスカルだけだ。このことで、日本は国連から勧告を受けている。この日本の「非常識」ぶりを、日本人の多くが知らない。大学に行くには当然お金を払うもので、お金がなくて大学に行けないことは可哀想だけど仕方ない、と納得してしまっている。


文/雨宮処凛
写真/権徹

まだ間に合うのなら─17
新宿・歌舞伎町
ダンボールハウスの少女

DAYS JAPAN 2008 SEP

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