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こばなし

日々のよしなしごと

山田かまちのノート

2006年04月13日 | 山田かまち
夜暗

町は すこしずつ夜になってゆく、
すべての悲しみ
苦しみも、  忘れてゆくように……

ぼくは町への道をとざさなければならず、
暗さに身をひたらせて
物を考えこむことも、 できない……

すてきな出会いは、
夜にあると思うのに……
すべてを夜は、 禁止してしまい、
そこには 余地は
ないのだ。

おお夜の歌よ
夢よ、
ぼくは夜の秘密が見たいのだ。
夜のカーテンをそっと開けば……、
そこに無限の光が
星をもしのいでまたたきつらなっているかもしれない。

または夜のへや……
そこには何が待っているのだろう、……
深いねむり?……
そうではない。そこに新しい生命
新しい夜明けのような、つぶやきが列になって、
何かを、
しているかもしれないのだ。

(76・5)



嗚呼、夜が好きだ!!

絵:**ヨウコソ ウチヘ**

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