こばなし

日々のよしなしごと

サマーソニックゼロセブン

2007年08月19日 | ライブ
12日

ついにポリスプに会える日がやってきました。
昨日は興奮してすぐには寝つけず、
ライブの瞬間を想像しては、涙ぐみ。

仕事のときだとさっぱり起きられないのに、
どうしてこういう時はすぐに目が覚めるのか。

海浜幕張駅に着いて、車で来たAニマのY一君と待ち合わせ。
駐車場の場所が分からず汗だくになる。
車に荷物を乗せてもらおうとしたのに、
車の場所がわからなくなったY一君は、
探し回った挙げ句探す場所が少し違ったことに気づく。
2人して始まる前から汗だく。
おかげさまでGood Dog Happy Menに間に合わないという結末に…!
だけどあまりの暑さで頭がおかしくなっていたし、
荷物を置かせてもらうのはこっちだし、
次のワンマン行くからいっかぁ、という気になってしまった。



TRICERATOPS@BEACH STAGE


トライセラはきっと観るの初めてだと思う。
懐かしいことに「RASPBERRY」なんてやってくれた。
この曲好きだったよー!

♪ラズベリー踊ろうよ
すべて忘れ身を委ねて
ラズベリー踊ろうよ
それですべてうまくいく♪


しかし海辺のステージだったため、
楽しかったもののすでに2人ともバテバテ。
太陽光線が憎い…。
海辺からメッセに戻るだけでものすごい時間を要し、疲れ切る。
室内のクーラーの効いた環境に、
本当に感謝しました。
もう向こう側には行けないと痛感。
移動がめんどくさすぎるよ…。

インドネシア人の店長さんに勧められるままナシゴレンを食べて、
飲み物を飲んで、
ちょっと休憩し体力回復。



THE POLYPHONIC SPREE@SONIC STAGE


始まる前からドキドキしてしまって、
どうしようかと思った。
赤い幕がステージを覆うように張ってあって、
ボーカルのティムがハサミでそれをハート型に切り抜くところから始まる。
そして切り裂かれる幕、上がる歓声。
目の前に彼らがいることが信じられなくて、
夢だったらどうしようなんて思った。

目の前で広がるオーケストラ。
心地いい音楽。
優しい旋律。
力強い演奏。

予想通り、わたしはほぼ号泣。
ライブでよく泣くわたしだけれど、
こんなに号泣したのは初めて。
本当に涙だか汗だかわからないけど、
とにかくいろいろ出てた。
目の前に彼らがいることが幸せすぎて、
彼らの音に包まれていることが嬉しすぎて、
笑いながら号泣。
でもわたしだけじゃなかったよ。
だって本当に、幸せだったんだもん。
死ぬなら今がいいって、心底思った。
絶望の中で死ぬくらいなら、
幸福の絶頂で頭を撃ち抜かれたい。
そしてわたしのお葬式では、
念仏じゃなくてポリスプを流してくれればいい。

期待通りだった。
世界一幸福な時間をくれる人たち。
23人の演奏者もお客さんもひとつになって。
彼らはみんなが何を求めてるか知ってる。
何を見たくて、何を聴きたくて、何を知りたいか。

みんなが痛みを抱えていて、
1人では生きられなくて、
でも大切な誰かがいればなんだってできる。
弱くて強い、汚くて綺麗なのが人だから。

あの瞬間を思い出すだけで、
涙が出てくるよ。
本当に会えて良かった。
あの場所にいられて良かった。
そしてまた絶対に会いに行くんだ!



ポリスプの後、しばし休息。
日陰でごろごろ。
こんなとこで横になるなんてフェスぐらいだよねって笑った。



POLYSICS@ISLAND STAGE


途中からだったけど激しかったー
みんな楽しそうだった。
Y一君は大分興奮気味のようでした(笑)



GRAPEVINE@ISLAND STAGE


POLYSICSが終わった後すぐ前に行ってスタンバったら、
前から3番目だった★

FLYのイントロが始まった瞬間、
「フゥー!!」と叫んでしまう。
ああダメ、バインを目の前にするともう自分を抑えられない。
叫びまくって暴れまくって、大興奮。

♪雨 風 誘惑らしい誘惑は地上にはねぇ♪

やっぱりバインはいつ見てもかっこいいと思った。
大好き。
豚の皿もやってくれたし、
COME ONも聴けた!
ああゾクゾクする!
次のワンマンはゴーシュの2マンとかぶって行けないけど(;_;)、
でもまた行くから待ってておくれ~!



the Pillows@ISLAND STAGE


バインからそのままピロウズヘ。
最初の曲がストレンジカメレオンだった!
いやーん懐かしい!
そんなふうに最初は興奮してたのだけれど、
後ろからの押しが強くて、
だんだん意識が朦朧としてきてしまった。
暑い、苦しい、隣の女の肘が痛い、イライラ…。
隣の男の子はもっとつらそうで、
前の人の肩にタオルを乗っけて顔をうずめて、
完全に何しに来たの?状態。
バインファンの程よい熱さが懐かしい…。
そしてそんな朦朧とした意識の中、気づいてしまう。
このままここにいたら、コーネリアスのオープニングに間に合わなくない?
それはまずい!
ということで無理矢理圧迫地獄を脱出し、
多少名残惜しかったもののSONIC STAGEへ移動。



THE CORNELIOUS GROUP@SONIC STAGE


NズミハナビのM樹君も言ってたけど、
さすが世界で活躍するバンド。
すごく見せてくれる。
お客さんを飽きさせない。
後ろのスクリーンを見てるだけでも楽しい。
面白いんだもん。
あ、あれがそうなって…うん?そう来たか!
最後にドラムが女性だとわかりびっくり。
カッコいいなぁ…。


そう、カサビアンは結局見なかった。
メッセからスタジアムに行く気力なかったし、
Y一君と席が別々だったし。
すごく良かったみたいだけど、まぁ仕方ない。


かすかに流れてくるカサビアンを聴きながら休憩。
戻ってきたY一君はもう完全燃焼していて、
わたしも満足して体力の限界を迎えていたので、
結局オフスプも見ないで帰ることに(^_^;)
最後までいると混みすぎて帰るに帰れなくなるし。


でも本当に楽しかったし、幸せだった。
ポリスプ単独公演切望!!!
来てくれたら何がなんでも行くわよぅY(>_<、)Y


写真:ポリスプTシャツ