こばなし

日々のよしなしごと

シャーマンキング第5巻名言集

2006年01月07日 | 漫画
~裏表紙より~
ついに始まったS.F.(シャーマンファイト)。葉くんの最初の相手は、精霊コロポックルのコロロが持霊のホロホロ。ユルイながらも強い葉くんに対して、ホロホロは全巫力で挑んでくる。ホロホロ最大の技・巨大な雪崩が葉くんを襲い!?

「ぼく 思うんだ…
王様はきっと 自分の夢をかなえられない って
何故なら国のみんなは それぞれ自分の事でせいいっぱい
みんな 夢に向かってがんばってる
でもそれは ちゃんとした王様がいるからなんだ
きっとシャーマンキングになる人っていうのは
そんなみんなでいられる世界を作る人なんじゃないかな…」 小山田 まん太


「最初は民のことを第一に考える優しき王も、
次第に民の愚かさに嫌気がさし、独裁者に成り下がる。」
という『風の谷のナウシカ』(宮崎駿著)の中の場面を思い出した。
まん太の意味することとは別物なのだが、ふとしたときにどうしても思い出してしまう。
それだけこの場面は衝撃的だった。
そういうことを考えたこともなかったから。

「君がうわさの恐妻アンナちゃんだね
君の事は十祭司の間でも よく話題になるよ
なるほど トイレから出るなりキメるとは
いい根性してるよね」 シルバ

「うるさいわね とっとと話進めなさいよ」 恐山 アンナ

真面目なだけじゃなく、小ネタもきいている漫画はやっぱり面白いのだと思う

「真の愛とは 相手を信じつくすこと
これがシャーマンキングへの試練の闘いなら
勝つも負けるも死ぬも 彼は全て受け入れるわ
あたしは葉がシャーマンキングになるって 信じてるから」 恐山 アンナ


愛なんてまだわからない。
でも『世紀末の詩』(野島伸司著)の中で、百瀬夏夫はこう言う。

「愛とは、信じることではなく、ただ疑わないことだ」

わたしにはこちらのほうがずっと、
真実に聞こえる。