空と無と仮と

1990年代の沖縄旅行 ジェットフォイルで伊江島たっちゅ~②

        


アーニーパイルの碑というのは、
この伊江島で戦死した従軍記者アーニー・パイルのために、
アメリカ軍が建立した慰霊碑です。

日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、
ピューリッツァー賞も受賞しているジャーナリストです。

自分も正直言って、
そんなに思い入れがあるというわけではありませんので、
興味がある方は「ウェブで検索!」って感じです。

わざとリュックを置いて、
数枚の写真を撮ってから、
次はニャティヤ洞へと向かいます。

伊江港とは反対側の道を歩きます。
地図帳で確認すると、
道なりに進めばいいわけです。

ちなみにこの当時はスマホなんてありません。
タブレットなんて、タの字もありません。
携帯電話はありましたけど、
電波は届いたのかな?
ちょっと忘れてしまいました。

たしか沖縄セルラーでしたっけ?
自分はTU-KAでしたから、
本島ではローミングできたと思います。

このあたりになると住宅地が少なくなって、
田畑が多くなってきますね。
沖縄本島南部に雰囲気が似てるような気がします。
なんだか、喜屋武岬へ行く途中の畑の中を思い出しましたね。

自動車は時々通りかかるのですが、
農作業をしている人は見かけなかったような気がします。
2月の下旬ですから、
そんな時期じゃなかったのかもしれません。

数十分歩きますと、ほとんどが田畑ですね。
遠くに海が見えるので、
海岸沿いを歩いていこうと思いましたが、


        


1997年当時は上記の画像のような、
アナログ満開な地図帳しか持っていません。

海岸に続く道はいくつもあるのですが、
御覧の通り地図帳にはほとんど載っていません。

迷子になるとは思わなかったけど、
行き当たりばったりでは、
余計な遠回りになりそうな感じだし、
時間的にちょっと不安になりましたので、
道なりに進んでいくことにしました。

グーグルマップやストリートビューなんて、
その頃はありませんでしたから。

そうやって独りでトボトボ歩いていました。

すると後ろのほうから話し声が近づいてきます。
何気なく振り返ってみると、
女の子が二人、同じような白いチャリンコで、
スゥ~っと通り過ぎていきました。

20代前半ぽかったですね。
明らかに観光客って感じでした。

「その手があったか!」
と、レンタサイクルがあったのを初めて知りました。
日帰りといった滞在時間を考えれば、
レンタサイクルのほうが便利ですね。
情報不足でした。

ま、いい天気だったし、
特に暑さも感じない程度の陽気でしたから、
気ままなウォーキングも楽しいですよ!
っていう強がりも言っておきますです、ハイ。

そうこうするうちに、
小1時間ほど歩いたでしょうか、
ニャティヤ洞の案内掲示板が見えます。

ニャティヤ~!
って、なんかかわいいフレーズですね。
ニャ~ニャーニャ~!
なんかニャンコみたいな感じです。

伊江島の観光名所に関していえば、
初めての旅行ですし、
あまり知らない場所が多かったので、
観光バスが複数止められるような駐車場でしたから、
それなりに有名だったんですね。
これも単なる勉強不足でした。

とはいえ、バスも自動車もありませんでした。
先程追い越していった二人の女の子も、
チャリンコがなかったのでいませんでした。
グルっと一周でもしてたのかな?

今回もまた独りで、
案内掲示板通りに階段を下りていきます。

初めて見た印象というのは、
大きな大きな洞窟って感じでした。
太陽の光が入り込んでいますので、
玉泉洞のような暗闇ではなかったです。
ま、厳密にいえばチンチン洞のほうですけどね。

祠みたいのがありましたから、
ここも御嶽みたいな拝所なんでしょうね。

自分は沖縄の民俗的なものには疎いので、
「子宝に恵まれる」
ということぐらいしか知らなかったのですが、
こういった静かな雰囲気は大好きです。
ちなみに「パワースポット」
なんて全く信じてませんがね…

それにしても、
相変わらず海はキレイでしたよ。
写真を数枚撮ったはずなんですけど、
どこかへ紛失してしまいました。
ちょっと残念!

その静かで落ち着いた雰囲気を堪能しつつも、
日帰りということで伊江港方面へ戻ります。

たしか徒歩で1時間程度の道のりでしたから、
再び同じルートを徒歩で戻ります。
ほんと、レンタサイクルにしとけばよかったなぁ…

フェリーターミナルに到着したところで、
お昼の時間になりましたから、
昼食でもとってから伊江島タッチューへ。

なんか旨いものでも、
伊江島特産のなんか美味しいものでも、
って思いましたが、
結局はターミナル2階のレストランへ。

ほかにも食べるお店があったかもしれませんが、
ほとんど記憶に残っていません。

海の近くだから海産物でもと思って、
さんざん悩んだ挙句、
「シーフード味噌ラーメン」を注文。
赤だしのみそが旨かったですね。

いやはや、
はるばる沖縄まで来て、
わざわざ伊江島まで来てるのに、
なんでラーメンなんか食べるんだ?
と、思われるかもしれませんが、
グルメに関しては特にこだわりがないもんで…

ご当地グルメなんか画像付きで紹介したら、
ブログ訪問者アップ!
間違いないかもしれませんが、
どうも、そういったことにはいまだに興味がわきません。
これじゃユ~チュ~バ~にもなれませんね。
ま、いいか…

それでもレストランは2階でしたから、
広々とした港や海が一望できて、
とても素晴らしい眺めでしたよ。

次回以降に続きます。

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