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空と無と仮と

沖縄・日本史・ミリタリーなど、拙筆ながら思ったことをつれづれと、時には無駄話、時にはアホ話ってなことで…

常軌を逸した「ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会」のシェルター批判

2022年09月23日 00時50分18秒 | いろんな歴史いろんなミリタリー
先島シェルター整備 許すな ノーモア沖縄戦の会 政府検討に抗議

 台湾海峡や南西諸島での有事を想定して、政府が先島諸島でシェルターの整備を検討していることに対し、ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会は20日、那覇市の県庁で会見を開き、設置計画に抗議した。同会のメンバーは「沖縄が戦場になることを前提とした計画であり、沖縄が『捨て石』にされた沖縄戦と重なる」などと指摘し、県民全体で危機感を共有する必要性を強調した。 

 同会の山城博治共同代表は先島諸島の首長が住民用避難シェルター設置検討を歓迎していることに触れ「沖縄が戦場になることを前提に政治と行政が動いていることに恐怖を感じる」と語った。

 沖縄戦戦没者の遺骨収集を続ける具志堅隆松共同代表は「この状況に待ったをかけられるのは沖縄県民しかいない」と危機感をあらわにした。

 沖縄国際大名誉教授で沖縄戦研究を長年続けてきた同会の石原昌家共同代表は「シェルターの整備は軍と行政と住民が『共生共死』を強いられた沖縄戦と同じ流れで、77年前の教訓から何も学んでおらず怒りを感じる」と憤った。 

同会は21日の午前11時半~午後1時と午後6時~7時半の2回、那覇市の県庁前広場で「避難シェルターいらない! ミサイル基地いらない! 緊急集会」を開催する。

 また25日午後1時半から宜野湾市民会館でシンポジウム「台湾有事日米共同作戦計画の正体~県民・メディアはどう闘うか」を開催する。入場無料。連絡先は同会事務局の新垣邦雄さん(電話)090(2716)6686。
  (赤嶺玲子)

琉球新報デジタル 2022年9月21日 06:40


「有事」とか「戦争」とか、
現代の日本では限りなく「非日常的なこと」だから、
あまりピンとこないかもしれませんので、
これらを日常的な例えに変えてみます。

火災などの事故が起こりうることを想定して、
とある施設に「非常階段」を設置しようとしたら、
「火災を想定しているので設置には断固反対だ!」
と、真顔で訴えられたらどうしますか?

つまり、このようなことを主張しているのです。
「火災」を考えてはいけないのです。
「事故」を未然に防ごうとしてはいけないのです。
いやはや、リスクマネジメントの完全否定ですね。

「沖縄が『捨て石』にされた沖縄戦と重なる」

よくわからない論理ですね。
「捨て石」にならないよう、
シェルターを建設しようとしているのに…

「沖縄が戦場になることを前提に
政治と行政が動いていることに恐怖を感じる」

それがリスクマネジメントの遂行ではないのですか?
「有事」という「災害」に備えることに恐怖を感じるのは、
ハッキリいって全く理解できません。

「シェルターの整備は軍と行政と住民が
『共生共死』を強いられた沖縄戦と同じ流れで、
77年前の教訓から何も学んでおらず怒りを感じる」

シェルターを建設して県民を保護しようという考え方は、
その「共生共死」を回避するためのものではないのですか?
被害の最小限を考慮したものの結果が、
このシェルターなのではないのですか?
どこに「沖縄県民は死ね」と主張しているのですか?

バカも休み休み言え!って…

なんだかんだ言って教訓を学んでいないのは、
「沖縄戦研究を長年続けてきた」あなた方ではないのですか?

「同会の山城博治共同代表」
「同会の石原昌家共同代表」

ああ…いつものメンバーでしたね。
辺野古近辺で異様に騒いでいる人や、
日本軍の「悪行三昧」が好きでたまらない人ですから、
何言っても無駄な人たちですね……

沖縄知事選と宜野湾市長選の結果が出ましたね

2022年09月13日 00時05分09秒 | 沖縄の基地問題について
沖縄知事に玉城デニー氏が再選 佐喜真氏に6万票差 投票率2番目に低い57.92%

 第14回沖縄県知事選は11日投開票され、「オール沖縄」勢力が推す玉城デニー氏(62)=立民、共産、れいわ、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦=が12日午前1時時点(開票率99・85%)で33万9630票を獲得し、政権与党が支援した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦=に6万4851票差を付け再選を果たした。佐喜真氏は27万4779票、前衆院議員の下地幹郎氏(61)は5万3673票だった。玉城氏は1期4年の実績をアピールし、経済政策を重視。辺野古新基地建設反対を訴え、有権者の信任を得た。(知事選取材班) 

 また、欠員に伴う11日投開票の県議補選(那覇市・南部離島区)はオール沖縄統一候補の上原快佐氏(42)=無所属=が初当選し、玉城県政の2期目を支える県議会与党は議席の過半数を維持した。

 知事選の投票率は57・92%で過去2番目に低い。前回2018年知事選の63・24%を5・32ポイント下回った。当日有権者数は116万5610人だった。
 玉城氏は(1)県経済と県民生活の再生(2)子どもや若者、女性の支援拡充(3)辺野古新基地建設反対-の主要3政策を「一丁目一番地の重要課題」と位置付け選挙戦を展開。中学卒業までの医療費無料化などの実績を強調し幅広い支持を得た。
 佐喜真氏は、観光関連産業への1千億円規模の支援や日本一子育てしやすい「子ども特区」の導入を公約。米軍普天間飛行場の2030年までの返還を訴え、辺野古移設を容認したが、支持に広がりを欠いた。
 下地氏は、新基地建設について大浦湾側の軟弱地盤を「埋め立てさせない」と訴え、教育費の完全無償化や国に頼らない県政運営を掲げたが、浸透しなかった。

沖縄タイムスプラス 2022年9月12日 05:10

宜野湾市長に松川氏が再選 仲西氏に1万1千票差【3町村長選の結果一覧付き】

 任期満了に伴う4市町村長選挙と24市町村議会議員選挙が11日、投開票された。宜野湾市長選は現職の松川正則氏(68)=自民、公明推薦=が2万9664票を獲得し、「オール沖縄」勢力が支える仲西春雅氏(61)=立民、共産、れいわ、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦=に1万1206票差をつけて再選を果たした。投票率は63・49%で、前回2018年9月の市長選を0・77ポイント下回った。 

 本部町長選は無所属で現職の平良武康氏(72)が4256票で再選。大宜味村長選は無所属新人で前村議の友寄景善氏(67)が804票で初当選した。伊是名村長選は無所属新人で前副村長の奥間守氏(68)が608票を獲得し初当選を決めた。
 24市町村議会議員選は12日午前2時現在、計336人の当選、または当選が確実となった。

沖縄タイムスプラス 2022年9月12日 06:15


当ブログでは投票前に「現職が辛勝、または惜敗」
というような予想をしていましたが、
ものの見事に外れましたね。

票差を見れば明らかに辛勝ではないと同時に、
必ずしも「圧勝」「大勝」でもないと思います。

「オール沖縄はやっとのことで盛り返してきたな!」
と感じた方がもおられるかなと思い、
かくいう自分もそのように考えたのですが、
宜野湾市長選ではオール沖縄勢の敗北…

ありゃりゃ…こりゃ~どうなってるんだ?

宜野湾市といえば、
あの「世界一危険な飛行場」と呼ばれた、
あの普天間基地があるじゃないですか。
基地問題という観点からすれば、
ある意味当事者という立場ですよね。
それなのにオール沖縄は勝てないのですね。

辺野古がある名護市の市長選も、
2期連続でオール沖縄の敗北。

基地反対が県民の総意なのに、
その意を酌んだオール沖縄はなぜ勝てないのでしょうか?

勝てない理由はいろいろあると思いますが、
ここで確実に言えることは、
オール沖縄は沖縄県民の考えとは少なからず乖離していること、
オール沖縄は県民の総意であるという「デマ」を、
執拗に流布する団体やマスメディアが存在すること、
この2点だと思います。

もっとわかりやすくいえば、
県民における「基地問題」は、
本来は優先順位が低いにもかかわらず、
自らの思想信条等の理由で優先順位を故意に引き上げ、
あたかもそれが真実であるというようなデマをタレ流す、
左翼系の平和団体や市民団体と、
沖縄タイムスと琉球新報の「創作」に、
沖縄県民は気づいているのではないか、
ということです。

皆さんはどう思われるのでしょうか。

もうすぐ沖縄知事選ですね

2022年09月09日 19時34分15秒 | 沖縄の基地問題について
沖縄知事選まであと数日となりました。

首長選は直近怒涛の6連敗、
参議院選は辛勝のオール沖縄勢即ち基地反対派。

今回の知事選は果たしてどうなるのでしょうか?

一般的にいわれるのが「現職有利」というジンクスです。
そういうことでありますから、
オール沖縄勢=現職が有利ということになりますが、
今回もそれが普通に当てはまるかどうか、
自分には正直言ってわかりません。

基地反対派(オール沖縄勢)対基地容認派で選挙をみた場合、
どちらかが圧倒的勝利ではなく、
どちらかが僅差拮抗で勝利という構図が多々みられます。
どういうわけか、なぜかは知りませんが、
基地反対派が「オール」「総意」なのに、
勝てないんですよねぇ…
勝っても辛勝なんですよね…

つまり現職が辛勝か惜敗かのどちらかになる…
こんな感じですかね。

今回は旧統一教会の問題も絡んでいます。

しかし本来なら慎重に切り離して考察すべきような、
「信教の自由」と「霊感商法」の実態とを、
悪い印象やレッテルを張り付けるため、
単に相手を攻撃したいためだけに利用して、
ロクに考えもせずアホみたいにごちゃまぜにした様相が、
マスメディアを筆頭に見受けられます。

このようなことが知事選にどういった影響が出るか、
自分にはサッパリわかりません。
これは有権者がどう捉えるかの問題ですね。

また、絶滅が残念ながら決定された沖縄のジュゴンなのに、
辺野古が返還されても絶滅が決まったジュゴンなのに、
なぜジュゴンが絶滅してしまうのかさえも理解せず、
「辺野古反対!ジュゴンを守れ!」と、
あたかも辺野古が返還されればジュゴンが守れると、
明らかな「嘘」「妄想」を喧伝する市民団体が存在します。

これは旧統一教会の問題を「利用する」勢力と同じく、
結局はその問題を「利用するだけ」で、
根本的な問題には一切関心がないような気がします。

あるいは辺野古のサンゴは騒ぐのに、
那覇空港拡張工事のサンゴには、
どういうわけか一切触れない連中とかね…

「沖縄県知事は中国のスパイ」というふざけたデマも含め、
選挙につきものな醜いデマ誹謗中傷合戦ですが、
ハッキリ言ってウンザリです。

基地反対派容認派の方々、
生意気なことかもしれませんが、
そんなものに惑わされないでくださいね。

それに「信教の自由」と「霊感商法」を切り離して論じないと、
保護すべき「信教の自由」そのものにダメージが付きそうで、
そういった意味では今の風潮がちょっと怖いです。

ま、旧統一教会に限らず一切の「霊感商法」については、
それはそれでまた大きな問題ですので、
安易に述べることはできそうにありません。
そういったわけでこれ以上の言動を控えます。