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空と無と仮と

沖縄・日本史・ミリタリーなど、拙筆ながら思ったことをつれづれと、時には無駄話、時にはアホ話ってなことで…

ネコババが終わらない従軍慰安婦騒動

2020年09月23日 17時21分18秒 | いろんな歴史いろんなミリタリー
慰安婦被害者吉元玉さんの支援金、入金されるたびに何者かが引き出す

 参与連帯出身で会計士のキム・ギョンユル経済民主主義21代表は21日、慰安婦被害者吉元玉(キル・ウォンオク)さん(92)の通帳に毎月入金されていたソウル市の支援金が「支給されるたびに何者かにより『現金』で引き出された。4億ウォン(約3587万円)ほどが引き出された」と疑惑を提起した。 

 キム代表はこの日自身のフェイスブックに、入手した吉さんの口座明細の一部を公開し、「国民銀行の口座から108回にわたり1億1400万ウォンが出金された」とし、吉さんが生活していた麻浦(マポ)の施設に近い城山洞(ソンサンドン)支店で毎回出金されたと明らかにした。 

 彼はまた「だれが引き出したのか? 該当銀行城山洞支店に行き窓口の行員に尋ねればすぐに答えが出るだろう」と主張した。続けて108回の取引のうち3回は麻浦の施設関係者の通帳に振り出されたとし、「他の口座(農協)では2億9500万ウォンが似た方式で出金された」とした。

 吉さんにはソウル市と麻浦区などから住宅費などを名目に350万ウォン、65歳以上に支給される基礎年金30万ウォンが振り込まれ、毎月入金される金額は380万ウォンほどだ。お金を引き出した人と方法、引き出されたお金の使い道は確認されていない。だが吉さんが高齢の上に挙動が不便で直接引き出すことはなかった可能性が大きい。

 これに先立ち6月に吉さんの息子夫婦が6月に検察の調査を受けた後、「これまで毎月110万~120万ウォン程度をもらっているものと思っていたが、今回母に毎月350万ウォンずつ支援金が振り込まれていることを初めて知った。こんなに多額のお金をもらっていることを知らなかった」と明らかにしていた。

 検察は吉さんの通帳から現金が引き出された事実は確認したが、立証が容易ではなく、尹美香(ユン・ミヒャン)議員らの起訴からは除いたという。検察は最近日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)元理事長だった「共に民主党」の尹美香議員を準詐欺などの容疑で起訴した。麻浦の施設所長と共謀し心身障害を患っている吉さんを利用し、吉さんが受け取った賞金など7920万ウォンを寄付・贈与させた容疑だ。

 尹議員は14日、「重度の認知症を患っているおばあさんをだましたという主張はそのおばあさんの精神的・肉体的主体性を無視したもの。慰安婦被害者に再度恥をかかせる主張に検察は責任を負わなければならない」と準詐欺疑惑を強く否認した。

 また、自身のフェイスブックに「おばあさんの平和人権運動家としての堂々とした素晴らしい人生が検察によって否定され、私の仲間とともにおばあさんの人生を記憶したくてアップロードする」として吉さんが自身の見解を明らかにする様子を盛り込んだ動画を上げたりもした。 

中央日報日本語版 2020.09.21 18:03 



次から次へと出てくるネコババの事実…
どうも終わりそうにありませんね。

しかし、正義連の元理事長で国会議員になったあの人は、
国会議員を辞めるという選択肢はないのですかね?

ま、これが日本だったら、
まず間違いなく辞職に追い込まれていくと思うのですが、
韓国は事情が異なるのでしょうか。
そのへんはちょっとわかりません。

「支給されるたびに何者かにより『現金』で引き出された」
今のところ誰かはわからないようですが、
ネコババ確定なのは判明しておりますゆえに、
今後の展開に興味津々です。

「心身障害を患っている吉さんを利用」
「重度の認知症を患っているおばあさんをだましたという主張」
この記事はちょっと困った事態ですね。

慰安婦おばあさんの証言が「唯一無二」「絶対的存在」なのに、
「心身障害」や「認知症」を患っているのであれば、
その証言は果たして史料的価値があるのかどうか、
という非常にデリケートな問題にまで発展するはずなのですが…

今のところそのような問題提起は日韓双方ありませんし、
今後もないでしょうね。
まぁ、いいか…

ちなみにこの被害者である吉元玉おばあさん。
性奴隷被害者か詐欺被害者かは知りませんが、
この人の証言も矛盾が多くて困ってしまうんですよね。

ま、どうせ「日本が悪い」や、
「アベが悪い」で終始するいつものパターンでしょうね。

あ、アベちゃん辞めちゃったんだっけ…

1990年代の沖縄旅行 「ひめゆり」戦跡巡り⑦ ひめゆり散華の跡

2020年09月20日 02時12分30秒 | 1990年代の沖縄旅行 「ひめゆり」戦跡巡り編
いろいろと「ひめゆり」ゆかりの地を訪ねましたが、
今回で最後になる「散華の跡」です。




荒崎海岸という沖縄の最南端ともいえる場所ですが、
どこにあるかということを長々と説明するより、
上記のグーグルマップをご覧になってください。
非常にわかりやすいですから…

ただし、当たり前かもしれませんが、
1990年代にはこのような便利なものはありませんでしたよ。

この地へ初めて訪問したのは、
マウンテンバイクで沖縄を縦断したときです。
その件につきましては、
「マウンテンバイクでほぼ縦断編」にて、
多少なりとも詳しく書いておりますので、
おヒマな方は読んでみてくださいな。




「散華の跡」という意味を非常に分かりやすく説明すれば、
「ひめゆり」のグループと教師がこの荒崎海岸まで追い詰められ、
そして手榴弾で自決をした場所です。

「ひめゆりの塔」の第三外科壕とは違った、
もう一つの悲劇ということにもなりますね。
あとは米軍の艦艇が浮かぶ東シナ海しかないという、
本当に最後まで追い詰められた場所が、
この荒崎海岸なのです。






これらの画像は1990年代から2000年代初頭にかけてですが、
他の方のブログやYoutube等で確認すると、
2020年代の現在と全く変わっていないようですね。

この石碑とゴツゴツした海岸以外は何もないようでいて、
それでいてとてもキレイな場所ですよ。
少なくとも自分はそう思っております。




上記の画像は摩文仁方面です。
正面の高い所は黎明の塔ですね。




こちらは反対側の喜屋武岬方面。

ここは東シナ海の荒々しい波の音しか聞こえません。
風が強かったら吹き飛ばされるかもしれません。
刺々しいほどの岩肌は歩きづらいです。

それでもこの場所に立ち寄ったならば、
いつも数時間はブラブラしてました。
眺望の素晴らしさと「ひめゆり」の最後という事実が、
何だか引き寄せるんですよね…自分としては。

皆さんも、
観光でも慰霊でも平和学習でも何でもいいですから、
この「ひめゆり散華の跡」を訪れてみてはいかがでしょうか。
自動車ならば「ひめゆりの塔」からは近くにありますから。
もう一度言いますが、
それはそれは綺麗な場所ですよ。





やっちまったな!沖縄タイムス その③

2020年09月16日 00時00分40秒 | 沖縄タイムスの持続化給付金不正受給
沖縄県のコロナ対策奨励金10万円も申請 タイムス社員の不正受給問題

 新型コロナウイルスの影響で収入が減少した中小企業や個人事業主を支援する国の持続化給付金や緊急小口資金を沖縄タイムス社の社員らが不正受給などしていた問題で、同社は15日、記者会見を開き、計180万円を不正受給・借り入れしていた40代男性社員が、沖縄県の感染拡大防止対策奨励金「安全・安心な島づくり応援プロジェクト奨励金」10万円を申請していたと発表した。不正に申請した持続化給付金の決定通知を申請に使ったといい、同社は奨励金の申請も「不正の可能性がある」と説明した。 
 同社が進めている社内調査委員会の同日の聞き取りで分かった。

 同奨励金は、県内中小企業の新型コロナウイルスの感染防止対策を支援するため、1事業者当たり一律10万円を支給する県の制度。
 同社によると、40代社員は8月11日に奨励金を申請して27日に受理の通知が届いた。支給はされておらず、社員は9月15日付で県に申請をキャンセルした。持続化給付金の不正受給の勧誘を受けた知人男性に奨励金の制度を紹介され、オンライン申請したと話しているという。
 持続化給付金に関しては、40代社員が申請した際に事業所名に「フリマ雑貨」と偽って記載していたことが判明した。緊急小口資金20万円を不正に借り入れた関連会社「タイムス印刷」の30代男性社員は、職業を「釣りアドバイザー」と記載していた。いずれも税理士事務所で書類を作成する際に、趣味を参考にして「知人男性と相談して決めた」と話しているという。
 40代社員はこれまで住宅ローンなど1千万円以上の借り入れがあると説明していたが、15日までの聞き取りで投資や住宅ローンなど約6千万円の借金があると説明したという。投資が副業に当たるかは、同社は「確認できていない」とした。
 同社は、持続化給付金の不正受給で、社内で新たに関わった社員は「現時点で確認できていない」と説明。第三者委員会の立ち上げを検討しており、16日にも専門家の団体に委員の推薦を求める方針。

沖縄タイムスプラス 2020年9月15日 22:11 



あらららら…
持続化給付金以外もやっていたのですね…
よくもまぁ…次から次へと出てくるもんです。

後だしジャンケンかもしれませんが、
今までの報道で「住宅ローン等で1000万円」となっていました。
しかし個人的には「絶対1000万円以上あるぞ」と思っていました。
ですから、
この6000万円という記事を読んだ時は、
「やっぱりなぁ…」と一人納得してしまいましたね。

コロナ危機のどさくさに紛れて、
バレないと高をくくってやったのかもしれませんが、
確定申告やら税務署が絡んでいる以上、
後で必ず露見するということは、
税金に詳しくない素人でもわかると思うのですが…

それでも不正を働いたということは、
そこまで追い詰められていたとも、
言えなくもないですね。

こんなクソ野郎には
全く同情はしませんがね。

さてさて、
一社員の悪事は事細かに報じているようですが、
沖縄タイムスという組織、
あるいはこのような不正を暴く側でもあるはずの、
マスメディアとしての責任は、
一体どういう風になるのでしょうか。
非常に楽しみです。
ま、始まったばかりですからね…


やっちまったな!沖縄タイムス その②

2020年09月14日 01時29分11秒 | 沖縄タイムスの持続化給付金不正受給
沖縄タイムス社長「心よりおわびします」と謝罪 不正受給は2人 借り入れ含め計200万円

 中小企業や個人事業主を対象にした国の持続化給付金の不正受給問題で、沖縄タイムス社の武富和彦社長らは13日、那覇市内の本社で記者会見を開いた。40代男性社員(総務局付課長)が計100万円の不正受給していたことを明らかにし、「国の制度を悪用した行為は法律に反するだけでなく、人や社会を欺く反社会的行為であり、決して許されない。沖縄タイムス社を代表して心よりおわびいたします」と謝罪した。 

 当該社員は緊急小口資金と総合支援資金も虚偽申請し、計80万円も不正に借り入れしていた。計180万円の返還手続きを進めている。
 また、新たに関連会社の30代男性社員が、緊急小口資金を虚偽申請し、20万円を不正に借り入れていたことも説明した。
 別の本社編集局技術職の社員2人も、40代男性社員に誘われ、税理士事務所で給付に関する説明を受けていたことも明らかにした。2人は申請はしなかったが、説明会参加に際し税理士側に「手数料」として1万円から1万数千円を支払ったという。
 沖縄タイムス社は13日までの社内調査の結果として公表。近く社内に検証委員会を立ち上げて「引き続き調査を継続する」とした。
 武富社長は「多くの県民が危機的な経営状況、厳しい生活環境を乗り切ろうと日々努力を重ねているさなかに、中小企業や個人事業主、生活困窮世帯の救済を目的とした国の制度を悪用した行為は法律に反するだけでなく、人や社会を欺く反社会的行為であり、決して許されない。沖縄タイムス社を代表して心よりおわびいたします」と謝罪した。

沖縄タイムスプラス 2020年9月13日 19:38 



さてさて、
マスメディアお得意の「説明責任・任命責任・監督責任 」は、
今回の場合、どのように作用していくのでしょうか。
ま、始まったばかりでありますから、
社長の謝罪会見は当然のこととは思いますがね。

しかし、
管理職であるはずの課長が主犯てことは、
会社ぐるみとは言えないまでも、
組織ぐるみっぽい胡散臭さが漂いますね。
そもそも、会社員は対象外なのにね…

しかも発覚の発端が「外部からの指摘」だそうですが、
沖縄タイムス以外の記事では、
少なくとも15人に対して不正の「勧誘」をしていたそうです。

ということは「内部告発」ではないのですね…
知っていても黙っていたのですね…
非常に残念です。

でもなぁ…
結局はトカゲの尻尾きりになりそうだなぁ…

とにもかくにも沖縄タイムスの続報に期待します。


やっちまったな!沖縄タイムス その①

2020年09月13日 03時38分49秒 | 沖縄タイムスの持続化給付金不正受給
沖縄タイムス社員ら2人が不正申請 新型コロナの持続化給付金 1人は100万円受給 「厳正に対処」

 新型コロナウイルスで打撃を受けた中小企業や個人事業主を対象にした国の持続化給付金の不正受給問題で、沖縄タイムス社の40代男性社員(総務局付関連会社出向)が100万円を不正に受給していたことが12日、分かった。
 また関連会社の別の30代男性社員は虚偽申請したことは認めたが、受給については不確かとしている。外部からの指摘を受け、沖縄タイムス社は当該社員らに対する調査を進めている。同社は社員を同日付で出向を解き、自宅待機とした。関連会社社員も自宅待機とした。 

 沖縄タイムス社社員は副業をしていると偽って、県警の調べを受けている税理士事務所で書類を作成し申請。7月に100万円を受給し、手数料として同事務所などに計15万円を支払ったという。また、十数人に声掛けして受給申請を勧めたという。
 社員は不正受給問題の報道を受けて11日に経済産業省へ電話連絡し、給付金の返還手続きを開始するとともに、同省の指導に従って県警に出頭し説明したという。
 同社は県警の調査に協力するよう社員に指示。併せて、詳細についても内部調査を進める。

厳正に対処

 石川達也・沖縄タイムス社取締役総務局長 社員が給付金を不正受給したことを重く受け止め、おわびします。コロナ禍に伴う国の救済制度の趣旨に反する行為は到底許されるものではありません。現在、当該社員は警察の事情聴取を受けていますが、社内でも事実関係を詳細に調べた上で厳正に対処します。

沖縄タイムスプラス 2020年9月13日 01:10 



たしか、同様の事件で実名報道がなされていましたが、
沖タイの場合はないのですかね?

出向とはいえ沖縄タイムスの社員、
すなわち新聞社の社員ですから、
今回の給付金は対象外だということは、
誰の目にも明らかなのですから、
最初から詐取だとわかってやっていたのでしょうね。
極めて悪質です。

今後注視していかなければならないのは、
沖縄タイムスという組織としての姿勢です。

沖縄タイムス社員が個人的におこなったもので、
組織ぐるみでおこなったとは考えられませんが、
「新聞」「マスメディア」という、
ある種の特殊な立場にある沖縄タイムスが、
この問題をどういう風に報道し、
また、組織としてどう対処していくか、
非常に興味深いものがあります。

個人的なことではありますが、
沖縄タイムスをはじめとする沖縄のマスメディアについて、
自分は懐疑的であります。

それは「集団自決」に代表される歴史認識問題や、
「オスプレイ」をはじめとする基地問題について、
あからさまに偏った思想、
あるいは一方的な方向性でもって報道している点があり、
当ブログでは陰に陽に批判してまいりました。

そういった思い入れがあるゆえか、
今後の沖縄タイムスが示すその姿勢に、
ワクワク感が止まりませんのです、ハイ。

それでは続報を期待しております。