俵万智さんの子育て日記ふうに
お子さんの言葉を拾い上げた、心がほっこりする本です。
さすが万智さんのお子さんだけあって、とてもユニーク。
きっと、ちいさなお子さんの何気ない言葉にも
心を寄せるゆとりと、聞く力の賜物だとおもいます。
たくさんの言葉の中から・・・ひとつ
サンタさんの正体
万智さん・・・幼稚園のクリスマス会にサンタまで来てくれてよかったね
坊や・・・あの、きょうのサンサさん、ほんものじゃないんだよ
万智さん・・・えっそうなの?
坊や・・・ ・・・うん、じつは、えんちょうせんせいなんだ
万智さん・・・そうだったんだあ。でもどうしてわかったの?
坊や・・・あのね、おひげがとれてね、よくみたら、えんちょうせんせいの
おかおだった。
信じているお母さんをがっかりさせないように、とても気をつかって
話してくれたんですって
そして・・・数日してから
坊や・・・あのさあ、サンタさんて、神様なんじゃない?
神様が一日だけ、赤い帽子かぶってきてくれるんじゃない?
幼稚園の年中さんの坊やがサンタさんの正体
を考えた結論・・・。
このような話がいっぱいつまった本、
昨日の病院で2時間待っている間によみました。
自分の子育ての時代にも、いっぱい
あったはずなのに・・・昔の事は覚えているはずだから
思い出そう。