ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

「もう、うんざりだ」

2007-03-31 02:26:52 | 世の中
わたしじゃありません。
ルポライター 鎌田慧(かまた・さとし) が東京新聞のコラムに書いていました。
原子力発電所の事故隠しから書き起こして「日本の社会・・・足元が溶解シンドローム」だと。
「うんざり」のもとは
戦時中の大臣だった祖父の呪縛から逃れられず、改憲一本槍の三代目・首相、水道水を飲む市民をバカにする農水相、女性を産む機械にしか見ない厚労相、・・・内閣にゴマをするNHK,労働者の人権などまったく無頓着、「社会的責任」意識のない日本経団連会長。・・・ゴーマン東京都知事。統一戦線を組もうともしない独善共産党。

なんとなく感じていることが、しっかり書かれた活字に出逢うとほっとします。
あながち私もヘンなだけじゃないんだと・・・
特に最後の「独善・・・」にはうなずいてしまいました。

「うんざり」を私なりに追加すると、行政の家来になった裁判官、税金を使って環境を壊している環境ビジネス、高額な電波に乗ってくるばかばかしい番組・・・もう寝よっと 

『八丈島より愛を込めて』パパ大津留

2007-03-15 11:31:26 | お知らせ・情報
本屋さんの文庫新刊棚で見つけました。

しょっぱなから<ベン・E・キング>!
とっても楽しい話題が楽しく語られている本・・・です。

私は釣りには不案内で「ジギング」なんてことばも知りません。
音楽も(洋の東西を問わず)詳しくありません。

でも楽しくて、一気に読んでしまうのがもったいなく、
「きょうはここまで!」と自分に命令して閉じました。

帯にある「読めば必ず癒される!」キャッチ文句は、
特にワィらの世代には誇張ではないですね。
若い人に「まあ、あんたらは知らないだろうけど」
(フン、 オメィ は ショクナキ じゃ )
と、自分たちの良き時代を自慢しているようないい気分。

注: 著者は、底土の Papas Inn オーナーです。

1000の風

2007-03-12 18:20:38 | 世の中
やっぱり書いちゃおう・・・

「千の風になって」という詩が流行っています。
こちらであったコンサートでも歌われました。
でも、この詩が話題になるたび、気持ち悪くなるのです。
だいじな宝物の光が、ぼやけてくるような・・・

『あとに残された人へ 1000の風』 南風椎訳 三五館
という美しい本を、ご主人を亡くされた同僚へ贈ったのは、もう10数年前のことでした。彼女はとても喜んでくれて、しかも元気になってくれました。
A THOUSAND WINDS を初めて邦訳したこの本は1995年6月が初版で、いまでも入手できます。
雑誌「文芸春秋」で河合隼雄氏がとりあげたこともあります。

もとの詩が作者不詳だからといって、日本に紹介した詩人とその本を、
新井満氏をはじめとして無視していることが、とても気もち悪い。
さらに原詩の由来について、不確かなことがまことしやかに話されていることも。

南風椎氏は<ぼくの調べた限りではカナダ先住民マカ・インディアンに伝わる祈りを100年前に英語圏の人が美しい英語の詩にしたようだ>と言っています。
彼の本は、その<祈り>をたいせつにしているイメージがあります。

これまでのところ、いまの流行について彼はなんにも発言していません。
「いいものは、時を経て、いろいろな人の手で伝えられていく」
と喜んでさえいるらしいです。

注: AMAZONで「千の風」と検索しても、南風椎氏の本はでてきません。著者名で探します。





帰ってきた鳥たち

2007-03-08 17:45:13 | 花鳥風月
6日のこと、ことしも庭に アカコッコ がやってきました。
去年よりひとまわり大きくなって「太った」印象です。
天然記念物さまのご来訪、カメラを取りに部屋の中を動いたら、飛んで行ってしまいました。
(写真は「日本野鳥の会」のサイトから)
なかなか、なついてくれませんが、朝のご来訪時間がこれからの楽しみです。
この島のアカコッコ は健康そのものの印象です。


ちなみに、今年ウグイスの声を聞いたのは一ヶ月前の2月10日。
去年と違って「ホーホケキョ」ときれいに2回鳴きました。
「あれ、上手に鳴くようになったなあ」と思いました。
ところが翌日は「ホッ」「ケッ」「ケキョッ」などとまた下手です。子どもウグイスだったのでしょうか。
近所のおばあさんも「きょうのは、修行が足らんな」と同じように思われたそうです。