ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

近くに人間がいたら20秒足らずで全員が死ぬ

2014-06-20 16:00:52 | 世の中
核のゴミとは、そういう物質だそうだ。
以下、きょうの東京新聞から。

高レベル放射性廃棄物: 原発で使った核燃料を溶かした後にできるもの。
一時間に、1500シーベルトの放射線を出す。
1500×1000ミリシーベルト:
近くにいる人間が20秒もしないうちに死んでしまう放射線量。 

廃棄物: 捨てるもの…
でも、どこに?どうやって?

「300メートル以上の地下に埋めて、数万年を待つ」という。
その試験が始まる北海道幌延町の現場は、
毎日120トンの水が湧き出るところ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/movie/news/ZZ2014061701005877.html
ニュース動画にも、水たまりが映っている。
去年は、作業員が避難するほどの出水があった。

ここからは素人考えだけど、その地下水に放射線をあびせることになる。





「賃」労働

2014-06-11 16:01:09 | 世の中
ジャガイモ掘りをてつだいに(邪魔しに?)行って、
山ほどの新ジャガをいただいてしまい、東京に送りながら考えたこと。

東京で買ったらいくらだろう…?
たぶん3-4千円。
種イモの入手から植え付け、世話焼き、そして収獲、荷造り発送。
ぜんぶの労働時間を足して、時間給を算出したら、100円にもならない。

しかし、ジャガイモつくりの労働は、食料を作る以上に、土地を整え、
働く人と人の絆を維持し、豊かなものを作り出している。

その労働を、賃金で評価してしまうと、PCをたたく労働の1割も評価されない。

マルクスの『賃労働と資本』が解き明かした資本主義経済のしくみは、こういうことなんだろう。

話題になっている『里山資本主義』の本を読んだけれど、「労働」について、価値は「労働力」が生み出すことについて、認識が薄いように感じた。
働くこと、心身を働かせあうことを避けては、豊かさを求められない。
楽をしようとしないこと、賃金にしたらあほらしいような労働を、誇りにすること、
が課題ではないだろうか。