ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

こんな詩

2014-04-25 16:08:21 | 引用
島の「やまんばハウス」は火曜日と金曜日の12-13時だけ営業のレストラン。
とくに火曜日の焼き立てパンLunchは好評で、予約しないと入れないことが多い。

さりげなく飾られている詩にも、気もちが和らぐ。

きのうの詩:(渡部耕治さん作)


 自信が足りなくて
   謙虚になれない
 頭が高い月の満ち欠け
  どの道
    この道
     散歩道


脱官僚は

2014-04-14 16:13:42 | 世の中
「生類憐みの令

について、『本当はひどかった昔の日本』という本で知らなかったことを気づかされた。
動物だけでなく、捨て子や老人などをも「憐れむ」ことを旨とした一連の施策という。
「犬公方」と揶揄される将軍徳川綱吉の政策は
「戦国の名残の殺伐とした気風を改め、文化的な社会を作ろうということであって、
実際、綱吉の治世のあいだに劇的に江戸の治安はよくなっている」という。
しかし、役人たちのなかには、過剰に<実施>して点数を稼ぐもの、
悪用して民百姓をいじめたものが多かった。
そして、おもしろおかしく綱吉をめぐるデマがひろめられたそうだ。

だいたい悪法を悪法たらしめるのは「役人」=官僚だ。
法そのものには、かならず万民を納得させる趣旨があるのに、
それをないがしろにして、実施段階で悪用する。
憲法も解釈しだいでどうにでもできる、と政治家が官僚を鼓舞する。

選挙資金を融資してあげた政治家を告発したDHC会長、融資の趣旨が「脱官僚・脱中央集権」だった。
ずっと変わらぬ主張である。
大恩ある方に、こんなことを言うのは気がひけるが、脱官僚・脱中央集権のためには、
政治家に融資する数億円の数パーセントでも、
地方役人の国一辺倒の行政に苦しむ地域の住民運動援助に支出するほうが有効だと思う。