ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

松本復興担当大臣の祖父

2011-07-05 10:01:14 | 世の中
テレビで問題の発言を見たけれど、狂言にしてもひどいもの。
この人が 松本治一郎 の孫とは・・・やっぱり日本の家族は崩壊していて、
伝わるべきものが伝わらず、あるいは伝わり方がねじまがっている、
と思った。

以下は、Wikipediaから松本治一郎のことば。

「不可侵不可被侵」[12]
「貴族あるところ賎族あり。」[13]
「権力と闘ってきた私を、なんと考えておるのか。
 天皇から叙勲式とか親授式とか、そんなことができるなら、この松本の闘争は存在しなかったはずだ。
 勲章を欲しがり、権威をふりまわそうとする。
 この考えが差別を残すことにつながっている」(勲一等拒否の弁)[15]
「私の闘ってきた相手は君ではない。君の背後にあるものだ。
 君が悪かったと反省しているならそれでよい」(戦後になってわびを入れてきた元刑事に)


小林よしのりという漫画家の『ゴーマニズム宣言』、
はじめは、HIVに感染させられた川田龍平氏の相談に乗って、
国の役所・医薬業界・大学など、大きな権力に対して、
「ゴーマン=傲慢」であった。
いつからか、他国や一般大衆への傲慢に変化してしまった。

みごとに似ている。
権威や権力に屈しないことと「傲慢」とは一致しないのに、
表面的な傲慢さだけを学んで真似ている世襲政治家は、多い。
悲しい現実。

祝島の映画

2011-07-02 22:11:41 | 雑感
若い女性の監督作品というと、いままでに見た4-5本がどれも「討嫌」で、
敬遠していたけど、「祝の島」 は芯からよかった。
祝島は、上関原発の建設に反対し続けて28年という、人口300人の小さな島。
映画のテーマは、原発より、謙虚な島の暮らしから伝わってくるたいせつなもの…ことばに表せないなぁ。

ポレポレ(東中野駅北側)で9月半ばまで上映中、DVDもできたみたいなので、多くの人に見てほしい。