事故と責任

　「愚者の声」　というサイトから。
（去年の９月の記事）

菅前首相を批判すべきことは、ただひとつ。
「福島第一原子力発電所事故の後、関係責任者を処分しなかったことである。
これだけの原子力発電所事故を起こし、
9万人以上の避難者（自主的避難者や被災者を含めれば、十数万人以上になる）を出しながら、
半年も過ぎて誰もこの大事故の責任をとらないという事態は、
それ自身歴史に残る不祥事」

＜事故責任＞がめちゃくちゃになる一方で＜自己責任＞ということばが流行っている。

財産はだれのもの？何のため？

思いがけないNEWS。
東京新聞では「人気漫画　自由に使って」と
『ブラックジャックによろしく』の作者のことばを報じている。

たとえば『木を植えた人』など、作者が著作権を放棄して自由な使用を認めた本はいろいろあるけれど、さまざまな意図と背景がある。
インタネットの時代を背景とした今回の試みには、当人の企図はさておき、
大きな変動へつなげていける要素（思想）が潜んでいると思う。

現代社会の経済・資本主義の幹となっている知的財産権。
特許もそうだ。

いまのしくみは、財産権を登録して法的な保護のもとに、
権利から生まれる利益を享受していくもの。
利益を得るには、先にそれなりの投資が必要（よほどの幸運がなければ）で、
いきおい、富と力のあるものがどんどん独占していく。

著作権・著作者隣接権をめぐって、大きな渦が起こりそうな気がする。

24時間テレビ

２４時間テレビを放送するのと、パラリンピックを２４時間放送するのと、どっちが障害者理解が進むのかな・・・

— 乙武 洋匡さん (@h_ototake) 8月 24, 2012

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合気道を創った人

なんでもあるYouTube
植芝盛平
小太刀　使ってみたい

twitterから埋め込み実験

韓国で「脱原発」を掲げる「緑の党」が誕生。２０１２年３月。東京電力福島第一原発の事故後、李明博（イ・ミョンバク）政権の原発拡張路線に疑問をもつ市民が増え、結党につながった。４月の総選挙を前に非保守（進歩）系の野党４党は原発見直しで足並みをそろえており、原発の是非が対立軸に浮上。

— DAIGOさん (@_daigo_1202) 8月 4, 2012

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町民に見せてはいけない資料

電話　「資料５の漏水○○実績報告書」については
　　運営協議会の中だけの資料にして下さい。
　　 協議会のあとで言われたのですが、
　　講師（？）から
　　「（協議会だけの資料なので）おもてに出さないで下さい。」と
　　言われました。
　　 水海山の会で勉強会する上でも、
　　表を読むぐらいなら・・・あれですけど
　　おもてに出さないで下さい。よろしくお願いします。

電話の主は、東京都島嶼一部事務組合（広域行政の役所）の女性、
かけた先は「水海山の緑と水を守る会」代表宅。

八丈島は水海山の標高４００メートルを超す深山に、
一般廃棄物最終処分場がもうすぐできてしまう。
人口８０００人の島で、４０００人もが反対の署名をしたのに、
広域行政のため、島民の意思はまったく無視されて建設が強行されている。

「運営協議会」とは、ゴミ焼却灰を埋め立てる処分場の運営に、
一般島民も参加できるという形をよそおう場で、
講師を招いて＜安心・安全＞のアッピールがおこなわれたようだ。

傍聴者のひとりが電話の件を聞いて怒りのMail.

協議会は　公の場ですよね。
傍聴人にも配られた資料です。
資料も講師の発言も公のものだということです。
それを町民にないしょにしてくれ。。なにそれ
議長を務めた　住民課長もこの事を知っているのかな。
傍聴には、町議会議員もいたのに　それを　ないしょにして
それは　ないでしょう。

電力村の構造は、環境行政もしっかりもっている。

良い習慣は才能を超える

帚木蓬生（Hahakigi Housei）『日御子　ひみこ』を読みました。
紀元２－３世紀の北九州が舞台で、朝鮮半島・大陸との往来を担った通訳の家が主人公の小説です。
Amazonのカスタマーレビューで絶賛されていますが、
著者はフランス文学科を卒業してTBSに勤めた後、医学の道に進んだ現役の精神科医です。

物語で、祖父母が孫へ、親が子へ、経験してきた歴史を語り、教訓を伝えていきます。
「銘や、尊敬する人と日々を過ごせるほどの幸せはない。草木が湿潤で緑を増すように、人の心も豊かになる。知らず知らずに魂が成長する。」（４５０ページ）

通訳の家系に継がれていく三つの教えの最後は

「良い習慣は才能を超える」

というものです。

「努力」ではなく「良い習慣」というところに惹きつけられました。

核家族を良しとして「良い習慣」を断ち切られた時代に育った、才能ある人たちが、
いまの政治家や官僚ではないでしょうか。
科学の進歩を追うことを御旗に、「後始末」を考えないで原子力発電を進めるような愚かなことは、
もし、家事をしっかりしつけられていれば、しないでしょう。

ほかの二つの教えは「人を裏切らない」「人を恨まず、戦いを挑まない」です。
逆のことばかりが、良い習慣を身につけられなかった＜才能ある人たち＞によって推進されています。