食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

食への冒涜

2008-12-30 00:01:57 | 神と地上






日本の年間食糧廃棄量は世界の食糧援助総量を遥かに上回る年間1900万トン以上


ご存知の通り食糧自給率は40%を下回っておりこれだけ輸入に頼りながら、毎年総量の1/3、金額にして約11兆1000億円分をごみとして破棄している。

今食輸入が止まれば最初の1年間で3000万人以上が餓死すると言われる。米は貧乏人には手に入らなくなるまでに高騰し、国民はまた芋と暮らす生活が始まると考えられる。この状況は既に世界の一部で起こり始めている事でもある。

穀物自給率
オーストラリア 198%
フランス    186%
アメリカ    119%
ドイツ     111%
インド     101%
北朝鮮     78%
日本      28%



中国産への信頼が揺らいでいるなら国産品を見直すチャンス。
この60年間の食のフェイズでの米軍の占領から抜け出すため パンを離れて米を食べるなど、世界一の食べ残し大国が困難な時代のリスクマネジメントとして取るべき具体策はいくらでもある。 飢餓の解決と私達にできること>>日本の食糧事情







毎日満腹まで食べている人が「米粒を大切にしよう」と思った所で腹の底から分かりはしないと思う。

戦時中、骨と皮だけになりながら国家に奉仕した人々が今でも飽食を嫌っているように、生命を脅かす緊張と体験だけが人間の魂を震撼させるものだろう。
この意味では人々が今節食断食半断食に努める事は、国家に正しい舵取りをさせる道であると信じる事ができる。



人間を凶暴にする『低血糖症』も飽食が原因になるらしい事が分かって来ている。

人間をそのような構造に造った者への畏れをこれ以上忘れていて良いだろうか。その警戒の第一歩は食物という神を冒涜しない事から始められる。

画像提供 風景写真壁紙




















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身近な神

2008-12-20 08:27:22 | 神と地上






もしこの世に神が存在しないとしても、人間は身近に神を探す
ことができる。神とは食物の事である。


絶食して一日で欠乏する栄養素が糖質
糖質はロボットに対する電池の役割を持つ栄養で不足すると脳、臓器、筋肉の脱力が起こる。絶食、断食のつらさはこの糖質不足から来るガス欠の症状に集約される。

脳には倦怠感の他、これだけの精神症状を来す事も

イライラ
集中力の低下
神経過敏
精神錯乱
幻聴
頭痛
不安
おびえ
自殺志向



カッとしやすい
感情を制御できない
物音が気になる
他人がうっとうしい



以上は全て低血糖症の症状で、人の脳は糖質がなければ心の平安も、思いやりも保つ事ができないようである。
コントロールできなかった凶暴性 ー  新宿溝口クリニック

生命の危機に対して個の保守の本能がせり出してくる、断食をするとそんな感覚に見舞われるかもしれない。









長らく低血糖のだるさに晒されていれば、私達が日々食べている米一粒一粒がまさに脳に覚醒感を与えてくれている事実に気付くことができると思う。

人間はご飯がなければ神のごとき善性も愛も発揮できない
この点で食物は神だと言っても良いのではないか。
そう言えばこの国は年間約2000万トンの食物を廃棄している。
これ以上のバチ当たりはないと思うが…

画像提供 風景写真壁紙 素材屋さんROMANCE

















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何もしない人の分を....

2008-12-16 21:29:46 | 
 何の摂生もしない人の分(医療費)を何で私が払う





麻生首相の無配慮なお調子者(?)発言が非難を浴びている。



この発言に一つだけ見所を探すとしたら、「自分は医療費を使わない
努力をしている」
自覚なしにこの言葉は出てこない点ではなかろうか。
麻生氏はこうも話している。
「今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝
歩いたり何かしているからだ。私の方が税金は払っている」







医師も病院のベッドも足りない状況で、国民一人一人が病院と縁遠く
いられる高度の健康管理を求められる時代に入っている。

そんな中この国は体を壊すと分かっている、又は既に壊している人の
無摂生に対しても、みんなから集めた健康保険でカバーしている現状
がある。これはこの国の見えないお化けだと言われても仕方がない。




日本は何より今、食習慣を正していかなければこの国でしか起こらない
人間変性の退行病が重度に進行してしまうだろう。

これだけ民から愛国の熱情が消えては国家を健全に立て直す事など
誰にもできないと思う。


これ以上首相を変えたとて国は変えられない。
国民が真に地球、動植物、国家を愛する事ができるようになる日が来るま
では・・・

素材提供 東京発フリー写真素材集






















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子供の国日本

2008-12-09 23:25:53 | 神と地上






自己中心化
感情・衝動を抑えられない
欲に忠実



これら酒飲みの症状が現代日本にも色濃く表れている
事に気付いている人もいると思う。

人間固有の愛(愛国・人類愛・地球愛)
日本人の内にはかつての生きが見られない。

政治家達の壊れた人格も、日本人の人間らしさの脳
壊滅的被害を負っている事を示唆している。
外国人が日本のTV番組を見るとその低俗さに驚くという。













なぜ、これほど品格から遠い
「未成熟」
「大人気ない」
が似合う国家になってしまったのか?


人の脳と油脂類についての考察がここでも理解の助けとなりそうだ。日本人が特別油に弱い民族である事は[健康]の項で紹介した。大脳新皮質はもともとが煩悩に弱い厚さ2.5ミリの要塞…日本人にとっての動物性脂肪は或いは弱点中の弱点という事にもなるのだろう。

即ちピザ・マクドナルドの侵攻はこの国に特有のスケールで退化現象を引き起こしうるものだったという推論である。









人類の偉大な力を引き換えにしてもハンバーガーを食べたい人がいるだろうか。


人間の前頭葉には社会を健全に保つ種々の機能が詰め込まれているはずである。















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人と動物の関係 2

2008-12-05 06:51:55 | 神と地上






現代の地球の生態的危機はキリスト教的思想によるものだという有力な説がある。人間の生活の為に他の動物を犠牲にしても良い、森をなくしても良いという人間中心の自然を征服する対象として捉える思考である。

「キリスト教と言えば肉食」と聞くが、肉食は多大な化石燃料の消費と森林破壊を伴う。2050年の人類には地球2個分の資源が必要になるとも言われている。

国連報告-牛が環境への最大の脅威
肉食 地球環境








「人間よ小さくなれ」
この神の命令・宗教の原点から外れた人間尊大の発想がキリスト教圏でなぜ生まれたのか。そのヒントがヒトの大脳新皮質の脆さにあると私は考えている。

人間の脳は油脂、中でも動物性脂肪の摂取に弱いのである。
脂を好む宗教が自分より他者を生かす謙虚、柔和、寛容、愛という前頭葉(大脳新皮質)の道に生きる事ができず、隣人愛を説くキリストとの約束を幾度も反故にしてきたのは致し方ない事のように思える。



行き過ぎた生命への暴力、劣悪な飼育環境は虐待と思わなければならない。 参考リンク 化粧品・日用品の動物実験

なぜなら彼らの“人間と同じ”感情に価値がなければ、人間の悲しみ、嘆き、憤りにも価値が無い事になってしまうからだ。動物を大切にすることは動物のためばかりではなく、この日本の将来のためにもなるだろう。 


「神様は動物を人間の食料として創られました」
もしそうであればウシやブタから痛覚・恐怖心を取り去って然るべきではないだろうか。それが『愛ある神』のする事である。
























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