食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

地球温暖化

2009-03-25 11:40:41 | 人間




詳しい発生過程は不明とされる地球温暖化現象

この世にが存在するとするなら、この高温化の原因を
人為起源に求めるより強い必要性が自然と感じられてくる。即ち人間の業、欲望と快楽、奢りの文明の結果であることを…









大気中でCO2以上にメタンの濃度が急上昇している。


国連報告('06)でその37%が畜産から発生するとされたメタンは
2020年の排出量が1990年比で最大約60%増になる予測が立てられている。

牛のげっぷ無視できない 温室効果ガス急増を予測

大気中濃度の増加率(産業革命以降)
CO2   31%
メタン 150% ('95)
















20世紀は人口爆発の世紀でもあった。

人間が地球上に増えかつてない工業的発展を遂げる
化石燃料を燃やして上空に炭酸ガスの層を作る
畜産動物を増やす一方で森林を切り倒す


「地球を統べる者」の視点から見るまでもなく、これなら地球が温まりそうなイメージは何となく浮かぶのではないだろうか。

























「神様は人間の味方」とは人間の早とちりかもしれない。

地球上にはその生態もオリジナリティに富む幾多の生物が同居している。仮に創造者がこれを1つ1つ手作りしたのであれば大変な気合の入りようだと思わずにいられない。"良き作品群"を人間がいじめて絶滅させようとするなら創造者の感情はどうであろう。


日本には千年を超える紙のリサイクルの歴史がある。先祖が代々積み立てて来た遺産をわずか2~3代の暮らしで浪費し台無しにしていい自由は我々にないという心を取り戻し、人間が地球上から追い出される事のない未来を選び取りたい。


「宇宙の中のちっぽけな星に何十億もの人間が住み、無数の生物が同棲している。脆い地球でお互い争い自分たちのことだけしか考えない、そんな未来はいらない。人間を愛し、生き物すべてを愛するような子どもに是非なってほしい」 (手塚治虫)

画像提供 横浜市 地球温暖化対策事業本部 ナショナルジオグラフィック アニマルフォト






 










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心の文明

2009-03-17 16:35:52 | 人間





日本に浸透した経済優先の環境破壊、金権的政治、弱肉強食の理念は本来 “西欧流”のやり方であった。


150年前の日本は強者が弱者を支え格差を嫌い永続可能の社会体制を敷いていた。若者は国を案じ自らの想いに命を懸けた。

現在の低い環境意識、非協力社会、無気力な若者、凶悪事件の増加は人間の西洋化がもたらした問題と言えよう。








カネの為に何でもする獣の文明のこれ以上の追随は今後の私たちの安全の確保を難しくするだろう。

地球温暖化の進行によっても飢饉による日本沈没が現実味を帯び始める。


1~2度の気温上昇でも厳しい干ばつ水不足が深刻化し、世界の主要農作物は大幅収穫減、農業生産が不可能に近付く。
「共生」の生き方に転換し誰かを助けなければ死ぬのは自分であると日本人こそ自身の問題を真剣に捉えなければならない。









食品偽装をしてでも、
アダルトコミックを売ってでも、
会社を大きくする。


このような規範の外れ方がこの国は尋常ではなく映る。

人々がどれだけ心の文明に価値を感じ、人間の西洋化・挫折した白人主導型文明からの脱皮を図れるかで未来は変わるのだろう。

画像提供 壁紙配布



















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草の根のチェンジ

2009-03-06 17:07:30 | 人間





コンビニエンスストアで成年誌ヤマザキのパンを買えば“そういう物が流布する社会”へ一票を投じた事になる。


あなたが家で茶碗を割ったらそのまま捨ててしまうかもしれないが江戸時代には焼継屋という修復商が存在し茶碗・陶磁器の再生を手がけていた。人々がどのような価値観の下でどう行動するか、その人間の営みの上に今日の経済も成り立っている。






お金しか見えなくなり、選択され次世代へ生き残るべきものには目を伏せ続けた、
その前世紀の反省に立って、発展戦略を今新たに組み換える時ではないだろうか。

買い物であれば
米は米屋
野菜は八百屋
豆腐は豆腐屋
魚は魚屋
肉は精肉屋
酒は酒屋
靴は靴屋
電器は電器店


専売店での積極的購入をするのもその一案になるだろう。



海外進出を含めた地球規模の競争を繰り広げた結果、地域産業と国内の農漁業は衰退、商店街の中小商店は駆逐された。

地域の空洞化と過疎が今や文化・福祉・教育という国家の基盤まで揺るがしている。





効率化・合理化に夢中になる“米国流”に身を任せれば将来に「風情」「人間味」「職人技」が残る事は期待できそうにない。

「少し高くても・・・」 そう思える店は誰にでもある。
みすぼらしくでもけち臭くでもない、人間らしく快活・大胆に経済社会情勢を作り変える“チェンジ”はどこからでも始める事ができる。

画像提供 壁紙配布



















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