食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

 菜食のDNA 3

2008-02-20 23:47:19 | 健康









              腸2






大腸ポリープでも日米の患者に差異がみられる。


アメリカ人の大腸は大きなポリープが出来ても滅多にガン化することがないのに対し、日本人では小さなポリープであってもガン化してしまう例が珍しくないという。これも防衛メカニズムの違いなのであろうか。


世界一の胃ガンの民である日本人は腸疾患の増加も著しく、ガン発生のトップはまもなく胃から腸へと移ろうとしている。


画像提供 持田製薬株式会社


















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 菜食のDNA 2

2008-02-12 22:44:57 | 健康









              






日本人の腸は欧米人より長いと言われる。(さらに詳しく)



食べてもその全てが吸収されない植物の栄養素をより多く消化・吸収する為には腸が長く表面積の広い方が有利である。

草を食べる牛の腸は体長の20倍(40~60m)、馬は10倍、ヒツジは24倍の長さを持つ。(ライオン、猫、犬は体長の4~6倍)




長い腸は植物から多くの栄養素を得る反面、便を蓄積しやすく排出しづらい体の構造でもある。

ある検査では食物の排出に要する時間は日本人よりアメリカ人の方が短かった。アメリカ人の胃腸には肉類に大量の胃酸をかけ、短い腸をくぐらせすぐに排出する肉食動物と同様の能力がみられるのである。


便から湯気が立つように腸内は炎天下の環境。
肉類を何日も腸内に置けば悪玉菌や腐敗物質が増え便秘、下痢、腸炎、大腸ガンの発生因子となるので注意したい。



画像提供 持田製薬株式会社 フリー素材POMO



















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