食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

 ◇全体問題

2006-09-25 23:59:15 | 宗教


朱に交われば赤くなる
一人のポイ捨ては全体に連鎖する。周りがやっていれば自分がやっても許されると思ってしまう。これが人間というものではないだろうか。
一人の問題で済む事は何一つないと思う。


この国に「なくそう飲酒運転運動」が展開する事はあり得ない。各人
自分には関係ないと思っているからだ。


事故に遭っても自己責任です。アスパルテームを食べて脳腫瘍になろうと自己責任。米国産牛肉を食べてガンになろう。自己責任です。」 全てが一人の問題。独り占め。・・・・こんな国をどうやって好きになれと言うのでしょうか。

「自分には無関係」と言う間にフラフラする車が増加しいつかは我が身にも災いが降りかかる。その時社会は知らん顔。 ―結局人間一人では何もできないし、人間は全体で捉える必要のある生き物でもある。本来は一事が万事の筈なのだが。。

埼玉園児事故:17人死傷 「カセット裏返そうと脇見」
埼玉県川口市の市道で「川口小鳩保育園」(同市戸塚)の園児らの列に車が突っ込んだ事故で25日、病院に搬送された園児2人が死亡した。他の園児3人も意識不明の重体。保育士の女性2人と園児10人が重軽傷を負った。



今後の日本が怖くてたまらないと思ったなら、今悪いと思える事を一人一人がやめて行くしかない。

社会全体を見渡せば全てが
因果応報、一人の行為が全体に影響を及ぼしてこうなってしまった。誰が悪いと言うより全体責任ではないだろうか。「殺生は良くない」と言うと宗教臭がしてしまうが、どうやら美食三昧という生き方に人類は構造的に耐えられないのも事実だ。そしてこの毎日の酒池肉林が何でもないと考えるのは、少々「人間」を忘れ過ぎていると思う。
















神は助けてくれない
「神よ核兵器を廃絶して下さい」などと祈っても「それは人間のやる事だ」と返されるに決まっている。神は古来より考えて行動する人間を補助するだけの存在だった。人間は少しの努力で報われるようになっているのだから、教会はまず「食べない努力」をしてみてはどうか。慈愛の強い神が怒り易いのならそれは
人間の事を本気で考えている証拠に違いない。神は幼児達の死に憤る存在であり、何も感じず行動のないキリスト教会に大した加護のあるはずもない。


 「神は正しく働く者を助けようとして待ちもうけておられる」 

 -トマスアケンピス (ドイツ 聖職者) 









 

 

 

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 ◇大和魂?

2006-09-19 20:19:48 | 宗教

人間が変わってしまった時、必ず環境に原因を求める事ができる。

ここ10年で大きく変わったのは
性の環境食の環境、そして環境とは周りの人間も含んでいる。一人が髪を染めれば、その他大勢も染め始める。


インターネットの普及を考える。仮に国民全員がインターネットにのめり込んだなら、
国民の睡眠の質と量が低下する事態に繋がるだろう。睡眠不足に陥れば気力・体力が落ちて精神状態がカリカリし易くなるのは誰もが承知の通り。周りに怒り易い人は増えていませんか?仕事を増やされると激怒する人が増えていませんか?

アスパルテーム-米国国防総省(ペンタゴン)で化学兵器の扱いを受け 微量でも
脳腫瘍胎児の脳障害を引き起こすという物質。何でもないと思われているが国内での消費量は年間180トンに上る。


本来「一事が万事」そう全員で戒め合うべき部分でも、バラバラの国民は「極端だ、神経質だ、何でもない」と国家全体をとらえないのである。飲酒運転の加害者も「
飲酒運転くらい何でもない」と思って事故を起こしているに違いないのだが。




10代20代が起こす凶悪犯罪、重大事故の増加は、
大人の教育がうまく行かなかった事を示す端緒と言える。全体意識を忘れ次世代の教育という義務を放棄した彼らに、「若い世代は駄目だ」など他人を責める権利があるのだろうか。

学級崩壊を起こしている児童達が成人してどんな社会を築くかは考えずとも分かる。
若者が大人を本当に尊敬している社会には振り込め詐欺もオヤジ狩りも起こり得ない犯罪だと思う。結局団結を忘れて困るのは国民全員、そして自分自身ではなかったか。

いま「景気はもういいから治安を何とかしてくれ」という声が政治にあがっている。しかしこれは政治家ではない市民運動によらなけば決して片付かない問題である。我々は全体で「飲酒運転をなくそう」「環境保護運動をしよう」「治安の増進に努めよう」と全体運動を起こすならもう少し幸福な人生と社会を築けると思われるが、
大和魂を守り抜く為にしてはいけない事をやり尽くしてしまった感がある。



児童の教師への暴力頻発、昨年度は38%増
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060913it14.htm
2005年度に全国の公立小学校の児童が教師にふるった暴力は、04年度の38%増にあたる464件にのぼったことが13日、文部科学省のまとめで分かった。調査が始まった1997年度以降、200件前後で推移してきたが、03年度から急激な増加傾向となっている。


 



 

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 ◇魂の死

2006-09-11 05:57:44 | 宗教

 


サンデー時評「殺人列島」 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/iwami/sunday/
ただごとでない。毎日のように新たな殺人事件が起こり、二、三日前の事件は忘れていく。記憶にとどめるいとまも与えないのだ。

10日 酒気帯び運転の車が山陽線の電車と衝突
10日 中2女子、母が絞殺=首にベルト巻き-兵庫県警
9日 交際相手を包丁で刺す、21歳女を逮捕…東京・青梅市
9日 「口論で逆上」33歳娘、父親を包丁で刺し殺す
9日 <殺人未遂>通り魔?男性刺され重傷 福岡・久留米
8日 2歳男児、意識不明=29歳母、殺人未遂で逮捕 虐待の疑い・大阪



環境の動物

日本人には全体意識が欠落している。

仮に飽食の害が僅かなものであっても国民全員が飽食するならその害は
1億3000万倍である。薄いピンクも重なれば真っ赤、「朱に交われば赤くなる」の言葉通り皆がやっているからと歩行喫煙、ポイ捨て、イジメを全員で行うようになる。

メディアの汚染-雑誌、漫画、TV番組の質の低下 卑猥な物は言うに及ばずサスペンス劇場に見られる短絡的動機による殺人は果たして日本人の行動基準に影響を及ぼしていないだろうか。TV番組出演者の言葉遣いも酷くなる一方である。

やがて複合汚染のスパイラルが発生し、その害は1億3000万倍を遥かに超える。もはや「
5年前は良かった」と思えるレベルではないか。この先の倫理崩壊は、恐らく更に早い。



国家全体を考えなくなった国民の自業自得でもある。昔の日本人は「この添加物を1億人が摂取すれば100人に重大な障害が発生する恐れがある。
だから使わない。」と100万分の一理論で動いていたが、このような意見にもう価値はなくなってしまった。こんな国家に生きて国民が生きる意味を感じられないのは無理のない事なのかもしれない。

魂の死んだ国。我々は過去の日本人を泣かせるような事を、もうやめなければいけない、そう思う事があるが如何だろうか。






 身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留めおかまし大和魂 

 - 吉田松陰 




 



 

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 ◇真の命2

2006-09-07 00:01:41 | 宗教

70年代以前、親と子供は固い絆で結ばれていたものだった。無我の社会には子供達の未来をきちんと考える大人がいた。今はどうだろう。自我の強い社会に自己中心型我が侭人間が増えた。家族同士の殺し合いのニュースを聞かない日はない。



9月 <母親刺傷>中3の長男がナイフで 現行犯逮捕
9月 「殺そうと思った」中2男子、母親をバットで殴る
9月 父を殴り死なす 40歳男逮捕 西宮
9月 <殺人未遂>父殴り重体、16歳二男を逮捕 北名古屋
8月 <埼玉小六焼死>中1長男「両親が死んでも仕方ない」と話す
8月 稚内女性殺人 母殺害30万円で依頼
8月 母、2児を殺害 天理自宅から
8月 <母親殺害>自殺図った42歳長女を聴取 名古屋
8月 <乳児絞殺容疑>32歳母を逮捕 愛知・豊明市
8月 45歳長男が父親殺害 文化包丁で胸を刺す
7月 中1男子が母親の頭切る 成績言われカッと
7月 親類4人を包丁で刺す 隣家の23歳男を逮捕
7月 父親焼死 19歳長女逮捕「両親が厳しく当たった」千葉県佐倉市
7月 8歳娘落とし殺害で母逮捕 愛知・豊田市の陸橋
6月 放火殺人で高1長男逮捕 「成績、父親に言われた」
6月 親子で口論、長男を刺殺 周南




致命的な“人間嫌い”
日本社会の人間愛の冷え込みは依存症の増加にも見て取れる。加えて環境を壊してばかりで不必要に強欲な大人の態度が人間嫌悪に拍車を掛けている点にお気付きだろうか。少年少女はもう醜い人類の為に立ち上がるなど馬鹿らしいという。







┃ 何をおしても悲惨な虐待を無くす、国民の平和・権利・健康を守る。
┃ 命を張ってでもそう言える人間達が必要です。



むしろこんな事を書いていた私の方がバカ丸出しになってしまいましたよ。日本の再生が上手くいかないと思う事があったらそれは大人が醜態を晒して来たツケでもあるだろう。





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 ◇真の命

2006-09-04 23:24:34 | 宗教

キリストの言葉に次のようなものがある。

「人はたとい全世界を手に入れても、まことの命を損じたら、何の得があるでしょう」

まことの命とは人間の霊的な命である。感謝する心、感激する心、万物を慈しむ心、人間を愛する心、たましいといった物も、含まれるのかもしれない。



 どれだけの財産を得ても、財の有り難味を忘れてしまったら
 どれだけの健康を得ても、健康への感謝を失ってしまったら
 どれだけの能力を得ても、相手を敬う心を失ってしまったら
 どれだけ平和な国でも、国民が平和の価値を見出せなくなってしまったら
 どれだけ美味しい物を食べても、その美味しさを感じられなくなったら



その人間の人生は恐らく空しい。英国では富豪ほどよく自殺するという。
物が豊かになっても、
物を大切にする心を失ったら… 今の日本にグサリと突き刺さる言葉ではないか。



生きてはいても―
全てを手に入れた日本人に無いもの、それは真心 誠心誠意 正義心 団結心 愛国心といったであるように思われる。まず社会に血が通っていない。困った人間に手を差し伸べる人間が居ない為、イジメも虐待も詐欺も傷害も戦争ももうやりたい放題なのだ。

「我々は平和を失うまでその尊さを知る事はできないのか」
人間にはきちんと平和へ
感謝する心が備わってはいるが、如何せん現代には霊の命を葬る障害が多過ぎる。常に命の門を選び続け平和を守り抜いた江戸時代の人間は本当に良くやったと思えるが現代の日本人は心を失い、視れども見えず聴けども聞こえず食えどもその味を知らずの盲目状態に陥っている。

今の日本に真の平和と自由があるだろうか?

あるのは協力し合う事もできず人間と人間が親子同士でさえ解かり合う事のできない無機質で無慈悲な平和と、飲酒運転で一瞬にして他人の幸福を奪って良い自由。己を制し得ない者が自由人を名乗る事などできる筈はない。このまことの命を損じる死(楽)の門の先に、究極の堕落・戦争が待ち受けている。










神は傍観者に過ぎない
神は人間が戦争をしようと平和を築こうとどちらでも良いと考えているのではないだろうか。神の仕事と言えば平和を築いた人間を天国へと迎え、平和を壊した人間をひっ捕らえて地獄の火炎の中へ放り投げる事。各人の信仰の過ちを正す事など職務外。今も昔も平和を壊している某宗教の変わり映えの無さが、それを証明している。





 

 

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