食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

 ◇魂の死

2006-09-11 05:57:44 | 宗教

 


サンデー時評「殺人列島」 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/iwami/sunday/
ただごとでない。毎日のように新たな殺人事件が起こり、二、三日前の事件は忘れていく。記憶にとどめるいとまも与えないのだ。

10日 酒気帯び運転の車が山陽線の電車と衝突
10日 中2女子、母が絞殺=首にベルト巻き-兵庫県警
9日 交際相手を包丁で刺す、21歳女を逮捕…東京・青梅市
9日 「口論で逆上」33歳娘、父親を包丁で刺し殺す
9日 <殺人未遂>通り魔?男性刺され重傷 福岡・久留米
8日 2歳男児、意識不明=29歳母、殺人未遂で逮捕 虐待の疑い・大阪



環境の動物

日本人には全体意識が欠落している。

仮に飽食の害が僅かなものであっても国民全員が飽食するならその害は
1億3000万倍である。薄いピンクも重なれば真っ赤、「朱に交われば赤くなる」の言葉通り皆がやっているからと歩行喫煙、ポイ捨て、イジメを全員で行うようになる。

メディアの汚染-雑誌、漫画、TV番組の質の低下 卑猥な物は言うに及ばずサスペンス劇場に見られる短絡的動機による殺人は果たして日本人の行動基準に影響を及ぼしていないだろうか。TV番組出演者の言葉遣いも酷くなる一方である。

やがて複合汚染のスパイラルが発生し、その害は1億3000万倍を遥かに超える。もはや「
5年前は良かった」と思えるレベルではないか。この先の倫理崩壊は、恐らく更に早い。



国家全体を考えなくなった国民の自業自得でもある。昔の日本人は「この添加物を1億人が摂取すれば100人に重大な障害が発生する恐れがある。
だから使わない。」と100万分の一理論で動いていたが、このような意見にもう価値はなくなってしまった。こんな国家に生きて国民が生きる意味を感じられないのは無理のない事なのかもしれない。

魂の死んだ国。我々は過去の日本人を泣かせるような事を、もうやめなければいけない、そう思う事があるが如何だろうか。






 身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留めおかまし大和魂 

 - 吉田松陰 




 



 

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