俺はピースケ。孤独な戦士。
ラダトームで皮のたてを購入した俺は、意気揚々と町の外へ飛び出した。
天気もよく、旅に向いた日柄と言えよう。
日の光を浴びた、俺の爽やかな目に、海を隔てた先にある、まがまがしくも立派な城が飛び込んできた。
あれがウワサの、竜王の城らしい。
橋、かければいいじゃん!
泳いで渡れそうな距離だぞ! 俺はやらねーけどな。
ラダトームの町に、北にあるガライの町から来たというおっさんがいたので、とりあえずそこを目指すことにした。
青くプルプルしたスライムや、オレンジ色に艶めくスライムベスは、俺の素手の鉄槌でも楽に倒せた。
しばらく歩を進めると、ドラキーという、コウモリのような魔物が襲いかかって来た。
ピースケのこうげき!ドラキーに1のダメージ!
ま、まずい・・・・・・
俺は、逃げを選択した。逃げることも、時には大切なのだ。
3回、まわり込まれた・・・。
やっとこさ逃げられた時には、残りHPは2となっていた。
俺は、町で手に入れたやくそうをほおばりながら、「何で昼間なのにコウモリがいるんだ~!」と叫びながら城へ戻った・・・。
素手での戦いは危険だということが分かったので、どうのつるぎ(180G)を買うための金かせぎを行うことにした。
ラダトームの周辺をひたすら歩きまわり、スライムとスライムベスを相手に戦闘を繰り返す。
レベルも4まで上がり、スライムなんざ敵じゃなくなった頃、南の方へ足を伸ばしてみた。
ゴーストがあらわれた!
なんとか倒したが、ボッコボコにされた。
MPもなくなり、仕方なくキメラの翼を使うことに・・。
「何で昼間なのにゴーストがいるんだ~!」と、叫びながら、城に帰還した。
満身創痍となった俺だが、懐にはじゃらじゃらとGが溜まっている。
念願の、どうのつるぎを買い、あまった金でまたしても、あの女の子と一緒に宿屋に泊った。
身も心も充実したので、次こそは、ガライの町を目指そうと思う。
つづく。
~プレーヤー鮎華によるあとがきというか解説?~
なぜか、最近ドラクエが下手になってる気がする鮎華です、こんにちは^^;
昔はもっと、慎重派だったはずなんだけどな~・・・・
さて、Ⅰの世界には夜はありません。でも、ゴーストもドラキーも出ます。
ところで、コウモリは哺乳類なのに、ドラキーは鳥類モンスターに分類されてるそうです。はい、どうでもいい!
小さいウィンドウが開く戦闘画面も、今じゃ考えられないですね~。
次は、ガライの町です。 →第4回
そっか~!1は夜ないんですよね~!
うわぁー懐かしいなぁ~~。。
絵がシュールで爆笑しました(笑)
ちょ、ピースケ露出狂じゃん!
そんなピースケ君について行く町の女の子もどうなの!?(笑)
爆笑いただいて何よりです。あたしも、あんな絵を描いた甲斐があったってもんです(笑)
女の子はきっと、ピースケのオープンなところが気にいったのでしょう(笑)
そっか~。夜がないのか~。ゴーストやがいこつが出ても、怖くないですね(笑)
いやほんと、ゴーストもドラキーも、まだ橋を渡ってないのに出てきますから・・・焦りました^^;
やっぱ、アンデット系は、それなりの雰囲気の場所に登場して欲しいですよね~^^
コメントありがとうございます♪