前回、ホルス王子の、夏休みデビューを手伝った一行。
お礼に魔法のカギをもらい、ピエールという新たな仲間も得て、旅は続きます。
ホルストック城近くの小屋で、魔法のカギのトビラを開け、不思議な井戸にダイブ!
上の世界にやって参りました。
クリアベールの町(上)
「ここは、空飛ぶベッドで有名な、クリアベールの町よ。」
ハッサン
「ずいぶん変わったもので有名なんだな、この町は。」
チャモロ
「ふむ……。空飛ぶベッドのことは、聞いたことありませんね。」
アモス
「本当に、空飛ぶベッドって有名なんですか?私は知りませんでしたが。」
『有名』とか言ってるわりに、誰も知らない(笑)
ところが話を聞いてみると、昔は飛んでいたのに、ある時から飛ばなくなったらしいです。
それなのに、「空飛ぶベッドで有名な、クリアベールの町よ。」とはよく言えたもんだな^^;
ある空き家に、カギがかかってます。怪しいですね、においますね。
ここにいても事態は進展しないようなので、フィールドの階段をくだり、下の世界へ。
クリアベール(下)
おばさん
「ハリスさんの所のジョンくんは、うちの娘とも仲が良くてさ。 ジョン君が亡くなったことを、娘にどう話したらいいのか…。」
突然の、訃報です・・・・・・。
女の子
「ジョン君ね、どこにもいなくなっちゃったんだ。 わたしもベッドに乗せてくれるって、お約束してたのに……。ぐすん。」
ハッサン
「友達がどっか行っちゃったのか?」
チャモロ
「夕飯までには戻ってくるのではないですかね。」
たった今、訃報を聞いたじゃねえか!!!
まあ、あたしの、話しかける順番が悪いんですけどね!(笑)
マゴット
「私の息子……ジョンは、旅芸人のパノンさんが来る日を、とても楽しみにしていました。パノンさんも、ジョンのことをとても可愛がって下さって。
今度来る時は、勇気のバッヂをあげると、ジョンに約束してくれたんです。
勇気の岩をけずって作ったバッヂをつけていれば、きっと病気に勝つことができると。
でも、その後、パノンさんはこの町を訪れることはなく。ジョンは亡くなりました。
あの子はとても楽しみに待っていたのに……せめて、お墓に供えてあげられれば…うっうっ。」
吟遊詩人っぽい男
「運命のカベと呼ばれる、険しい山のウワサを聞いたことあるか?」
→ いいえ。
「昔、とある剣士が、そのガケに登り、頂上にそびえる勇気の岩を削って持って帰ったというが……。」
何この、お前ら行けよ。っていう感じ(笑)
マゴットさんをはじめとする、町の皆さんの圧力で、一行は運命のカベに挑むのでした。
次回に続く☆ → 第27回