昨日、遅ればせながら映画「おくりびと」を観てきました。
日米でのアカデミー賞受賞作品!
噂に違わぬ、素晴らしい作品でした。
時間が遅くなり、18時20分開始の白石ディノスで観てきたのですが、観客はまばら。
60席くらいの劇場でしたが、観客は20人ほどだったでしょうか・・・
少し寂しい感じもしましたが、あずましく(北海道弁でゆったりと)観ることが出来ました。
劇中、何度涙が頬を伝わったでしょう。(結構涙もろいんですよ)
その一方で笑わせる場面も二、三度有ったり。
本当に良くできた映画だと感心しました。
「納棺師」という特殊な職業。
一昨年、叔父が亡くなったときに初めて見た「湯かん」の場面をじっと思い出していました。
その時も「大変な仕事だけど、プロとしてすごいなあ!」と思ったものです。
「人の死」と言う重いテーマですが、誰もが人間としていつかは必ず迎えなければならないことです。
さらに自分自身の回りの人にも起きることであり、それを受け入れ、あの世へ送って行かなければなりません。
そんな葬儀の中で、死体をきれいにして、生前のように整えて送り出す「納棺師」という仕事は、人間としての最後の尊厳を保つ、重要な仕事だと感じました。
久々に1800円というまともな値段で映画を観ました(笑)が、大満足!
中身は観てのお楽しみで、是非たくさんの方に観て欲しい映画です。